函館開催が終わった。
散歩ついでに、東京競馬場で軽くメインだけ買うはずが…
博多ステークスならイロゴトシやないんか?
5着…
函館記念はアラタがよく見えて買い足し。
ハヤヤッコ?
財布にはまだ金がある…
行ってしまおう…
最終、小倉。
チーン。
福島。
チーン。
そして函館ファイナル…
シゲルファンノユメが出走していて1番人気だった。
連闘で、後ろからの馬。
上のクラスでも、やれそうとはいえ、雨の重馬場でどうか?
前目、重実績のある馬で、逆転をかけ3連複4頭ボックス。
シゲルファンノユメに勝たれたら諦めはつく。
ボックスの中の馬が逃げ、4角では2番手集団に選択した2頭。
「がんばれ!もってこい!」
心の中で叫ぶ。
(先週書いたけど、今週行ったら一階もモニターで3場映ってました。)
歯を食いしばりモニターを見つめる。
入線は…
3着、4着、5着。
熱くなった時点で負けだったか…
だがしかし、負けるとわかっていても、恋も博打も熱くならないとつまらない。
印の付いたカードでする勝負など、なにが面白い?
選択し、未来に賭ける。
そして、未来が欠ける。
祭りの後は、生活が重くのしかかる。
だからどうしたっていうんだ?
他にできることがあるのか?
すべての選択は未来への賭けだろ?
仕事場、週中の喫煙所、去り際にshe said
「どうして外れるのに毎週馬券買うの?」
「半分仕事だからだよ。」
そんなふうに答えたけど…
そんな哲学的なことをアホに聞くもんじゃねぇよ…
誰もが競馬と聞けば、「馬券、馬券、馬券。」
ほんと、うるさいよ。
あんたの財布から賭けてるわけじゃねぇだろ?
「けっきょく、負けるのに…」
んなこたぁ、わかってんだよ。
いや、わかってねぇのかな?
わかろうとしてないのか?
どっちだっていいんだよ。
すんなってゆーたってさ、恋をしてさ、馬券を買うてさ、興奮してさ、楽しくてさ、敗れてさ、寂しくなったり、虚しくなったりさ。
男と女だってさ、綺麗事ゆーたってさ、上になったり、下になったり、ひっくり返してみたり、ひっくり返ってみたりさ。
あんまアホに難しいこと聞くと…
あんたに賭けちゃうぞ!
まー、とにかく難しいことは、賢い人が考えてくれ。
俺は楽しくないのに生きていたくないんだ。
つまらない日常をぶっ飛ばすために、音楽や酒や博打があるんだろ?
最後に、今週見かけた最高のおっさんを紹介しよう。
あるレースが終わり、ふと横を見た時だった。
おっさんが当たったのか、楽しそうに…
「今週はソー◯ランド、ソー◯ランド♪」
歌いながら歩いて行った。
なんていうか、人生を楽しむ達人て感じやった。
難しいこと考えたり、悩んだりしても足が止まるだけかもな。
さて、夏競馬は難しいなんてよく聞くけどさ、来週から札幌だろ?
場所が変われば、流れも変わるだろ。
「なんで外れるのに馬券買うの?」
「買わなきゃ当たらないからだよ!」
これが答えかな?