さてさて、皆さんとうとう春のG 1始まりますよ。
今週は、小さなお友達から、40過ぎのおっさんまで、みんなお待ちかねのダイナマイトプッシーキャッツ!桜花賞だ!
「桜花賞を謳歌しよう!」
この先、俺が何年生きられるかわからない…
でも、死ぬまで「桜花賞を謳歌しよう!」と「マクフィに手をあげて!」は言い続けるだろう。
さて、桜花賞といえば…
あれは3年前、止めるあなたを駅に残したわけではないが、動き始めた新幹線に1人飛び乗った。
たどり着いた阪神競馬場で、俺の中のローリー寺西はkatsuさんにこう叫んだ。
「奥さん、お宅の娘さん、いま桜花賞のパドック回ってますよ!」
あの時の興奮と涙は忘れないだろう。
あの悲しみをどうすりゃよかったのか?
誰が俺を救ってくれるというのだろう?
フェアリーの十字架を背負ったフィリアプーラ。
まさに◯山、大迷惑である。
ところで、私の最初の記憶の桜花賞はオグリローマンだ。
まだ馬連の時代だが万馬券となったレースだ。
今のピロ理論なら、「オグリ浪漫?違うな、マンといえば、穴、穴と言えば大崎昭一、そこに絡むは田原セイキ!なんつって!」と3連複1点まである。
セイキを漢字表記すると没になりそうだからやめた。
その前段階でアウトな気もするが…
果たして、編集長のゴーサインは出るのか?
なんて、遊んでる場合ではないのだよ。
桜花賞の、その前に忘れてはならないレースがある。
桜花賞当日に行われる忘れな草賞だ。
今調べて気づいたけどオークストライアルじゃないのね、優先出走権ないのね。
勝馬は賞金的にほぼオークス出走確定となるわけね。
そして、連勝でオークス馬になったのが5頭もいるんだってね。
ちなみに、なぜ忘れな草賞が忘れられなくなったかというと、競馬に興味を持ったこのシーズンの忘れな草賞が印象的だったからだ。
勝馬の名はチョウカイキャロル。
連勝でオークスを制した馬の1頭である。
泣く子も黙る血統評価2Aだ。
ちなみにのちなみにだが、この世代は私の記憶が確かなら後2頭の2A評価馬がいる。
ナリタブライアンとパリスナポレオンだ。
メジロティターンの最高傑作は血統面ではパリスナポレオンという噂もあるとかないとか。
まあ、牝系はメジロマックイーンと同じくアサマユリのラインなので甲乙付け難いてことで。
桜花賞の話からエリザベス女王杯の話するのもアレやけど、この年のはたまらんかったね。
ヒシアマゾン、チョウカイキャロル、アグネスパレードの三つ巴。
て、調べてたらフサイチカツラも2Aやったんやないかな?
1994年の競馬てすごいな。
3冠と有馬はナリタブライアン、春天と宝塚はビワハヤヒデ、マイル路線はノースフライト、スプリンターはサクラバクシンオー、3歳はヤマニンパラダイスとフジキセキ、ジャパンカップはマーベラスクラウン。
キラキラしてるな。眩しくて目が開けられないくらいた。
そんな馬達を感受性豊かな10代で見ちゃうと…
そら、感動してしまうわな。
忘れらんねぇよな。
そら、40になっても競馬するわ。
やめらんねぇよな。
あの頃の馬はほんと強かった。
ねじ伏せるというか、丸太でぶん殴るような馬ばかりだった。
有無を言わせぬ迫力があった。
この辺の話をG-ZERO面子でしたら、酒が何杯でも飲めちゃう。
確実に朝までコースで、誰かが寝たら終了系だわ。
話戻すわ。
なんか桜花賞てワクワクするんだよね。
ワンダーパヒューム、ファイトガリバー、母になってからたまらなくなったファレノプシス、プリモディーネ、レジネッタ、レッツゴードンキ…
好きな馬がたくさんいるのよ。
ワンダーパヒュームなんて今血が残ってれば…
泣いちゃうな。
あ、今年の話をすれば、本命は決まってる。
チューリップ賞が終わった瞬間に決まった。
katsu編集長のデータ傾向でも、なかなかに難解なレースな気はするけどね。
その分、予想もレースも楽しみだね。
そして、その前に忘れな草賞を忘れないようにね。
お母さん、忘れんさんなあ!ますやみ…忘れな草賞よ!