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福島牝馬S2022過去10年の傾向データ

福島牝馬S(G3)は、福島芝1800mで行われる4歳以上の別定G3。
後のヴィクトリアM(G1)のステップレースになっており、1着馬には優先出走権が与えられる。
尚、以下のデータは、新潟開催となった2011年、2021年を除くデータとなっている。
では、過去10年の傾向データを見ていこう。

 

●人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2-3-1-4 20.0% 50.0% 60.0%
2番人気 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0%
3番人気 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
4番人気 1-3-1-5 10.0% 40.0% 50.0%
5番人気 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
6番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
7番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
8番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
10番人気 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
11番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0-1-2-5 0.0% 12.5% 37.5%
14番人気 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
15番人気 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
16番人気 0-0-1-6 0.0% 0.0% 14.3%

●開催年 3着内人気
2020年 3-13-15
2019年 4-1-2
2018年 7-1-4
2017年 3-4-1
2016年 15-1-13
2015年 3-9-13
2014年 5-2-16
2013年 1-3-10
2012年 1-4-2
2010年 5-4-3

1番人気は、勝率20%、連対率50%、複勝率60%と、連軸としてはギリギリのところで、信頼性は低い。
中心は、1~5番人気。
勝ち馬の80%、2着馬の80%、3着馬の40%が該当している。
2桁人気は、2020年2、3着(13、15番人気)、2016年1、3着(15、13番人気)、2015年3着(13番人気)、2014年3着(16番人気)、2013年3着(10番人気)と、馬券率50%で「ある」と考えた方が良い。
特に13番人気の複勝率は、全体の4位という高さで注意。

 

●馬齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 2-4-2-53 3.3% 9.8% 13.1%
5歳 5-6-5-40 8.9% 19.6% 28.6%
6歳 2-0-3-17 9.1% 9.1% 22.7%
7歳~ 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%

5歳>4歳>6歳>7歳以上の順。
中心は、4、5歳。
勝ち馬の70%、2着馬の100%、3着馬の70%がこれに該当。
7歳以上になると、勝ち馬が1頭いるのみで、大きく割引き。

 

●所属 成績 勝率 連対率 複勝率
関東 3-5-6-64 3.8% 10.3% 17.9%
関西 7-5-4-55 9.9% 16.9% 22.5%

頭数、率ともに関西馬優勢。
ただ、関東馬も僅差で、大きく割り引く必要は無い。

 

●枠順 成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 0-1-1-15 0.0% 5.9% 11.8%
2枠 1-0-1-16 5.6% 5.6% 11.1%
3枠 3-1-2-12 16.7% 22.2% 33.3%
4枠 3-3-0-12 16.7% 33.3% 33.3%
5枠 1-0-2-16 5.3% 5.3% 15.8%
6枠 1-3-0-15 5.3% 21.1% 21.1%
7枠 1-0-1-18 5.0% 5.0% 10.0%
8枠 0-2-3-15 0.0% 10.0% 25.0%

3~6枠の中程の枠が優勢で、最内、大外からは勝ち馬が出ていない。
ただし、全枠から連対馬が出ているように、大きな有利不利は無いと見える。

 

●脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 1-1-1-10 7.7% 15.4% 23.1%
先行 3-5-5-23 8.3% 22.2% 36.1%
差し 4-3-2-46 7.3% 12.7% 16.4%
追込 2-1-1-39 4.7% 7.0% 9.3%
捲り 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%

先行>逃げ>差し>追込>捲りの順。
僅差だが、開幕2週目という事もあり、前目が優勢。
上り上位馬の複勝率は50%程度と高く、特に1、2番時計は、好成績。

 

●前走レース 成績 勝率 連対率 複勝率
中山牝馬S 9-7-3-52 12.7% 22.5% 26.8%
愛知杯 1-0-1-5 14.3% 14.3% 28.6%
初音S 0-1-1-2 0.0% 25.0% 50.0%
四国新聞杯 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
美浦S 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
阪神牝馬S 0-0-1-7 0.0% 0.0% 12.5%
六甲S 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
京都牝馬S 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
但馬S 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
クリスマス 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
その他 0-0-0-45 0.0% 0.0% 0.0%

参戦頭数が多いのもあるが、中山牝馬S組が圧倒的。
その他のレースからも馬券になっているが、前走距離で見ると、
1600m 0-0-3-25
1800m 9-9-4-69
2000m 1-1-2-10
2200m 0-0-1-0
となっており、1800m戦が圧倒的。

 

●前走人気 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1人気 1-0-0-8 11.1% 11.1% 11.1%
前走2人気 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
前走3人気 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
前走4人気 0-2-0-9 0.0% 18.2% 18.2%
前走5人気 0-2-1-12 0.0% 13.3% 20.0%
前走6~9人 2-4-5-27 5.3% 15.8% 28.9%
前走10人~ 5-0-3-49 8.8% 8.8% 14.0%

前走6番人気以下が中心。
7-4-8-76 となっており、前走人気薄からの巻き返しが基本。

 

●前走着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 1-4-1-15 4.8% 23.8% 28.6%
前走2着 2-1-1-3 28.6% 42.9% 57.1%
前走3着 1-1-1-10 7.7% 15.4% 23.1%
前走4着 1-0-0-11 8.3% 8.3% 8.3%
前走5着 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
前走6~9着 2-3-3-33 4.9% 12.2% 19.5%
前走10着~ 1-0-4-40 2.2% 2.2% 11.1%

綺麗にバラけており、このファクターから絞り込むのは難しい。
負けた馬の巻き返しは、1.9秒差以内がボーダーラインで、2.0秒差以上負けからは、3着が1頭のみで大きく割引き。
前走、僅差で負けた馬の活躍が目立つ。

 

●まとめ
【勝ち馬候補】
アブレイズ
クリノプレミアム
スライリー

【2、3着馬候補】
アナザーリリック
エヴァ―ガーデン
ホウオウエミーズ
ルビーカサブランカ

【3着馬候補】
サトノダムゼル
シャーレイポピー
ジュランビル
フェアリーポルカ
ロザムール

中山牝馬Sを人気薄で上位入線した3頭は、いずれも4、5歳馬で傾向に該当。
勝ち馬よりも僅差2着馬、関西馬という部分からは、アブレイズが一歩リードの感がある。

その他の馬で見ても、やはり中山牝馬S組が多く該当しており、この7頭で良いんじゃないか?と安易に思う程。

2桁人気の馬券率が50%ではあるが、来ない時は、3頭とも7番人気以内で決着しており、こちら側の視点も持ちながら、予想を組み立てる必要がありそうだ。

(編集長・katsu)

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