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酔いどれ、地獄のような3日開催を過ごす。

さて、私にとっては悪夢のような3日開催が終わったわけだが…
初日の昼にニラレバ食ったのが悪かったか?
タラレバは良くないと思いながら、20万級を2本取り逃したというか、頭の隅に浮かんだけれど違うところから入ってしまった。
まあ、3時間マグロと格闘してバラすというような悔しさはない、悔しがる権利もないくらいだ。
入ったと思ったら、「ねぇ、穴が違うんだけど…」と言われたくらいのもんだ。
そんなよくあることで、いちいち凹んではいられない。

「短めの江田照男、距離短縮のキズナ」

ただの勘だ。
皆が思う方と逆に行けば穴はデカくなる。
ハマるドツボも大きいが…
男たるもの40も歳を重ねれば、二日酔いで観光地デートしている時に、何かが漏れたくらいで動揺してはならない。
固体なら処理は楽だし、液体なら速やかに洗い流せばいい。
あとは彼女に匂いが残ったらごめんねとだけ伝えればいい。
気まずさは、「ごめんね、変なおじさんで…脱糞だ!」とか言って跳ね除けてしまえ。
酒飲みの年寄りなんて、どこもかしこも緩くなるに決まってる。
そんなことくらいで去るような女なら、こっちから去ればいい。

「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。」

「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ。」

いつだってチャンドラーの言葉を忘れてはならない。
見せびらかす必要はないが、そっと胸に忍ばせておくべきだろう。

優しい女に縋りたくなるような、地獄のような3日開催も悪いことばかりじゃなかった。

まず一つ、デインドリームの子供が勝ち上がった。
逃げて圧勝。タイムはよくわからんが、なかなかの雰囲気を感じた。
武幸四郎厩舎、鞍上武豊、父フランケル母デインドリーム。
夢がたくさん詰まってる。

その名はオンラインドリーム…

ん?と思った人もいるだろう。
悔しかったら金を稼いで馬主になれ。
私からは以上だ。

しかしなんでだろうね。
名馬と言われる馬の名はすごく良い響き。
トウショウの少年からの、ミスター千明牧場とかね。
この話は長くなるからやめよう。
前にもやった気がするし、またいつかやるかな?

そして、我が永遠の愛読新聞の名を冠した、東京スポーツ杯2歳ステークス。

ドゥラヴェルデ…ルメールなんとかシロッコ!と言っておこう。
まあ内がとかじゃなく、まだ足りてなかったてことだろう。

なぜ、ダノンザキッドに印を打たなかったか?
川田はジャスタウェイ使いなんじゃ…とか思えば、重い印までは打たなくとも…

上に父ディープブリランテのミッキーブリランテがいる。
アルザオのクロスがあるざお。
ディープブリランテの父はディープインパクトだからね。
ダノンザキッドの父はジャスタウェイの父はハーツクライ。
リファールのクロスありで、母エピックラブのダンシリてかダンチヒを刺激しつつだ。
悪くないのはわかってる。母が良い血をたくさん持ってるしね。

だけどだけどだけど…

私は流れ星を見るたびに、「ゴールドもみじゴールドもみじゴールドもみじ」とは願わなかったが、もう一度だけでいい、大外で賞金もいらない!
だからファレノプシスにスペシャルウィークを牡が出るまで付けてくれ!と思っていた男である。

また、盟友であり、師であるtakuさんがキズナの種牡馬としての成功を祈ってると聞くと…
もうこの配合しかない、アルザオクロスで、ハービンパクト(私だけが言っている、ハービンジャーによるディープインパクト補完計画の略)の香りもする、父キズナ母エピックラブしかないと思ったのだ。

つまりはオールザワールドだ。
だから、ダノンザキッドには印を打てない。
下にドゥラメンテの牡がいるらしいけど、父キズナ以外は印を打たない。
後継馬が出るまで母エピックラブには父キズナしか見たくない。
武豊で凱旋門賞勝つなら、こんな血統だと思うもの。
なにより、パシフィックプリンセスには、日本が全て詰まっている。

言い過ぎ。

てことで、そろそろG 1を振り返ろうか。
マイルチャンピオンシップだね。

こんなもん感想も何もあったもんじゃないよな。
グランアレグリア強い!
それだけだよ。
しかしなんであんなに強くなったかね?
ん?よく考えると、アドマイヤマーズにしか負けてないくらいか。
アドマイヤマーズも弱くては香港で勝てないだろうしな。
アーモンドアイにも勝ってるしな。

でも直線で一瞬、あれ?やられちゃった?と思ったけどね。
ウオッカの安田記念までは言わないけど、あれに似たものがあった。
締めに行ったのが、育ちと性格の良い福永祐一だったけれど、四角途中で一瞬ルメールにチラ見させてるからね。

ペースは速くなかったかもしれないが、前を追いかけ自力勝負に行った川田将雅と、ぴっちりとまでは言わないけれど、ちゃんとマークしてさらに勝ちに行った福永祐一とインディチャンプ。
そしてそれを跳ね除けたルメールとグランアレグリア。

ね?どう書いたって強かったとしかならないよ。
素晴らしいファイトの素晴らしいレースだった。
絞り切ったまでは言わないが、それぞれに実力を出し切った上での結果だったと思うな。

ただ、何回やってもグランアレグリアかと言われたら、やり方と条件によっては着順が変わるかなとは思う。
そうやって切磋琢磨していくからこそ、強くなれるのだと思うし。
グランアレグリアは距離伸ばすっぽいから、この3頭で再戦があるとしたらどこかの1,800かな?
その3頭が出たらG 1だよな?
面白いレースが見れるんじゃないかな。

んー、でもやっぱグランアレグリアが頭一つ抜けてるかな?半馬身くらいは抜けてるでしょ?

とにかくこの秋は良いレースが続いてる。
ジャパンカップに向けて、最高の盛り上がりをみせてる。

最後にサリオスのことを。

初見は、出遅れて終わった、わりとよく外を差してきたなと思った。
だけど、何度かレースを見直すうちに、パトロール見るとよくわかるんだけど、1コーナー入るまでのサウンドキアラと松山弘平の位置が厳しかったんじゃないかな?

スタート直後、隣にいたヴァンドギャルドも似たような出遅れから、スピードが乗らなかったのか乗せなかったのかわからないが、うまくサウンドキアラの後ろになって、スカーレットカラーと岩田康成とシンクロするような動きで内に入っていってる。
ここでさらに前を取るかと言われたら、ちょっと厳しい感じもする。
あの外外外でコーナーが近づくのに、加速して前にてのは厳しいと思うな。
デムーロが出遅れから出していこうとしたかはわからないけれど、インタビュー聞くと内に入れたかったみたいだから、出たなりであんな風になっちゃったのかもね。

まあでも松山も池添の巻き添えかなあ…
そうなると枠がてことだな。主張するなとも言えんやろうし。

もし、ヴァンドギャルドのようなというか、逆の枠でヴァンドギャルドの位置が取れていたら…
勝ち負けとは言わないが、川田福永包囲網の直後の外につけられていて、サリオスの脚色を考えれば、グランアレグリア包囲網が完成していたかもしれないし、クロスのクロスのクロスのカウンターくらいになってて、そうなるとアドマイヤマーズ、インディチャンプ、サリオスの外を回るしかなくなってたんじゃない?
ヴァンドギャルドはグランアレグリアが外に出す時に、ちょっと煽られてる感じだしね。

岩田康成は好騎乗だったけれど、馬の力が足らない中でのこと、サリオスがヴァンドギャルドの位置にいられたら、さらに白熱の名勝負だったのではないか?
絞り切った馬の勝ちとなるようなね。

三つ巴てのもあれやけど、4頭ががっぷり四つて見たかったなあ。
まあ実際には、あのレースで勝ち負けになるなら、コントレイルは3冠馬じゃなかったかもな?と思うな。

やる気がないのか、やる気が起きる状況にならないのかは知らないが、やはりツキがないやつに博打で乗ってはいけないなと改めて思ったよ。
そう考えると、無敗の3冠騎手2人が今年は良いのかもね。
でも平場の松山は…オールザワールドしちゃうからなあ…
しかしまぢで、福永祐一で負けたらしょうがないなて時が来るとは思わなんだ。
微妙に菊花賞の仕返しっぽかったし。
かっこよくなったなあ。
もともと品格はあるんだろうしね。
ルメールもアーモンドアイで負けた相手に乗って2連勝?
節操が…いや、とんでもない人気者だな。

ん?散々好き勝手言ってるお前が一番節操がない?
いやいや、私は一途なんです。
これと決めたら梃子でも動かない。
最高のレースだ!人馬一体とはこの事だ!と思ってたら、ゴール過ぎた瞬間に落とされちゃうんですよね。
放馬したらなかなか捕まえられないですよ。
こりゃ私が悪いんですかね?

ま、乗せてくれるてんなら、いつ何時誰でも乗りますよ。
騎乗依頼待ってまーす。

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