出ちゃった…
私は珍しく今日は忙しく、スマホを触る暇もなかった。
なにがなんだかよくわからないまま時は流れていき、思考回路はショート川合、ならセカンドは…篠塚？世代が違うなあと思いながら、そこで正田と言わないくらいには正気を保っていた。
歳を取ると、いろんなことがわからなくなるし、覚えも悪くなるもの。
今日も恥かきマスカキベソカキで若者に教えを乞うていた。
説明を聞きながら、ワケワカメと思っていた。
増えるワカメのように、教えてもらった小さな事が頭の中でどんどん増えればいいのに…
なんで、ワカメちゃんのパンツが見えてることのように、当たり前のことが当たり前にできないのか…
気絶するほど悩ますぃ私は、教えてくれる指先を追ううちに、その爪を染める色に囚われていた。
なんと表現したら良いのだろう…
セクシャルバイオレットな百戦錬磨なかんじのパープルレイン、もしくはドドメ色のオーバードライブ？
私にファズが効いたロングトーンが突き刺さった。
お家に帰ったら、ゴッドハンドなスローハンドものでステアウェイトゥヘブンかな？
いやまて、呼び名と曲名が一致しない…
そうか、スローハンドなんだからそのままワンダフルトゥナイトで静かに涙をドロっと流せばいい。
この妄想は外に発信されると捕まっちゃうやつだ…
そんな事を私は思わなかったが、世界は動きを止めない。
気がついたら出ちゃったのだ。
ジャパンカップの枠順が。
やべぇ、今夜のMリーグは近藤誠一が先発だ…
調べるんじゃなかった、私は今コラムを執筆中なのに…
だかしかし、Damascus。
私もオナ…違った自称競馬コラムニスト、他称ストリート○○ニシャンだ。
書き始めたら書ききる。書ききってこそ漢。
書いて見られてなんぼの勝負や。
「これからどうする私達？」
「このまま…このままでいいの？」
「このまま下ネタに塗れて終わりじゃせつないだろ？かといって予想を上げても…」
「そうね、それは皆が揃ってじゃないとできないものね…」
「なら、どうするの？」
「笑点的な、あいうえお作文的なものでどうだろう？」
「俺は座布団欲しさにやってるわけじゃないが…」
「そうね、あなたはそんな人だった。私はそこに惹かれたんだった。」
可憐なドールような馬
その瞳は
世界を見つめ
奇跡の軌跡を
大胆な戦法で
来ん来んと思っても来る
てとこで、思いつかなくなったんだけど、見事に2枠、3枠、4枠とバラけて並び、枠順の有利不利とは言えない感じだね。
密かに私の中のメジロを求める血が湧き上がった時に、「日本競馬を信じてる奴は、最高のやつだと思います。いけぇ！グローリーヴェイズ！」
チャッ、チャッ、チャッ、チャッ、チャッチャッ、ンダッタッタツタッタッ…
みたいな予想をあげようかと思ってたけど大外。
いや確かにギタリズムは1が最高だと思うし、ピロちゃんが最初にコピーした曲ってのもわかるが、チャッチャッチャッとか書いても誰もわからんやろ…
なんなの今日のコラム。
気がついたら枠順出ちゃってたからおかしくなってんじゃないの？
「ええんよ。」
「そんなあんたに惚れたんやけ…」
阿呆ーミタイ！
府中ベイブルース。
どの馬買うか、あんた聞くけど…
そんなことわからんよなあ。
枠順出てんのにわからん。
この何週間か、ずっと頭の隅にあって、本命はこれだ！てのが二転三転ローリングするストーンのようだったのに。
どんな予想という未来予想図を描くか、そんなふうに競馬を見てるけれど、今回は何も思い浮かばない。
ただ、そんな俺にしたのはアップルジュースではなく、なんなのかはわかってる。
一応言っとくが、これは素面で書いてる。
酔ってはいない。ウオッカとか飲んだらもう寝てる。
例えば、デアリングタクトがダービーに出ていたら…
アーモンドアイが安田記念で勝っていたら…
コントレイルの血統がオールザワールドみたいだったら…
迷わず決めただろう。
たとえ情けない週末になろうとも、生活といううすのろがいても、迷わずパーキンメーターと叫んだはずだ。
だからせめて歌うのさ。
いや、歌ってどうする？
でも、何年か後に、「ねえ、日本競馬歌ってる？」そんなふうにトーイ日の思い出にならないように、先を照らす光であって欲しい。
コロナ禍で、世界に日本からどんなメッセージが放たれるのか？
セ界の巨人がソフトバンクに2年連続スウィープされて鼻垂れている場合ではないのだ。
さまざまな困難を乗り越えるために、光は日本競馬から。
我々は感動を元気や勇気に変え、今全ての思い出を投げ捨てずにちゃんと拾い上げて、それで振り向かずに歩いていけるように。
3冠馬とか無敗とか、肩書きや能書きがいらない、とにかく命を燃やし尽くすようなレースが見たい。
そしてそれはできるはずだ。
3頭だけで競馬をするわけではないけれど。
「俺よく競馬知らないけど、今はアーモンドアイてのがすごいんでしょ？」
こないだ悪友と飲んだ時に聞いた。
今度飲む時は…
「なんかこないだすげぇレースあったんでしょ？3頭すごいのがいたんだって？勝ったのはすごい馬なんだろうけど、これが俺にわかるようにどれくらいの事なのか教えてくれる？」
そんな感じのこと聞きたいね。
競馬を知らない人でも知っている。
そんなレースになる事をわたし祈ってます。
感動の涙の東京…競馬場を。
というような支離滅裂なかんじで、何が起きるか待っているところです。