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フェブラリーS2021過去10年の傾向データ

フェブラリーS(G1)は、東京ダート1600mで行われる4歳以上別定G1。
2014年には1着に、2020年には2着に16番人気が来るという、凡そG1とは思い難い事件も起こった。
また、2年連続又は間1年明けての飛び石年でのリピーターも多く見受けられるレースでもある。
では、過去10年の傾向データを見ていこう。

●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4-2-2-2 40.0% 60.0% 80.0%
2番人気 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
3番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
4番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
7番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
8番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
11番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%

●開催年 3着内人気
2020年 1-16-3
2019年 1-2-8
2018年 4-1-6
2017年 2-5-1
2016年 2-1-7
2015年 1-5-3
2014年 16-2-1
2013年 3-9-7
2012年 7-4-2
2011年 1-3-4

1番人気は、勝率40%、連対率60%、複勝率80%と、軸として機能していると言える。
1、2番人気が揃って連対を外したのは、2012年と2013の2回のみで、連対率80%。
しかし、1、2番人気での決着は2回しかないので、いずれかが軸と考えたい。
2桁人気は、2014年と2020年に16番人気が来ているのみで割引き。
連対は、7番人気以内が基本。

 

●馬齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 3-1-1-22 11.1% 14.8% 18.5%
5歳 4-3-4-23 11.8% 20.6% 32.4%
6歳 3-2-3-30 7.9% 13.2% 21.1%
7歳~ 0-4-2-53 0.0% 6.8% 10.2%

5歳>4歳>6歳>7歳以上の順。
若干5歳馬が優勢も、4歳、6歳も大差はない。
7歳以上から勝ち馬はなく、連下まで。

 

●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
美浦 1-1-0-21 4.3% 8.7% 8.7%
栗東 9-8-10-100 7.1% 13.4% 21.3%
その他 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%

頭数、率ともに関西馬が優勢。
関東馬は、もはや割引きの域。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3%
2枠 2-1-2-14 10.5% 15.8% 26.3%
3枠 0-2-2-16 0.0% 10.0% 20.0%
4枠 1-1-0-18 5.0% 10.0% 10.0%
5枠 0-1-5-14 0.0% 5.0% 30.0%
6枠 3-0-1-16 15.0% 15.0% 20.0%
7枠 2-3-0-15 10.0% 25.0% 25.0%
8枠 1-2-0-17 5.0% 15.0% 15.0%

大きな偏りは無いが、内よりは外の方が、若干、優勢か。

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
先行 3-2-0-31 8.3% 13.9% 13.9%
差し 3-5-7-49 4.7% 12.5% 23.4%
追込 2-3-3-40 4.2% 10.4% 16.7%

差し>先行>追込>逃げの順。
馬券になった29頭が、上り5番時計以内で、これが最重要ファクター。
上りの脚の無い馬では、勝負にならない。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
根岸S 4-2-2-49 7.0% 10.5% 14.0%
東海S 3-1-1-13 16.7% 22.2% 27.8%
チャンピオンズC 1-2-1-5 11.1% 33.3% 44.4%
JCD 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
フェアウェルS 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
川崎記念 0-3-1-12 0.0% 18.8% 25.0%
東京大賞典 0-2-3-12 0.0% 11.8% 29.4%
武蔵野S 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
その他 0-0-0-33 0.0% 0.0% 0.0%

勝ち馬は、根岸S、東海S、チャンピオンズC、JCD、フェアウェルSから出ているが、フェアウェルSは2014年の16番人気コパノリッキーで特例、JCDもチャンピオンズCとなったことを考えると、主要3レースが対象となる。
連対以下を見ても、武蔵野Sから3着が1頭いる以外は、全て、川崎記念、東京大賞典が対象で、それ以外のレースからは馬券にならない。

 

●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 4-3-2-21 13.3% 23.3% 30.0%
前走2人気 1-1-0-24 3.8% 7.7% 7.7%
前走3人気 2-3-4-19 7.1% 17.9% 32.1%
前走4人気 1-2-2-14 5.3% 15.8% 26.3%
前走5人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
前走6~9人 1-1-1-22 4.0% 8.0% 12.0%
前走10人~ 0-0-0-18 0.0% 0.0% 0.0%

中心は1~5番人気。
勝ち馬、2着馬、3着馬の90%がこれに該当。

 

●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 7-4-3-23 18.9% 29.7% 37.8%
前走2着 0-3-3-18 0.0% 12.5% 25.0%
前走3着 1-1-1-16 5.3% 10.5% 15.8%
前走4着 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
前走5着 0-1-1-16 0.0% 5.6% 11.1%
前走6~9着 1-1-1-25 3.6% 7.1% 10.7%
前走10着~ 1-0-1-19 4.8% 4.8% 9.5%

前走3着までが中心。
勝ち馬、2着馬、3着馬の80%がこれに該当。
負けた馬の巻き返しは、着差1.9秒がボーダーライン。
2.0秒差以上からは、馬券になっていない。

 

●注目馬
カフェファラオ
予想オッズ1番人気◎ 4歳○ 美浦△ 先行○ 上り時計▲ 前走・チャンピオンズC▲ 2番人気△ 6着△
総合点17/32
American Pharaoh産駒の○外馬。
1.6秒差という大差勝ちの新馬戦で注目を集めると、続く、ヒヤシンスS(L)では、絶望的な出遅れをものともせず、上り2番時計35.2秒を繰り出し差し切り勝ち。
3戦目のユニコーンS(G3)では、8枠16番からのスタート。
馬なりで2番手へ付け、馬ナリで直線先頭に立ち、仕掛けられると、後は突き放す一方で0.8秒差の圧勝とした。
この時、記録したS指数は、クリソベリルの3歳時を上回っており、改めてポテンシャルの高さを確認した。
単勝1.1倍と圧倒的支持を集め、期待されたジャパンダートダービー(G1)だったが、1コーナー付近で躓き、2.5秒差7着というまさかの大敗。精神面の弱さがある面を見せた。
立て直した秋初戦のシリウスS(G3)も、ユニコーンS(G3)同様の外枠15番からのスタート。
終始、外々を回り、直線でも中程からやや外へコースを取ると、上り2番時計36.9秒で差し切り勝ち。重賞2勝目。
前走のチャンピオンズC(G1)は、4枠7番とど真ん中からのスタート。
道中は、中団の外にポジショニングし、進む形だったが、行きっぷりはイマイチ。
直線でも、後方勢に差し交されるなどし、最終的には、0.9秒差6着と大敗。
これだけのメンバーに入るとペースも厳しく、結果、距離も長かった。
現役では、貴重な1A高評価馬。
自分の競馬にハマると、圧倒的なパフォーマンスを見せるが、ズレると大敗する脆さがある。
揉まれたり、砂を被ったりは歓迎しないので、外枠が欲しい。

レッドルゼル
予想オッズ2番人気○ 5歳◎ 栗東◎ 差し◎ 上り時計◎ 前走・根岸S◎ 1番人気◎ 1着◎
総合点31/32
15戦して 7-5-1-2 という堅実な成績。
前々走のカペラS(G3)では、大外を回った分、届かなかったが、タイム差無の2着で、負けて強しの内容。
前走の根岸S(G3)では、好スタートから内枠の利を活かし、終始、脚を貯めるのに専念。
しかし、直線では、2度も進路を無くす、苦しい展開だったが、狭いところをこじ開け、見事な差し切り勝ち。
S指数も高く、本番へ向けて、順風満帆と言える。
今回が、初めての1600m戦となるが、元々、1200mで先行していた馬で、置かれるような心配はない。
前走同様、シッカリと脚を貯められれば、きっちりと差してくる。
傾向からの該当点も、人気以外は満点で、中心視。

アルクトス
予想オッズ3番人気▲ 6歳▲ 美浦△ 先行○ 上り時計▲ 前走・根岸S◎ 6番人気△ 4着△
総合点16/32
2020年のフェブラリーS(G1)を1.8秒差9着と大敗した後は、かしわ記念(G1)0.8秒差4着、エルムS(G3)0.7秒差6着と、徐々に立て直し、3走前の南部杯(G1)を上り3番時計35.2、2着に0.1秒差でG1勝ち。健在振りを示したが、続く、チャンピオンズC(G1)では、1.0秒差9着と再び大敗となった。
今年初戦となる前走の根岸S(G3)では、好スタートから楽な手応えで6番手辺りをポジショニング。
直線では、最内を突いて伸び、見せ場たっぷりの4着。
59kgという斤量を考えると、十二分な内容だろう。
速い上りが無いので、何とか先行して粘り込みたいが、上り時計が最重要ファクターのレース。
良く走っているが、勝ち切るのは難しそう。

サンライズノヴァ
予想オッズ4番人気△ 7歳△ 栗東◎ 差し◎ 上り時計◎ 前走・チャンピオンズC▲ 6番人気△ 12着△
総合点18/32
2017年からフェブラリーS(G1)に出走し、今回で4回目の参戦となる。
昨年は、上り1番時計35.3秒を繰り出し、0.6秒差3着と、初めて馬券になった。
前々走の武蔵野S(G3)では、58kgを背負って、上り1番時計35.4秒を繰り出し、2着に0.1秒差を付け差し切り勝ち。
本番と同じコースで、快勝し、G1級のS指数を記録した。
前走のチャンピオンズC(G1)では、距離が合わず、2018年に続いて、2度目の大敗。1.6秒差12着としている。
7歳になるが、まだまだ元気一杯なのは、S指数が証明しており、軽視禁物。

オーヴェルニュ
予想オッズ5番人気△ 5歳◎ 栗東◎ 先行○ 上り時計▲ 前走・東海S○ 2番人気△ 1着◎
総合点22/32
2020年・福島民友C(L)でオープン勝ちを納めると、続く、ベテルギウスS(L)、東海S(G2)も勝って、3連勝で重賞初制覇を達成した。
上り1番時計を記録するような強烈な上りは無いが、2、3番手から抜け出し、上り2、3番時計辺りの脚はある。
先行からの正攻法の競馬が常で、総合力勝負になれば台頭もありそうだが、S指数がG1レベルに届いておらず、傾向から勝ち馬の権利はあるものの、展開の助けが欲しい。

インティ
予想オッズ6番人気△ 7歳△ 栗東◎ 逃げ△ 上り時計× 前走・東海S○ 1番人気◎ 12着△
総合点15/32
2019年の勝ち馬で、その時は、休養を挟む7連勝で達成した。
しかし、その勝利を最後に、約2年間、勝ち鞍は無く、かしわ記念(G1)0.2秒差2着が最高着順となっている。
前々走のチャンピオンズC(G1)の直線は、一瞬、勝ったかと思わせるほどの好内容で、10番人気という低評価を覆し、0.4秒差3着と好走。
その内容が評価されて、前走の東海S(G2)では、2.0倍の1番人気に支持されるも、3.0秒差12着と大敗を喫している。
今回は、7歳という馬齢と、前走の3.0秒差負けという部分から、馬券圏外との見方が順当なのだが、他馬に絡まれることなく、自分のペースで行けた時は好走できるだけに、扱いが難しい。
中間の動き、枠順に注意。

ワンダーリーデル
予想オッズ7番人気△ 8歳△ 栗東◎ 差し◎ 上り時計◎ 前走・根岸S◎ 10番人気△ 2着○
総合点22/32
2019年の武蔵野S(G3)を勝って重賞初制覇。
その後、重賞戦線へ果敢に挑戦し続けたが、前走の根岸S(G3)2着が最高着順となっている。
根岸Sでは、最後、大外一気の追込みで、上り1番時計34.6秒を繰り出し、タイム差無の2着と大健闘。
S指数も高く、好走可能なレベルであるのに加え、今回は、横山典弘騎手に手綱が戻る。
8歳馬ともなると勝ち切るのには難しいように思えるが、好走条件は揃っている。

 

●まとめ
流石にG1ともなると、勝ち馬の傾向はハッキリしている。

・1~7番人気以内
・4~6歳
・関西馬
・前走、根岸S、東海S、チャンピオンズC、JCDのいずれか
・前走1~5番人気以内
・前走3着以内

これらの条件から、登録馬を、勝ち馬、2、3着馬、馬券圏外の3種に分けてみた。

【勝ち馬候補】
カフェファラオ
レッドルゼル
オーヴェルニュ
ヘリオス(人気を除く)
ミューチャリー(人気を除く)

【2、3着馬候補】
アルクトス
サンライズノヴァ
ワンダーリーデル
エアアルマス
エアスピネル
デュードヴァン
ワークアンドラブ
サクセスエナジー
スマートダンディー
ヤマニンアンプリメ

【馬券圏外】
インティ
ソリストサンダー
ワイドファラオ
タガノビューティー
サザンヴィグラス
ハイランドピーク
タイサイ
ロードグラディオ

16番人気が勝ったこともあるレースなので、人気というファクターを多少考慮して、ヘリオスとミューチャリーの2頭を追加したが、それでも勝ち馬の条件を持っている馬は5頭しかいない。
ちゃんと走った時のカフェファラオの破壊力は凄まじいが、現時点では、総合点でもほぼ満点のレッドルゼルが一歩リードだろう。
連下の波乱も含め、ゆっくりと考えていきたい。

(編集長・katsu)

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