ローズS(G2)は、2019年までは阪神芝1800mで行われ、2020年から2000mに変更された、3歳牝馬限定の別定G2。
後の秋華賞(G1)のトライアルレースで、3着以内に優先出走権が与えられる。
今年は、中京芝2000mで行われる。
では、過去10年の傾向データを見ていこう。
●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 5-1-0-4 50.0% 60.0% 60.0%
2番人気 1-2-2-5 10.0% 30.0% 50.0%
3番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
5番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
6番人気 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
7番人気 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
8番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
9番人気 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
10番人気 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
11番人気 0-1-1-7 0.0% 11.1% 22.2%
12番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
14番人気 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%
15番人気 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
16番人気 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
17番人気 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
18番人気 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
●開催年 3着内人気
2020年 3-14-11
2019年 1-6-2
2018年 5-2-13
2017年 8-6-3
2016年 1-11-6
2015年 7-1-2
2014年 2-15-9
2013年 1-9-10
2012年 1-2-3
2011年 1-10-7
1番人気は、勝率50%、連対率60%、複勝率60%と、軸として機能している。
ただ、3着が無いように、「連対しないなら馬券圏外」と、少々、極端。
2桁人気は、馬券率60%で、「ある」と思っていた方が良さそう。
●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
美浦 2-1-2-12 11.8% 17.6% 29.4%
栗東 8-9-8-108 6.0% 12.8% 18.8%
圧倒的に関西馬に見えるのだが、率では全て関東馬が上回っており、馬券からはこちらが上位と見る。
●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 2-1-1-11 13.3% 20.0% 26.7%
2枠 0-1-2-14 0.0% 5.9% 17.6%
3枠 1-1-2-14 5.6% 11.1% 22.2%
4枠 2-1-1-14 11.1% 16.7% 22.2%
5枠 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3%
6枠 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%
7枠 2-3-2-16 8.7% 21.7% 30.4%
8枠 1-2-1-20 4.2% 12.5% 16.7%
綺麗にバラけており、内外の大差は無い。
7枠が優秀。
●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-2-1-7 0.0% 20.0% 30.0%
先行 5-1-2-27 14.3% 17.1% 22.9%
中団 3-5-6-55 4.3% 11.6% 20.3%
後方 2-2-1-35 5.0% 10.0% 12.5%
捲り 0-0-0-0 0.0% 0.0% 0.0%
先行>中団>後方>逃げの順。
上りの速い先行~差し馬が中心で、この傾向は本番まで繋がっている。
●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
オークス 8-4-2-37 15.7% 23.5% 27.5%
500(1勝)牝 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
500(1勝) 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
三面川特別 0-1-1-2 0.0% 25.0% 50.0%
未勝利・牝 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
鳥栖特別 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
フローラS 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
青島特別 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
西海賞 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%
道新スポー 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
西部スポー 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
エクセル 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
HTB賞 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
その他 0-0-0-51 0.0% 0.0% 0.0%
やはり、オークスが中心。
ただし、2、3着馬は、格下からの台頭も多く、特に3着馬は要注意。
●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 2-2-7-30 4.9% 9.8% 26.8%
前走2人気 2-3-0-14 10.5% 26.3% 26.3%
前走3人気 1-2-2-11 6.3% 18.8% 31.3%
前走4人気 3-0-0-8 27.3% 27.3% 27.3%
前走5人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
前走6~9人 2-3-1-35 4.9% 12.2% 14.6%
前走10人~ 0-0-0-15 0.0% 0.0% 0.0%
前走1~4番人気が中心。
勝ち馬の80%、2着馬の70%、3着馬の90%が該当。
●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 5-4-4-43 8.9% 16.1% 23.2%
前走2着 0-3-0-7 0.0% 30.0% 30.0%
前走3着 2-0-1-5 25.0% 25.0% 37.5%
前走4着 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0%
前走5着 1-0-1-5 14.3% 14.3% 28.6%
前走6~9着 0-1-1-25 0.0% 3.7% 7.4%
前走10着~ 1-2-0-32 2.9% 8.6% 8.6%
前走1~5着馬が中心。
勝ち馬の90%、2着馬の70%、3着馬の90%が該当。
最も傾向がハッキリしている最重要ファクター。
●まとめ
1番人気が予想されるアールドヴィーヴルは、オークス(G1)5着。
10月の新馬戦が446kgで、オークスが422kg。1戦毎に馬体重が減り続ける中での強行軍だった事を考えると、そのポテンシャルは高いと見える。
中心視で良いだろう。
同じくオークス組から、同タイム4着のタガノパッション。
速い上りが要求されるここにおいては、こちらの方を上という見方も出来るが、この馬は、4戦3回の出遅れ癖。
速い上りもそれによるもので、まず、まともに出られるかが勝負。
その他、速い上りという部分も含めて、傾向に該当している馬達は以下の6頭。
イリマ
プリュームドール
アドヴァラナウト
コーディアル
タダノディアーナ
レアシャンパーニュ
上位2頭に、これらをどう絡ませるか?
紐は、人気度外視で考える。
(編集長・katsu)