競馬総合サイトG-ZERO

2020平安S過去7年の傾向データ

平安S(G3)は、京都ダート1900mで行われる4歳以上別定G3レース。
2012年までは、1月に1800mで行われており、以下のデータは、現在の1900mに変更された2013年以降のデータとなる。
では、過去7年の傾向データを見ていこう。

●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4-0-0-3 57.1% 57.1% 57.1%
2番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
3番人気 0-3-1-3 0.0% 42.9% 57.1%
4番人気 1-0-2-4 14.3% 14.3% 42.9%
5番人気 0-0-3-4 0.0% 0.0% 42.9%
6番人気 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
7番人気 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
8番人気 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
9番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
13番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
16番人気 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%

開催年 3着内人気
2019年 1-12-3
2018年 7-3-5
2017年 1-6-15
2016年 1-3-4
2015年 4-3-5
2014年 12-7-4
2013年 1-8-5

1番人気は、4勝だが、2、3着はなく、勝つか?負けるか?となっている。
2桁人気は、3回絡んでおり、最高で15番人気。
それ以外は、8番人気以内の決着。

 

●馬齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 4-2-1-20 14.8% 22.2% 25.9%
5歳 2-2-2-24 6.7% 13.3% 20.0%
6歳 1-2-1-22 3.8% 11.5% 15.4%
7歳~ 0-1-3-24 0.0% 3.6% 14.3%

4歳>5歳>6歳>7歳以上と、若い順に好成績。
7歳以上からは、勝ち馬は出ていない。

 

●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
美浦 0-0-0-25 0.0% 0.0% 0.0%
栗東 7-7-7-65 8.1% 16.3% 24.4%

馬券になった全ての馬が関西馬で、関東馬は、馬券になっていない。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 2-0-2-9 15.4% 15.4% 30.8%
2枠 0-1-0-13 0.0% 7.1% 7.1%
3枠 0-2-1-11 0.0% 14.3% 21.4%
4枠 1-1-1-11 7.1% 14.3% 21.4%
5枠 3-0-1-10 21.4% 21.4% 28.6%
6枠 0-2-1-11 0.0% 14.3% 21.4%
7枠 0-1-0-13 0.0% 7.1% 7.1%
8枠 1-0-1-12 7.1% 7.1% 14.3%

最内の1枠が好成績だが、大きな差はないと見える。

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3-0-0-5 37.5% 37.5% 37.5%
先行 3-2-4-14 13.0% 21.7% 39.1%
差し 0-3-3-40 0.0% 6.5% 13.0%
追込 1-2-0-28 3.2% 9.7% 9.7%

先行>逃げ>差し>追込の順。
ダート1800mよりは、差し、追込の台頭もあるが、先行有利は揺るがない。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
アンタレスS 3-3-3-37 6.5% 13.0% 19.6%
ダイオライト記念 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
仁川S 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
ブリリアントS 1-0-2-11 7.1% 7.1% 21.4%
フェブラリーS 1-0-1-2 25.0% 25.0% 50.0%
マリーンC 0-1-1-0 0.0% 50.0% 100.0%
マーチS 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1%
その他 0-0-0-28 0.0% 0.0% 0.0%

アンタレスS、ダイオライト記念、仁川S、フェブラリーS、ブリリアントSからが好成績。

 

●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 3-2-1-13 15.8% 26.3% 31.6%
前走2人気 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
前走3人気 1-0-3-8 8.3% 8.3% 33.3%
前走4人気 0-1-1-7 0.0% 11.1% 22.2%
前走5人気 1-2-1-8 8.3% 25.0% 33.3%
前走6~9人 1-2-0-21 4.2% 12.5% 12.5%
前走10人~ 0-0-1-22 0.0% 0.0% 4.3%

勝ち馬で見ると、前走1番人気が中心だが、3着内となると広範囲で、9番人気辺りまで広がる。
10番人気以下からは、連対馬が出ていない。

 

●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 2-2-1-21 7.7% 15.4% 19.2%
前走2着 3-1-0-11 20.0% 26.7% 26.7%
前走3着 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
前走4着 0-0-2-6 0.0% 0.0% 25.0%
前走5着 0-2-1-6 0.0% 22.2% 33.3%
前走6~9着 0-0-1-25 0.0% 0.0% 3.8%
前走10着~ 2-2-1-16 9.5% 19.0% 23.8%

前走1、2着が中心だが、10着以下の大敗から巻き返すこともある。
3着~9着までは、勝ち馬が出ておらず、勝ち負けしたか?大敗か?となっている。

 

●注目馬
オメガパフューム
予想オッズ1番人気◎ 5歳○ 栗東◎ 差し▲ 前走・東京大賞典× 2番人気△ 1着○
総合点17
ダートG1(地方交流含む) 3-3-0-3 の実績馬。
斤量59kgが気になるところだが、昨年の同レースでも背負っており、1:58.3、上り3番時計36.9秒、0.2秒差3着があり、それ程、気にしなくても良さそう。
それよりも、東京大賞典(G1)以来となるローテーションが問題で、休養明け 0-1-1-0 に対し、2走目 1-0-0-1 と勝ち切るまでには一叩きが必要に見える。
6月の帝王賞(G1)前の叩き台という見方が本線か。

ゴールドドリーム
予想オッズ2番人気× 7歳△ 栗東◎ 差し▲ 前走・サウジC× 11番人気× 6着×
総合点7
ダートG1(地方交流、海外含む) 5-5-2-6 で、2017年12月から2019年12月まで、10戦連続G1 3着以内という、現時点で、ダートの歴史に名が残る名馬。
前走は、新設された海外G1サウジCに選出され、世界の強豪を相手に、日本馬としては最先着を果たしている。(6着)
実力に対しては、もはや説明の必要はないが、こちらも問題はローテーション。
2017年にフェブラリーS(G1)1着のあと、ドバイワールドC(G1)に挑戦し14着大敗。
帰国後の帝王賞(G1)7着、南部杯(G1)5着とショートスランプに陥った。
こちらも、帝王賞(G1)前の叩き台か。

ロードレガリス
予想オッズ3番人気○ 5歳○ 栗東◎ 先行◎ 前走・アルデバランS× 1番人気◎ 1着○
総合点21
2018年の3歳時、6戦未勝利だったため、2019年に大井に転厩し3勝を挙げる。その後、秋には、再び中央へ舞台を移した。
そこから前走のアルデバランS(OP)まで破竹の4連勝。
その全てが1番人気1着、上り時計1番時計という内容で、前走のS指数は、G1で通用するレベルの数値が出ている。
明らかに素質開花していると見える。
傾向該当点も多く、中心視。

スワーヴアラミス
予想オッズ4番人気▲ 5歳○ 栗東◎ 先行◎ 前走・マーチS◎ 1番人気◎ 1着○
総合点24
未勝利を脱するのに7戦(8か月)を要し、続く500万条件を連勝するも、そこから約半年足踏みするが、オールスターJ第3戦で、ミシェル騎手が騎乗し1着すると、続くオークランドRCT(3勝クラス)を連勝。
今年に入り、ポルックスS(OP)を0.7秒差で圧勝すると、アルデバランS(OP)0.1秒差2着の後、前走のマーチS(G3)で初重賞制覇を成し遂げた。
昨年の夏頃から出遅れ癖も解消し、素質開花と見て良い。
血統配合からはマイラータイプなので、たとえ100mでも距離が伸びるのはプラスとは言えないが、傾向総合点ではトップで、軽視できない。

 

●まとめ
オメガパフューム、ゴールドドリームの上位2頭は、帝王賞(G1)の叩き台が濃厚で、ここで何か無理をする必要はない。
また、同レースから本番までは、中4週あり、ここで仕上げてくるとは考え辛い。
そうなると、ロードレガリスとスワーヴアラミスの2頭が中心となってくる。
アルデバランS(OP)では、3着に5馬身差を付ける2頭のマッチレースで、その再戦となる公算が高い。
ロードレガリスは、昨秋からの1戦毎の成長力が素晴らしく、馬体も新馬当初から24kg近く増えた。
3歳9月。あの時、諦めずに、一度、地方を経由してでも「競走馬」を維持したオーナーや関係者の期待に応えているように見え、ここを勝って、ダートG1路線へ台頭してほしい。

(編集長・katsu)
1日1クリック!皆さん、応援よろしくお願いしますm(__)m


モバイルバージョンを終了