月曜日のU2な…憂鬱な仕事を「働けど働けど我が生活楽にならず。」てか、休みが多いともらいが少ねぇし、業務は圧縮されてアッシズトゥアッシズ…じゃねぇか!とか思ってたわけ。
その時になぜか俺の頭の中のDJは矢沢永吉をセレクトしたわけ。
それからなんだかテンションが上がってしまって…
わかる?わかんねぇか。
俺は数年前に生矢沢永吉を体験し体感してしまったわけ。
もともとはカツさんが好きでよくモノマネしてて、なんだか楽しそうだから、矢沢永吉の真似をするカツさんのモノマネをしてた俺。
よくわからんけど凄そうだからチケット取れたら、国宝とか珍しいモノ、人や世がすごいというものをとりあえず体験してみるか?て感じだったわけ。
もちろん、タオルの投げるタイミングや曲も良くは知らない。
だけどその場に身を置いたら…
同じアホなら踊らにゃ損てなもんで、とにかく最高だったわけ。
なんていえばいいんだろう?
特別に興味がないけれどお祭りに誘われて行ってみたら、屋台を回ってたらなんだか楽しくなってきて、音に誘われるがままに踊っていた。
そんな感じかな?
コロナ禍でなんとなく世の中が暗い。
楽しんじゃいけないってわけじゃないんだろうけど、あんまりアホみたいなツラ下げて歩けない。
でも俺たちには矢沢永吉がいるし競馬もある。
パトリックユーイング…パブリックビューイングとかお家で競馬とかもいいんだろうけど、やっぱ変えられない体験と体感であると思うのよ。
もし今の世の中で、1日だけ生で競馬が見られるとしたら…
やっぱニッポンダービーだよね。
日本で書くとニホンて読んじゃう人がいたら困るから。
コロナ禍で、G-ZEROに出会って競馬を始めた人とかいるかもしれない。
もしくは、競馬場に行った事はあるし競馬好きな人でも、生ダービーはないという人に是非体験体感して欲しい。
「馬券も当たらなくてもいい、4コーナーの外れでもいい、ニッポンダービーを観戦させてください。」
すべての競馬人がと言っても良いだろう、すべての競馬人が目指す1つの頂点。
競馬を好きな人は1度は…1度行くと1度と言わずに2度3度となるのは間違いないと思う。
あの日だけは、いつもの府中じゃない。
個人的には、去年のジャパンカップを見せてくれると言われても、今年のダービーを見せてくれてと言うだろう。
もちろん、「それだけじゃないよ!他にも体験して欲しい特別なレースがあるよ!」と言うのもわかる。
それでも、1度は…話はそれからだ。
ゴールドシップかなんかの有馬記念の時に昼に中山にいたのに、人が多いし落ち着かないしとメイン見る前に帰った俺が言うんだから間違いない。
そして俺は何度でも言う。
世界中の競馬人に向けて。
「私が生で初めて見たダービーは、皇太子殿下が見守る中でウオッカが勝ったダービーです。」
なんだか興奮気味でわけわからん文章だな。
ま、いつもの事か。
これが酔いどれ競馬か?
その場に1人だけでも感じるだろう歴史の胎動のようなものを体験して欲しい。
あそこにはそこにいる人間の数なんて問題にならないほど、多くの祈りと願いが集まっていると思う。
勝者以外はみな等しく敗者。
たとえ何番目にゴールしようとも、わずかな差しかなかったとしても、先頭以外は…
ダービーだけは生音で聞きたい。
その律動が生む旋律を。