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今週末はWIN5狙い?神戸新聞杯は1点?

髪が伸びて、鬱陶しかった。

バスルームで髪を切る方法なんて、1つも浮かばないが、クソタレな気分は蹴っ飛ばしたかった気もする…

散髪て気分転換になるよね。
なんだか生まれ変わったような…
新しい朝のような…

ふと、千円カットに行ってみようと思ったの。
いつものスタイリストに飽きたわけじゃないけど。
ただ、いつもと違うことがしたい気分だっただけ。
初めてのドキドキを感じてみたかった。

ところがどっこい、ヤーレンソーラン!
チケッツを買って、順番が来て、ゲートに入ったまではよかった。
だが、どう頼んでいいかわからないのだ。

26歳のOLの私は、そんなに経験がないけど、まったく未経験てわけでもない。

「サイドを短くして、トップは軽くすいてください。」

「刈り上げるすか?ツーブロックすか?」

ん?刈り上げとツーブロックて違うの?
なに?段差?ダンサー?

「人前に出るのが嫌にならない感じにしてください。」

それだけ伝えると、この歳になって、髪型さえ伝えられない自分に少し失望し、家に帰ると激しい自慰をした。

てかさ、いつもお任せやもんね。
「汗かいたら鬱陶しいけん、横は刈り上げといて、あとはテキトーに。」
で、終わりやもん。
だいたいが、美容師やらアーティストか職人みたいなもんやろ?
だいたいのとこ注文したら、あとはお任せで黙っとくわいね。

てか、ちょっと気分を変えて、シャレオツ渋谷系っぽい枕にしてみた。
少しだけ、ピロッチ的村上春樹なかんじ?
やっぱね、仁義なきかんじとか、達川光男とか流行らんやろ?
ナウなヤングにアッピールしていかんと。
G-ZEROゆーのは、おっさんの集まりじゃ思われたら困るけぇの。

わしは、ピチピチよ。
去年買うたズボンが、はあ入らんけん。
やれんわいね。
足は2本しかないのに、はけんズボンばっかりタンスにあるんじゃけ。
銭がなんぼあっても足らんわい。

SNSの仲良しさんにさ、数字を司る男がおってさ。
「今週はWIN5?」とかいいよってさ。
なんのことかと思うたら、コントレイルが神戸新聞杯に出てくるけん、そこを1点で突破しようゆーことらしいんよ。

「現時点で、親子二代の無敗の2冠馬。」

これゆー上がり馬も見つからん、負けるわきゃないと思う。(オールザワールドがいない出走予定表…泣きそう…)

しかしだ、絶対がないのが競馬。
強い馬でも勝てないものがある。
フラグになったらいけんけん、言わんがね。

もし、このままいけば、親子二代の無敗の3冠馬。
鞍上は、キングヘイローやワールドエースを忘れそうなくらい、立派になったダービー2勝の福永祐一。
武豊もそうだが、親父を超えた…とは、絶対に言わないが、無敗の3冠馬の鞍上となれば、偉大な親父に肩を並べたと言っても良いのではないか?
いや、肩が入ったくらいか?

今の福永祐一なら、そんな偉業も、あっさりとやりきるだろう。
育ちの良さか、人の良さかわからないが、重さを感じさせないあの雰囲気は、調教師となって欲しいと、皆が思ってるのではないかな。

もし、福永祐一が調教師となるなら、無敗の3冠馬の鞍上だったということは、良い看板になるだろう。

コントレイルは種牡馬になるのは確実だろうが、「3冠馬」なのか、「無敗の3冠馬」なのかで、わりとイメージが変わるのではないか。

黙って、偉業を見届けるか?
しかし、競馬は成り立ちといい、博打と浪漫は切り離せない。
なら、神戸新聞杯に馬券妙味はないと、WIN5も良いだろう。
もちろん、神戸新聞杯を1着固定の絞り込んだ3連単で、厚めにいって、高目の方ツモなら…てのもありだろう。

勝った馬は歴史になる。
自然交配、優勝劣敗の世界。
勝つのは1頭だけだ。
あとは、何馬身差だろうが、等しく負けである。

一時期、G 1は歴史が作られるのだからと、1着固定で3連単を買っていた。

「単勝で買えばいいのだろうけど、短小を握りしめるのは自慰の時だけ。」
「どちらも、ちびってしまうでしょう!ピロッチです!」

いや、そうじゃない。
せっかくええ感じに書いてきたのだから、下ネタはやめたまえ。

前にも書いたことあると思うんだけど、ローズキングダムの勝ったジャパンカップ。
ローズキングダム頭固定だったか、もう一頭1着候補に入れたか忘れたが、内容がどうだろうと、結果は変わらなかったんじゃないか?
その後を考えても、あのジャパンカップは、あの結果しかなかったんじゃないか?
ローズキングダム、ヴィクトワールピサ、ブエナビスタ、それぞれに悪くない、物語に膨らみを持たせる結果だったかなと。

あ、ちょい自慢する。
キタサンブラックのジャパンカップは、1着固定の12点で的中。
証拠もある。
自慢になってるか?

優駿選定、繁殖選定だと思うと、歴史になるレースというのがあると思う。
歴史を作っていくレースというか。
あまり大勢に関係ない、と言っては失礼だが、やはり「歴史に裏打ちされた格」というものは、あるだろう。

ダービー2着、菊花賞、天皇賞・春2回。
これでは歴史に残らない。
私の記憶からは消えないが…

歴史に、記録になってしまえば、あの圧倒的な3冠馬も、無敗でもないし、怪我の後は…

時の流れは非情だ。

シューマッハも、羽生善治も、記録を塗り替えられてしまえば、後世の人の判断に委ねるしかない。

だけど、私は知っている。

夏を順調に越せなかったのかもしれないが、あのナリタブライアンでさえ負けるのが、秋初戦だということを。

次走、7馬身差、菊花賞レコードのおまけつきで、3冠達成する、ナリタブライアンでさえ。

そういや、今は昔ほど、夏を越すのがいかに難しいか、
あんまり言わなくなった気がする。

コントレイルに関わる人は、相当なプレッシャーだろう。
でも、乗り越えられるものにしか、試練は与えられないという。
また、挑戦する、自分に賭けるというのは、競馬の本質だろう。

やはり私が、この物語に期待するのは、どんな形であれ、無事に幕が下りることである。

自らを賭け、挑戦するものへの羨望。
ただ、祈り願い、ありのまま受け止める。

強く儚きものは、とても輝いていて、美しく見える。

pirocks

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