今週も運良く、土日とも東京競馬場に参戦できたpirocks。
なんと、なんとでもないが、的中はゼロ。
いくつか、惜しい馬券はあったが、あちらを立てれば、こちらが立たず、帯に短し襷に長し。
最後、立っていられたのは奇跡だ。
しかし、日曜東京最終を打つ金もなく、早めのお帰りとなった足取りは軽かった。
馬券は飛んでイスタンブールだが、足取りはカルカッタ。
なんのことか意味不明で、とうとう…とうとうでもないか…pirocksは気が触れたか?と思われた人もいるかもしれない。
大丈夫。心配いらない。
なぜなら…面白かったのである。
馬券が1つも当たらないのに面白い。
本当に気が狂ったのかpirocks?と思われるかもしれないが、生であの馬を見たのだ。
身体も白かったが、尾も白かった。
白勝ったのだ。面白かったのだ。
目の前で白毛がG 1を勝つのを見たのだ。
なかなか体験できることではないだろう。
馬券が当たらなかったことなど、かすり傷だ。
遠くにいてもすぐわかる。
なんせ、白いのだ。
生ソダシの感想は、それに尽きる。
さて、レースの話だが…
勝ったソダシは、1.32.2。
2着から5着までは、1.32.5で同タイム。
クビ、ハナ、ハナの大接戦。
4着に逃げ粘った、田中勝春ローザノワールは最低人気だった。
馬券を買っていた人は、大興奮だったのではないかな?
pirocksはゴールの瞬間、ローザノワールは交わされたと思った。
むしろ、交わされててくれまであった。
ローザノワール絡み、しかもソダシ絡みの馬券を持っていたのになぜか?
それをこれからお話ししよう。
Twitterでヴィクトリアマイルのサインはなにか?
いろんなものが飛び交っていた。
その中で、pirocksの目に止まったのは、テレビでやった映画がサインになるてやつ。
よく知らないけど、ローマの休日とETをやってたらしい。
ETに関しては、スピルバーグ産駒はいないし、1人でETを補完できる男、Eda Teruo 江田照男が騎乗なしだからないと思った。
じゃあ、ローマの休日の方か…
日曜の朝、入場券は11:40以降だったので、じっくりローマの休日サインを探してみた。
主演のグレゴリーペックは4月5日生まれ。
オードリーヘプバーンは5月4日生まれ。
4-5の生まれ…4-5の馬連?
roman holiday…holidayでJRAといえば、去年までのCM曲のラッタッタ。
ラッタッタと言えばホンダのロードパル。
ロードパルのCMはソフィアローレンはローマ出身。
本名はソフィア・ヴィラーニ・シコローネ。
2 4 5 6?
白黒映画で白黒枠に、黒フネの白毛の仔ソダシ、映画の中で重要なベスパはイタリア語で蜂、つまり8。
1 2 3 4 5 8
いろんなことを考えてみたが、最終結論はこうだった。
薔薇が満開の休日の東京競馬場。
ローザノワール…黒バラ。
黒枠マジックキャッスルで…
「ロー」ザノワールと、「マ」ジックキャッスルでローマ完成。
ソングラインはオーストラリアの道。
ローマに通じてるかどうかはわからんが、全ての道はローマに続く。
ローマの休日は白黒映画。
父黒フネ、自身は白毛と白黒を一頭で満たすソダシ。
昼前に東京競馬場に着いたpirocksは、馬頭観音に全馬の無事を祈った後、すぐにヴィクトリアマイルを買った。
3連単2頭軸マルチ 4-10→2 5
ワイド、馬連 4-10
なぜ、田中勝春ローザノワール残れ!と、大興奮の直線とならなかったか、みなさんおわかりになっただろう。
もし残っていれば、ソダシとローザノワールの組合せはワイドなら200倍くらい、馬連なら955倍くらい。
ちなみに、3連単が5→10→2だったら、10962倍くらいだった。
そんな強烈な縦目をくらったら、さすがのpirocksも無傷ではおられんかったやろう。
レースが確定して、ローザノワールが4着と表示された時、関係者、馬券購入者には、本当に申し訳ないのだけれど、心の底から良かったと思った。
そして、白毛のG 1勝ち見ちゃった!と、ルンルンの帰り道。
pirocksの中の矢沢永吉が、こんなことを言った。
「ワイドで2万なんて、前にやったでしょ?」
「良かったねぇ、外れて。」
「これ、pirocksにもっと大きい馬券取れって、神様が言ってるてことでしょ?」
さすが、矢沢永吉。
スケールがでかい!
小物のpirocksは…
ふー、良かった。俺のインディアンネームが、「ボックスで買わずに帯を逃した男」とかになるとこやった…
ま、なんにせよ、馬券は買わな当たらん。
オッズにびびらんよう買う訓練せないけん。
人の気の向こう側に、高配当があるのだから。