競馬総合サイトG-ZERO

新馬戦の季節です

春の東京開催もあと少しとなった。
G 1も終わり、やっとゆっくり競馬ができると思ったものの…
現場は暑過ぎる。
夏か?夏なのか?
梅雨時じゃないのか?
スタンドはまだいい、日陰だし。
パドックはなんだ?
地獄か?
倒れそうになるレベルの日差しが…
馬は寒冷地の生き物だろ?
大丈夫なのか?

あ!わかった!
土曜東京新馬戦。
人気のルメール、ニューファウンドと戸崎のサンダーロードはそのせいだな?
この暑さで、出負けして後ろからで…
パドックはこの2頭しかいないと思えるくらいだったのに…
全馬イコールコンディションではあるが。

あ!わかった!
神様だ!
神様がこの暑さの中で外にいると疲れが取れないから、pirocksよ涼しいところにいろと馬券を外してくださったのだ!
ほっとけ!
ぶっ倒れても高額払戻するんじゃ!
ほんま、神も仏もないわ…
わしらは小沢健二でも、ブギーバックでもない、そう簡単に「神様にありがとう」なんて言えるか!

てなことで、土曜もノーヒットノーラン。
これで登板機会4連続である。
そろそろさすがのpirocksも、「生まれてきてすいません」とか言いそう。
いや、おまえは馬券が当たってても、謝らないけんことよけぇあろうが?
そんなことないよ!
馬券当てて、チンチンに冷えた瓶ビールで乾杯しよ!
乾杯して、美味しいもの食べて…
デザートは…あ、た、し!
口直しはあなたのエスプレッソ飲ませてぇー!
なんて妄想をしてしまいそうになるくらいには壊れかけのレディオレディオレディオだ。

競馬が終わり、SNSで皆がどうだったか確認。

「単勝まで買えなかったけど、ワイドと複勝でプラス!」

「メインしか当たらなかったけどトントン!」

「朝イチでプラス確定!勝ち逃げ!」

みんな楽しそうである。
良かったねぇ!なんて思いながら配当や券種を見ていくと…
 
「こんなあ、またダメじゃったんか。誰も3つ取ってこいたあ言うとらんのど。馬券ちゅうのは1つか2つ当てりゃあええんど!」

「おやっさん。なんぼおやさっんのゆーことでも、それだきゃあ聞けんです。」

「ほいじゃがよ?払戻さな何にもならんので。」

「ほいじゃあ言わせてもらいますがのう、単勝やら複勝やら取ってなんぼになるんですか?」

「ほりゃ、なんぼかにはなるじゃろう。」

「それでどうなるゆーんですか?そんとなんじゃ相手は黙らんでしょうが!」

「このアホが!このくそかばちたれが!かばちばっかりたれよって、1つも当たらんじゃないか!」

「ほいじゃけ、万馬券取って捲っちゃるっていいよるんじゃ!ほいじゃったらかばちはなかろうが!」

「そこがおまえのつまらんとこじゃ!堅気じゃろうが、わしらみたいなもんじゃろうが、コツコツやるしかなかろうが!」

「おやっさん!わしゃそんとなことするために馬券買うとるわけじゃないんじゃ!」

「好きにせぇ!わりゃ破門じゃ!」

「なんないと好きにしてつかぁさい。ほいじゃがの、わしゃ一度狙うたらやめたことがないけんのう。」

「いね!どこないといけ!」

「おやっさんもお気をつけて。」

そんなことを思う俺がいる。
いつも穏やかで正直で優しくて、怒った顔を見たことがないと言われる俺なのに…
自分でも驚くが、どうしても大きいのが取りたい。
みんなのように、道端に咲く花のような、そんな小さな幸せを見つけて歩いていけたら…

日曜は金もなく、あてもなく…
昼飯を食うて、時間が合えば新馬戦だけ覗きにいこうかと家を出た。
この時期の楽しみ、週末の新馬戦血統チェックに引っかかった馬がいた。
takuさんに確認すると、高評価マイラーとのこと。
そのうち重賞勝馬に出てくるだろうか?
その名は…プリティディーヴァ!
なぜだろう?
プリティと聞くと、条件反射で長嶋と思う。
なぜだ、なんでだろう?

無限替玉に挑戦し、損益分岐点の3玉をクリア。
時計を見ると…楽勝で間に合いそうだった。
無理せず、替玉1つで良かったなあ…
若くもないのになんで無理するんやろ…
お、大國玉魂神社で流鏑馬やってる!
津和野が懐かしい。
日本で1番古い馬場の神事。
「陰陽」の掛け声、神前で行われる古式の流鏑馬。
またいつか見たい。
大切な人と…

とかなんとか妄想してると、あっという間に競馬場。
競馬場のある街に住むということ。
これはなかなか理解してもらうのが難しいと思う。
競馬好きな方は1度住んでみたら?
そいや、若い頃はロックが好きで下北沢に住んだことあったな。
好きなものの近くに住むって、なんか上手く言えないけど良いよ。

馬頭観音からパドック。
暑い…クラクラする…
ん?9番いいね。
お!11番もいい。
てか、11番の方が形が好み。
これは走りそう!
んーと、9番は…プリティディーヴァ!
11番は…ダノンブランニュー!
スターズオンアースの半弟か…納得の馬体。
プリティディーヴァは父kingmanやろ?
んー、思ったより胴が短いというか、ギュッとしてる感じだなあ…
父欧州産の馬とか、わりと緩く見えたりするんじゃなかったかなあ…
んー。
この感じでどこまで走るんかなあ…
血統高評価馬、鞍上ルメールとはいえ、走ってみない事にはわからないもんな。
2頭で良いとは思ったが、ルメールも戸崎も頭固定にするほどではなく、2連系は安すぎて馬券はやめた。

2頭ともゲートをスッと出た。
内側の逃げ馬のすぐ後ろにつく。
2頭ともセンスええなあ。
これで直線どうかやなあ…

直線に入る。
持ったままで直線半ばまで。
そのまま逃げ馬を交わし、2頭が突き抜けるかと思ったが…
最後は鞭が入り、勝ったのはプリティディーヴァ。
0.1秒差の2着がダノンブランニュー。
さらに0.1秒差の3着が逃げたアンジュスリオール。

んー、どうでしょう?
まだこれからなんだろうね。
なんか1,400デビューが気になる。
前日にマイルの新馬戦あったのに…
血統的なことは聞いてないからわかんないけど、ダノンブランニューの方はもう少し距離があった方が良いのかなと思った。
プリティディーヴァは、勝ったけれど…
そこまでの衝撃はなかったかな?
2頭とも次走も引き続き要チェックや!

あの名馬もデビューから見てるぜ!注目してたぜ!とか言いたいよね?
あの馬がここまで来たかあ!とか。
夏競馬になると重賞よりも、生き残りを賭けた3歳未勝利とか、秋に向けてどの馬が勝ち上がっていくか気になるよね。
とにかく、温度も湿度も高くなる季節。
家でも競馬場でもWINSでも、涼しいところで無理なく楽しみましょう!
現場に行く時は日除の帽子があると良いかも?
いま首の後ろまで布があるやつとかあるじゃん?
あんなんがええと思うよ。
でかい麦わら帽子が1番と思うけど、さすがに農作業スタイルすぎるやろうしね。
タオルも忘れず、こまめに汗を拭いて、こまめな水分補給で!
もう俺たち昭和の人間が知ってる夏じゃないからね。

pirocks

1日1クリック!皆さん、応援よろしくお願いしますm(__)m


モバイルバージョンを終了