こなさんみんばんわ!
永遠の二十六歳、都内在住OLのピロミックスだよ!
クラシック第一弾桜花賞も終わって、競馬もなんとか続きそうだし、ホッと一息てかんじよね。
素晴らしいレースだった桜花賞の余韻に浸って、Mリーグも休止だし、なにするわけでもなく一人家飲みしてた日曜の夕方。
そこで事件は起こるわけです…
一本の電話で…
ほんっと、嫌になっちゃう。
「もしもし?久しぶり!元気してた?」
「今頃何よ?あんたとは終わったでしょ?コロナで外に出れないから、昔の女で暇つぶし?」
「相変わらずだなあ。まあ実際に暇なんだけどさ、競馬はやってるけど、Mリーグ休止じゃん?世の中こんな状況だし、なんとなくお前がどうしてるかなあて…」
「なに?一応心配してくれてんの?」
「まあそうだね。桜花賞がすごいレースだったから誰かと話したかったてのもある。」
「当たったの?どうせ、ヒモが抜けて、デリバリーも呼べない、発泡酒でシコシコしてんでしょ?」
「本命レシステンシアで対抗が傾向外の無敗デアリングタクト、以下チューリップ賞組へだったんだけどさ…」
「なによ?それ当たってんじゃん?馬連じゃリンリンできなくて、外出自粛でピンサロックスて訳にはいかないだろうけど、ちゃんとした麦酒くらい飲めるんじゃないの?手マンができないから自慢くらいしとこうてか?」
「いやさ、それがさ…まさかあんなに降るとは思わなくてさ。それでもレシステンシアのペースで行けば、スマイルカナは足んないと思ってさ…デムーロの馬は狭いところ入ったら、びっくりしちゃって下がったみたいだし…それがなければ、3連複と3連単で、リンリンどころか、泡の世界でマットデビューよ。馬連くらいじゃ何も生まれん!」
「アホやなあ、たいしてテメェのがデカくもないのに、デカいの狙ってんじゃねぇよ!だいたい、本命対抗、1番人気2番人気で千円つけば上等やろうもん?」
「そこなんだよなあ。てか、久々なのにキツくね?」
「だいたいさ、あんた競馬も麻雀もちょっと詳しいふりしってけどさ、Mリーグよりオールスターリーグで、配牌より、たしろさやかとか百合沙とか水崎綾女とかさ、パイパイ見てるだけだろ?え?支払いもパイパイか?私はそんなあんたとバイバイだ!」
「言い過ぎじゃね?今はさ、女の人も麻雀強いじゃん?岡田紗佳とか、高宮まりとかリーグ戦のいいとこで活躍してんじゃん?」
「だからその何を見てんの?配牌?パイパイ?Mリーグ見ながら、ユニフォームじゃなくて、オールスターリーグみたいな衣装ならなあ…とか思ってんだろ?」
「まあまあ、そういいなさんな。久しぶりにお前の好きなロベルト系が大物出してめでたい時だろ?」
「あんたにロベルトの何がわかるのよ?」
「それは…」
「あんたのそーゆとこに耐えられなくて別れたのよ。だいたいね、ロベルトとか簡単にゆーけどさ、あたしはロベルトにマルゼンスキーみたいな時代遅れのタフなのが好きな訳。」
「なんだよ!エピファネイアだってシンボリクリスエスだからロベルトだろ?何が違うんだよ!」
「だいたいがね、まずサンデーサイレンスのクロスがあるし…シンボリクリスエスてか、シーザリオの質の高さでしょ?ロベルトがあればなんでも私が好きな訳じゃないのよ。ボールドルーラーとか訳わかんないし、シアトルスルーはスルーよ。あんたみたいなRomanのない男とじゃ、夢が見れないのよ!元your hostだったんなら、Alibhaiくらいちゃんとして、ハイペリオン溢れさせなさいよ!私がどんだけ影でグロースタークと思ってんの!」
「ちょっと待て!落ち着けよ!バレるようなアリバイは悪かった。だけどなんだよ?Roman?浪漫か?ハイペリオンとかグロースタークとかさ…グローすたー、苦労すたー、苦労したってことか?」
「勘の悪いあなたにしては上出来。正解よ!あたしはね、RomanとAlibhaiに溢れた混じりっ気のないウオッカのように生きるの!あたしと一緒にいたいなら、レーティングでシーバードを上回ってからおいで!」
「そんな男どこにいんだよ!フランケルな!」
おわり
作者あとがき
たぶんね、先週の日曜の夜あたりは、全国的にこんな風景が見られたと思うよ。
まあどちらの言い分もわかるよね。
男が言うように、確かにエピファネイアはロベルト直系だし、我らがアイドル、ピロミックスの言うように、サンデーサイレンスのクロスあるしねぇ。
まあ世の中は広くてさ、ウオッカ見て、ナリタタイシンだ!て思う人もいるし、それをちゃんとアホにもわかるように説明してくれる人もいる。
オルフェーヴルは社台的正解で、ステイゴールドとメジロマックイーンの正解ではないとか思う人もいるだろうし。
血統て、知れば知るほど面白いよね。
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