まず、最初に言っておく。
私は、障害レースに詳しくもないし、シングンマイケルのファンでもない。
ただ、今日の中山グランドジャンプの馬券は買っていた。
いろいろ考えてみたが、名勝負を見れればいいと、オジュウチョウサン、シングンマイケル、メイショウダッサイの3連複を買った。
最終コーナーにさしかかるあたりで、難しく3連単考えなくてよかったなと。
あれ?なんかあったかな?下がったな…
そして、最終障害…
あんな倒れ方初めて見た気がする。
嫌な予感。
オジュウチョウサンは強かった。
だが、シングンマイケルが無事と聞くまでは、素直に喜べないなと思った。
最終レースまで終わり、散歩に出た。
一時間後に帰宅。
気になってTwitterを開いた…
どうやら、金子光希騎手が止めようとしたけれど、最終障害に進んでいったらしい。
心臓マヒとのこと。
シングンマイケルと関係者の物語は、これからちゃんとした人が書いてくれると思う。
いつの日かそれを読みたい。
ただ、私が今日感じたことを記しておきたい。
もう私は、倒れるなら前のめりでとは言えない。
心臓が止まっても、前に…
うまく言えるはずもないし、このコラムに批判もあるだろう。
だけど、たとえ敵わなくとも、心臓が止まるまで、止まっても王者を追い続けた馬がいた。
すごいものを見せてもらった。
どんな言葉で語り、終わればいいのかわからない。
だから、ただ胸の中で手を合わせる。
シングンマイケル…