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マイルCSはセリフォス!

強かったねぇセリフォス。
一頭だけ次元の違う脚。
何回かこの面子でやると、2着以下は変わるだろうけど、セリフォスの勝利は揺るがない!くらい強かった。

レースはソダシを中心に回っていった気がする。
まずルメールが後ろにつけ、その後に川田、その横に松山。
ルメールの内にいたのが2着の北村友。
レースは進み、ルメールは下げ、開いたところに北村友。
川田がすぐ後ろの横につけ、横に松山は変わらず。
直線入口は、ソダシの後ろに北村友、横に川田、川田の後ろにルメール、川田の横に松山。
まさにソダシをめぐる冒険だ。

土曜の阪神を見ると、外なのか?まだ内も使えるのか?微妙。
雨の影響があれば、先週に続いて外なのか?
外なら川田か?なんて思っていた。
内は有力馬が多く、捌くのが大変だろうなと。
踏み遅れたら間に合わないだろうし。
結果としては、雨もあったみたいだが、内外同じくらいだったか?
福永祐一が真っ直ぐ走れていたら、内がどれだけかわかっただろうけど…

直線、内側はデムーロ弟が蛇行し、三浦がトレース。
福永が影響受けつつも切り返し抜けてきた。
直線広がったところで、デムーロ弟は左から鞭を入れ、その内をつこうとした三浦。
福永はええ迷惑やったんやないかな? 
三浦はこの後デムーロの外へ、下がってきた坂井の方へ進路を求めて…
危なかったね。
福永はデムーロ弟の内の間を選択。
まあ他に選択はなかったろうが。
直線向くまで内で我慢できてたからこその手応えだったのかもしれないが、状態もすごく良かったというレース後コメントを見ると、なぜ直線で外に行かなかったのか?と思うかもしれないが、あそこから外へは出せないと思うな。
府中くらい長い直線ならアレやけど。
外にはルメールやら豊やら恐ろしいのがおったしね。

北村友はすべてがうまくいった気がする。
直線入口も吉田隼は右手を開いているから、内に寄せて行きたかったと思うし。
ソダシに余力があれば閉めて、北村友が抜けてきたところはなかったろうし。
この辺はデムーロ弟からの余波かもしれない。
三浦と北村友で坂井瑠を挟む方になったからね。
松山のもだいぶフラフラしてるね。 
右手開いて左鞭でも外へ外へ。
これで影響までは言えないだろうけど、武豊も少し狭くなってる。
着差を考えるとこの辺はみんな…
馬券買ってる人は、なんとも言えないだろうね。
まあ勝馬から0.5秒で9着までだから、内も外もごちゃごちゃするのは仕方ないのかもね。

ルメールのシュネルマイスターと、川田のダノンスコーピオンが案外だったのが意外だった。
2頭とも悪くない競馬だった気がするけど…
サリオスはパドックであまり良く見えなかった。

なんとなく阪神で行われたマイルCSのラップタイムを。

2022年 12.2 – 11.2 – 11.7 – 11.5 – 11.9 – 11.6 – 10.8 – 11.6
(前35.1中23.4後34.0) 1:32.5

2021年 12.5 – 11.2 – 11.9 – 12.0 – 11.7 – 11.1 – 10.7 – 11.5
(前35.6中23.7後33.3) 1:32.6

2020年 12.5 – 11.0 – 11.4 – 12.0 – 11.6 – 11.0 – 10.8 – 11.7
(前34.9中23.6後33.5) 1:32.0

過去2年はグランアレグリアが化け物だったとして、比較対象としてはアレかもわからんが、前半から速くて中盤も緩まなかったということかな?
シュネルマイスターも前半についていった分、最後の伸びがなかったのかもね?

レース後コメントも要約で気になったところを。

1着セリフォス レーン
「スタートしてそこそこハイペース。そこから少し落ち着いたところで折り合いがつくまで時間かかった。レース後半は折り合いばっちり、直線の手応えでいけるとおもった。」

2着ダノンザキッド 北村友
「このような舞台でのせてくれて感謝の気持ちで臨んだ。せまいところから割ってよく伸びてくれた。横一列で勝てると思った。2着なことだけが残念。」

3着ソダシ 吉田隼
「イメージどおり。勝った馬の決め手が上。マイルまでならやれる。」

4着ソウルラッシュ 松山
「本当は馬の後ろで我慢させたかった。なかなか入れなかった。最後はがんばった。」

5着シュネルマイスター ルメール
「いいレース。直線伸びなかった。柔らかい馬場かも?」

6着ジャスティンカフェ 福永祐
「状態すごく良かった。4コーナーの手応えよく、突き抜けるかと思った。一頭分のスペースを狙っていった。真っ直ぐいったが交わそうとしたタイミングで前の馬がふらついた。交わすタイミングだけ進路がなくアンラッキー。もったいない競馬になった。」

7着エアロロノア 武豊
「スムーズなレース。あと一歩。もう一つ決め手があれば。」

11着ダノンスコーピオン 川田将
「ここにきて成長しようと身体のバランスが変わってきてる。もう一度成長してから。」

12着ウインカーネリアン 三浦
「ゲートで立ち上がって他馬に迷惑をかけた。瞬発力が求められる競馬になり持ち味が出なかった。」

14着サリオス ムーア
「残念。馬場が柔らかすぎたのか反応なし。合図を送っても返ってこない。申し訳ない。」

何人か理解し難いことを言ってるな。
いろんなものが測れてないと、足りるって思っちゃうのかもね。
今回のレースはパトロール見ると印象が違うかもね。

なんにせよセリフォスが強かった。
今日のセリフォスに勝てる馬はいなかった。
あんだけ外回して勝ってんだもん。
よほど内で上手く立ち回らないと、あの差は埋まらないと思うな。

pirocks

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