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WIN5傾向データ分析

場合によっては、最大6億円の払い戻しが発生するWIN5。
今週は、年の1回、発生するか?しないか?のキャリーオーバーが発生しており、折角なので、買ってみたいと思う。
そこで、今更ながら、WIN5を復習してみる。
知っておいて、損はない。

指定された5つのレースの1着を的中することで成立するWIN5だが、K理論は、4つ的中で成立させる購入方法を基本としている。
5つの中で、最も荒れると目されるレースを全通り購入するのだ。
これにより、その他、4つが的中することで、WIN5が成立するというもの。

問題は、その全通りのレースがどれなのか?だ。
全通りなので、的中は確定しているわけで、であるなら、そのレースはできるだけ人気薄に来てもらいたい。
この辺りも含めて、昨年と今年のWIN5データを見ていこう。

●2019年
最高額 471,809,030円
最低額 21,040円
平均値 15,063,416円

レース 人気平均 2桁人気回数 順位
1R 3.474 4 2位
2R 3.930 5 5位
3R 3.860 6 4位
4R 3.667 4 3位
5R 3.263 3 1位

昨年は、最高額は、2月24日で、メインレースは中山記念(G2)。
割と、堅い決着の別定G2がメインレースなのだが、2-15-12-11-5という人気で、的中も1票のみ。
最低額は、初戦の1月5日で、メインレースは東西金杯(G3)。
1-1-1-3-1という人気で、的中は22,677票と、良いお年玉になった。

各レースの人気平均値には、大差は無いが、やはり、最もグレードの高い5R目が一番堅く、2桁人気も少ない。
しかし、2位は、最もグレードの低い1R目で、間の2~4R目が荒れる傾向。
特に真ん中の3R目は、2桁人気が6回も来ている。

 

●2019年の同時期(7月21日)まで
最高額 471,809,030円
最低額 21,040円
平均値 23,355,414円

レース 人気平均 2桁人気回数 順位
1R 3.909 3 2位
2R 4.576 5 5位
3R 4.515 6 4位
4R 4.061 3 3位
5R 3.576 2 1位

昨年の同時期(7月21日)までの数値を出してみた。
丁度、半年終わったくらいの感じだが、やはり、最後と最初の5R目、1R目が堅く、2~4R目が荒れる傾向は変わらない。

 

●2020年7月19日まで
最高額 433,907,040円
最低額 65,590円
平均値 34,905,940円

レース 人気平均 2桁人気回数 順位
1R 3.194 1 1位
2R 3.903 3 3位
3R 4.323 5 4位
4R 4.355 2 5位
5R 3.516 1 2位

今年の先週までの数値。
昨年に比べると、平均値が高く、難解な印象。
また、レースの方は、昨年同様、最初と最後が堅く、2~4R目が荒れる傾向で、やはり、真ん中の3R目が5回の2桁人気。

 

●K理論のWIN5購入方法
先にも書いた通り、K理論では、5つのレースのどこかを全通り購入し、その他の4つが的中=WIN5を成立させる。
その為、以下のような条件を基にレースを並べ替え、予想する順番を確定させてきた。

①レースのグレード順
当然だが、最もグレードの高い古馬混合G1は、情報量も豊富で、不確定要素も少ないため、最も絞りやすいレースであり、逆にグレードの低いハンデ戦などは、不確定要素も多くなる。

②頭数
頭数が多いほど、事故率も高く、荒れる傾向にある。

③天候
馬場状態が悪いレースは、不確定要素も多い。

これに沿って、今週末のレースを並べ替えると、以下のようになる。

①新潟11R アイビスSD(G3)別定 18頭
②新潟9R  糸魚川特別(2勝)定量 9頭
③札幌10R 知床特別(2勝)定量  13頭
④札幌11R 大雪H(3勝)ハンデ  14頭
⑤新潟10R 苗場特別(2勝)定量  14頭

更に、先ほどの今年の傾向データを当て嵌めてみる。

順位 レース レース名 頭数 人気平均 2桁人気回数
①新潟11R アイビスSD(G3)別定 18頭 3.516 1
②新潟9R  糸魚川特別(2勝)定量 9頭 3.194 1
③札幌10R 知床特別(2勝)定量  13頭 3.903 3
④札幌11R 大雪H(3勝)ハンデ  14頭 4.355 2
⑤新潟10R 苗場特別(2勝)定量  14頭 4.323 5

人気平均では、小差4位だが、2桁人気回数がダントツの5回で、やはり全通りの候補は、新潟10R苗場特別で良さそうだ。

 

●っで、何点買う?
WIN5は、他の馬券と違って、予め、オッズが存在していない。
総投票金額の70%を、的中数で山分けというシステムだ。
つまり、払い戻し金額は、狙って得られる金額ではなく、「なっちゃった金額」ということ。
なので、我々が出来ることは、「当てる」ということだけで、そこにいくら張り込むか?という部分は存在しない。
極端な話、全通り買えば、確実に的中となるが、的中票が多ければマイナスとなり、自分だけが的中なら6億もありうるということ。
では、今週を基に見てみよう。

今週は、9-13-14-14-18頭数が出走予定なので、全通りで412,776点=41,277,600円

全通り以外の4つのレースを各3頭(◎、○、▲)、苗場特別を全通り買ったとすると、1,134点=113,400円
的中確率0.27%ということになる。
11万円以上買っても、的中確率は、1%にも満たない。

そりゃそうだ。
もしも、丁半博打=的中率50%に持ち込むなら、本来、2,000万必要なところ、たったの11万しか張らないんだから、そういう数値になる。
これから、自分が買おうとしているWIN5という馬券は、そういうもので、この数値に対して、この的中確率で買おうとしているんだということを認識する必要がある。

夢を摘むような話だが、「真実」、「本質」を「理解」した上で、望むべきだ。

 

●じゃあ、どう絞る?
単純な的中確率では、1%にも満たないとなると、その内容が重要となってくる。
「中身の濃さ」というわけだ。

各レース毎の、各人気の出現数を出してみた。

人気 1R 2R 3R 4R 5R 出現合計
1 11-5-9-6-9 40
2 3-7-7-7-6 30
3 7-8-2-4-5 26
4 3-3-3-2-4 15
5 2-2-2-4-0 10
6 1-2-0-2-2 7
7 0-1-2-2-1 6
8 3-0-1-0-1 5
9 1-0-0-2-2 5
10 0-0-2-0-0 2
11 0-1-0-0-0 1
12 0-0-1-0-1 2
13 0-2-0-1-0 3
14 0-0-1-0-0 1
15 0-0-1-0-0 1
16 0-0-0-0-0 0
17 0-0-0-0-0 0
18 0-0-0-1-0 1

・1R目
1番人気と3番人気を買っておけば、大方クリアできるように見える。
また、2桁人気は未勝利で、ノーマークで良さそう。

・2R目
1番人気の勝率が最も低いのだが、2、3番人気の勝率が高い。

・3R目
1、2番人気の合計勝率が1位ではあるが、2桁勝利数も5回と最多で、やはり全通り候補。

・4R目
平均値で見ると、1~5番人気まで押さえる必要がありそう。

・5R目
1~4番人気までが中心と見える。

 

●出走予定馬で言うと、どれ?
7月24日13:40現在の予想オッズからすると以下の通り。

1R目 新潟9R 糸魚川特別
レイパパレ 1番人気
ピーエムピンコ 3番人気

2R目 札幌10R 知床特別
フォレブルート 1番人気
キャスパリーグ 2番人気
アレス 3番人気

3R目 新潟10R 苗場特別
全通り

4R目 札幌11R 大雪H
シネマソングス 1番人気
ダンツキャッスル 2番人気
ビービーガウディ 3番人気
ソリストサンダー 4番人気
アノ 5番人気

5R目 新潟11R アイビスSD
ライオンボス 1番人気
ジョーカナチャン 2番人気
ラブカンプー 3番人気
ダイメイプリンセス 4番人気

上記の組み合わせでは、1344点となる。
これらを血統、S指数、傾向、e.t.c.…で分析するK理論のフィルターに掛けて、更に絞り込んでみたい。

予想は、2020年7月26日(日)K理論競馬予想・札幌版&WIN5で。
「何故だろう…胸がドキドキする…」

(編集長・katsu)

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