なんかさ、ニュースやらでさ、go toてよく見かけるけんさ、そんとに安うなるなら行ってみようかとは思ったのよ。
とは思った。
そう、結果やめたんよ。
話は変わるけど、イカをもらったんよ。
んで、人生で初めてイカを捌いたんよ。
焼いて塩胡椒よ。
美味しかったんよ。
ただね…
手がイカくさいんよ。
これはイカんなと。
美味しかったんよ。
わりと上手に捌けたしね。
ただね…
手がイカくさいんよ。
イカりまではせんけど…
21、22が開催やったんよ。
宿が安うなるか調べたら、22しか空いてなかったんよ。
どうせなら、2泊してさ、ゆっくり美味いもん食うて飲みたいじゃん?
高知ゆーたら、海のものと酒やろ?
そら、競馬も楽しいやろうけど、せっかくならその土地を満喫したいやん?
桂浜とか行って、坂本龍馬気分とか浸りたいやん?
「G-ZEROで、競馬の夜明けぜよ!」
とかなんとか、海に向かって叫んだりとかさ。
他にも、水族館行って、おとどちゃん?に会いたいじゃん?
でも、宿が1泊しか取れんかったら、行って競馬して、寝て次の日帰るかんじじゃん?
高知なんて、なかなかいけんけん、地元の人とも話したりしてみたいけど、今の世の中じゃ気楽に飲み歩きとか無理じゃん?
んで、やっぱもう少し平和な世の中になってからにしようと思うたんよ。
go toのやり方もめんどくさそうやったしね。
南関の競馬場は、たぶん全場制覇したんよ。
西方面て、まったく行ったことないけんね。
佐賀とか高知とかは、端っこゆーたら失礼かも知れんが、なかなか行く機会がないやろうけね。
うーん…
車中泊になっても、他所の土地でホテル探してでも…
迷う…
けど…
例えば、いつもの感じだと、どういう風に動くのか?考えてみた。
高知なら車移動。
半日くらいかな?
そうなると、着いたら宿に入って、少し休んでから動きたい。
高知競馬の最終は8時位やろうけん、3時にチェックインできるホテルなら最高。
3時に着いて、シャワーを浴びて、コロンを叩いて、髪を自然乾燥させながら休憩して、4時には動き始められるか?
15分くらい昼寝するのもいいな。
んで、やっとかないけんのが、マッサージが呼べるホテルか?
旅先は興奮で気づきにくいが、思ったより疲れてたりする。
旅を楽しむためには、疲労の少ない行動が重要だ。
検索ワード「デ◯ヘ◯ 呼べる ホテル」
いや、違うのよ?
これは風俗コラムではなく、競馬コラムてのはわかってる。
言い訳を聞いて欲しい。
8時過ぎまで競馬を打つとする。
晩酌は遅くなる。
良い居酒屋が見つかったりして、日本酒いってしまう。
私はあまり酒が強くはないが、見栄っ張りというか、ある程度の金額になるまでは出にくい。
ので、だいたい飲み過ぎてしまう。
調子に乗って、一軒くらいは、地元の人の話を聞こうとスナックなどを探す。
しかし、だいたい良いスナックてのは、地元の人のもので、居酒屋の段階で地元情報が入らなければ、時間が来たら教えてくれるようなお店にいくことになる。
そんな店はだいたい、最初の1時間は安いが、山崎まさよしか、ダフトパンク気分で、ワンモアタイムとか言うてしまうと、次の1時間は…
店を出る頃には、「資本主義が悪い!」とか言い出してしまう。
なので、キリよく引き上げることになる。
ホテルに帰ると、疲れで気がついたら寝ている。
だが、旅先、酒、枕が変わる、疲れetc…
真夜中過ぎに目が覚めてしまう。
そんな時、運転疲れ、旅先で気を使っているからか、首や肩にコリを覚え、もう一度寝ようとしても、なかなか寝付けない。
「奥さん、そんな時ですよ!さっきの検索ワードが活きるのは!」
真夜中過ぎでも、たまたま、まだやってるマッサージ屋さんがあったりするんです。
しかも、電話一本で駆けつけてくれるんです。
先程の検索ワードは、保険なんです。
自分の身体のケアは大切です。
しかも施術師さんから、いろんな土地の話を聞けたりするんです。
旅先でコミュニケーションほど大切なものはありません。
そこから、ガイドブックやネットにはない、素敵な場所や店を知れることがあるからです。
私はこの方法で、愛媛で広島の、沖縄で福岡の情報を手に入れることができました。
そんないろいろな接触が、いろいろ制限されてしまう、制限されてなくとも、蜜を避け距離を取ることで、気分的にも距離が…
はたして、そんな旅が旅といえるだろうか?
その土地に生まれる競馬文化。
それは、その土地を、人を知ることだろう。
例えば、江戸で競馬を打つ。
終わって反省会をする。
〆に蕎麦でも食べて帰ろうとなる。
そんな時…
「んだよ、シロ、蕎麦の上に乗ってる海苔をどうにかしてくれ!」
「ん?私はピロだが…そうか、江戸の人はヒが言えなくて、シになってしまうとか聞いたことあるなあ…」
「少しなんだから、海苔ごと食べちゃえばいいじゃん?」
「ん?海苔が乗ったような蕎麦が食えるか!」
こんな時ですよ。
嗚呼、ここまで来てよかった。
自分の生まれや育ち、それとは違う文化があるなあと思うのは。
高知に行ったら、高知に従え!
go toで行ったら郷に従え!
やはり、気兼ねなく、濃厚接触出来る世の中になってから旅に出ようと思いました。
競馬は、人と馬が作ってきた文化です。
馬に触れて、人に触れずでは片手落ちてもんです。
早くまた、手から手へと繋がるような、世の中になって欲しいですね。