今週も散々だった。
土曜は…話すことなどない。
日曜は明らかにパドックで好気配と見えないと買わなかった。
1頭いれば、そこから人気、コース実績などを考えて相手を決めていく。
2頭いれば、まずワイドでそれを抑えてから3連系に。
日曜はいわゆる抑えのワイドが非常に効果的だった。
ガミっても、もう一度戦えるチャンスが残るのだ。
複勝だと難しいが、ワイドならいってこいになりやすい。
高目を悪戯に狙うのではなく、ガミっても賽を振る回数をわずかなダメージで増やせるのだ。
例えば、狙った馬からのワイドが2倍なら3連系を1点買う。3倍なら3連系は2点加えられる。
止め、抑えのワイドが当たればノーダメージだ。
ただ、オッズは人の気、移ろいやすいもの。
ガミったからって外れたわけじゃない。
3連系の高目を積もればイッツオールライトだ。
実は土曜は2頭は来るが3頭目がいないレースが4つくらいあった。
日曜もそんな感じだったからワイド本線ガミ上等で戦えたのだ。
何度かいってこいがあったものの着実に予算は減り続けた。
だがさすがのピロ理論、転んでもタダでは起き上がらない。
大怪我をして起き上がってくる気持ちの悪さだ。
昼前に中京で3連系ヒット。
10倍くらいのワイド本線で、駄洒落とパドックで散らした3連系の1つがヒット。
だが今年初の万馬券とはならず。
タイムリーツーベースくらい。
ここから余裕を持って打ち出す。
が…まったくというわけではないが、俺の竿に反応がない…
まさに立つ瀬がない。
立たないところは勝負にならんのが男の子。
迎えたメインレース。
阪神はアリストテレス、中山はボーデンで良いだろう。
パドックを見て良さそうなのをサイト予想以外に買い足していく。
軸が外れるわけないから、まあ当たるだろうと派手に買い足す。
まずは阪神。
ん?アリストテレスかかってる…
まあルメールの事だ、すぐに納めるだろ。
ん?まだかかってルメール。
さすがにやばくないか?
でも、3冠馬を菊花賞であそこまで追い詰めたんだぞ?
こんなとこであっさりじゃ春天はどうなるんだ?
今週も和田竜二。
おめでとう!
だかしかし、馬券内にも来なかったアリストテレス。
どうなる長距離古馬路線!
へー、こんなにあっさり負けるんだ。
競馬に絶対はないもんなあ。
と、哲学的になりそうだったピロちゃん。
お次は中山、スプリングステークス。
ここを当ててスプリングで跳ねたい!春を迎えたい!
ん?ボーデンもかかってね?
典弘引っかけていったべ?
またスイッチ入ったろ?
ん?川田は優雅に内を選択?
馬場悪くない?
ま、こっちはそれほどのロスでもなさそだし、こっそり3連複も抑えてるし…
ん?池添?
まあしゃあねぇわ。
ん?嶋田?聞いてねぇぞ!
呆然としたね。
メインまで負けててもプラマイゼロで終われると思ってたから。
最終シャワーで来週シャワーに賭けるしかなくなったよ…
ピロ理論はかつて200円で最終捲ったことがある。
いける!
てなことはそうそうなく。
ま、アリストテレスで哲学的に、ボーデンで呆然てのが書きたかっただけ。
しかし困った。
春の牡馬クラシックはボーデンでいいかなと思ってたのに。
春天もアリストテレスで宝塚か秋でコントレイルと再戦でいいかと思ってたのに…
こんな展開になってくると、なんもかんも疑ってかからなきゃいけなくなるから嫌なんだよね。
もちろん、アリストテレスはコントレイルと再戦するまでは負けない!とか、ボーデンの伝説の始まりは春を告げるスプリングステークスだった。とか、こっちが物語作り過ぎちゃった感じはあるけどね。
やっぱ理想は全馬が出し切った上での結果だからね。
まあ条件が付くのは、強くないてことでもあるんだろうけど。
そんなこと考えてたら…やっぱ思い出しちゃうんだな。
「いやー、やっぱりこの馬は強いのか。」
「おそらく、おそらくメジロマックイーンもミホノブルボンも喜んでいることでしょう。」
3,000メートルを超えて負けたら、メジロマックイーンもミホノブルボンも…
ライスシャワーが3,000メートル超えて負けて良いのは、ナリタブライアンだけだったのではないか?
ナリタブライアンのいない春天なんて勝っても自慢にならなかったかもしれないが、決して負けられぬ春天だったかもしれない。
3冠を、3連覇をというが、絶頂期のミホノブルボンとメジロマックイーンをタイマンでガチンコでやっつけたんだ。
そんなに簡単に負けられないだろ?
これが馬の格ってもんじゃね?
ん?先週もそんな話になったな。
ま、老害の愚痴だと思って聞き流してくれ。
時は流れ歴史は刻まれ続けるのだから。
望むと望まざれるにかかわらず答えは残酷にも表れ続けるのだから。
とにかく、アリストテレスで哲学的に、ボーデンで呆然とした日曜だった。