皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目で、朝晩は寒くなってきたけれど、日中は過ごしやすく、動けば汗ばむくらい。
街ゆく人たちもさまざまで、わりと薄着な人は昼間がメインかな?あの人は着込んでるから、夜になにかあるのかな?てなもんでさ。
街も人も色とりどりで、あの大きく膨らんだ胸を包む、秋色のセーターに私はなりたい。
とか、そんな事は思わないんだけどね。
夢というのは、測れないものです。
小さなものから大きなものまで、私達を動かす力となります。
G 1だけが競馬じゃないんです。
今週末、新設された新潟牝馬ステークスに、G-ZEROの永遠のアイドル、フィリアプーラが登録しています。
「現地で見られる人が羨ましいなあ、あんな別嬪そうそういるもんじゃねぇからなあ。はあ、俺も会いてぇなあ。」
車寅次郎voiceで再生してください。
どんな姿を、どんなレースを見せてくれるんでしょうか?
とにかく無事にと願うのですが、桜花賞で初めて会ったあの子が…
あれはもう1年前か…
運不運、あの子もいろいろあったねぇ。
女の子が幸せになるためには、悪い男から遠く離れることでじゃない?
そらまあ、なかなかいないから良い男なんで、良い男がいないからって、つまんない男に引っかかってちゃね。
「今度は上手くいくといいなぁ。」
またまたフーテン風で再生してね。
私達の物差だけれど、彼女は私達より速く生きている。
その一瞬といっても、我々とは速度が違う。
我々は人間は、それぞれに幸せだと思えることを探しにいける。
でもそうか、サラブレッドだって記録を、血を残すことが幸せかはわからないもんなあ。
自然交配で優勝劣敗か…
私達も何のために生きるのか?
んー、でもまあ生き物としては、次の代へ繋ぐことだよなあ。
その角を曲がったら、なにがあるか?
わかっていれば怖くはない。
でも、面白くはない。
挑戦しなければ、負けない。
力が足らなかったとしても、勝負しなければ負けない。
今思えば、私の好きになる馬達は、負けても負けても挑戦することを、やめなかった馬達ではないかと思う。
そして、最後にまた一花咲かせた馬ではないかと。
菊の季節だからかな、こんなことを思うのは…
生きていることにも、負けることにも、意味はないのかもしれない。
だけど、勝ち続けることもできないだろう。
なんでこんなポエマーなことになってんだ?
言い訳ばかりで何もできずに生きてきたからか?
環境のせいや、人のせいにして…
自由と孤独はニアリーなんだろうか…
どこまでいけば、私は許されるのか…
いったい誰に、何を許してもらおうというのか…
全力で走るサラブレッドは、命を燃やしているようだ。
じっさいにそうなのかもしれない。
死から逃れるために、生きるために命を燃やし走る。
私も走りたい。
サラブレッドのように。
ただただ、走りたい。
思うままに、命を燃やして。
そして、良血の見目麗しい牝馬をたくさん集めて、いっぱい種付けしたい。
ほんとは、とにかくたくさん集めて、いっぱい種付けしたい。
しかしさ、なんで私に競馬が残ったのか、残されたのか…
いろんな夢が破れてさ、どこにもいけなくてさ、引き返してさ、それでもどこにもいけなくてさ。
たぶん、katsuさんとtakuさんが悪いな。
2人に出会わなければ、こんなに競馬は面白くなかったはずだ。
なんかもういいや。
たまにはこんな、空っぽなコラムがあってもいいだろう。
ん?いつものことか?
不安定な秋の空とpirocksだ。
でもさ、だから色づき燃えるのかもしれないぜ?
なんかさ、フィリアプーラが出走する週末てさ、いろんな思いが錯綜ウォーリアーでさ、それじゃあまるでディープインパクト産駒の欧州馬みてぇじゃねえかってな話さ。
まああんまりお待たせしすぎねぇで、早くファンタスティックなレース見せてくれよ!