当たりはしないが、かすりはする。
愛だ恋だはもういいが、間が抜けちゃあコインは増えず。
掠りをとられて、擦る日々。
酔いどれ亭pirocksです。
赤い靴履いてた女の子は見たことないが、赤い服着ている男は見たことがあるし、俺もよく着る。
昔、彼女と仲良くショッピングしてたら店員に…
「バカ似合いますね？」と言われて
「ふざけんな！確かにこいつはアホかもしれんが、バカじゃない！可愛い俺の彼女だ！」と怒鳴りそうになったけど、よくよく考えたら俺は赤いジャケット着てた。
「赤似合いますね？」だった。
「当たらなければどうということはない」
彼は3倍速いらしいが、俺の買い目は3倍でも当たらない。
「偉そうにいろいろ語っていても、オメェの馬券は当たりゃしねぇじゃねぇか？」
そう思われる方もいるだろう。
ピロ理論とpirocksの競馬は感謝の気持ち出てきてます。
全てを受け入れ、全てを愛すのです。
外れ続けて、熱くなった頭をアイスで冷やすのです。
最近のお気に入りは、普通のやっすーい苺練乳バーです。
練乳に感謝！
感謝と言えば、好きな人は多いようですが、なにが悲しくて1番気持ちいい、「でっ、出るうぅぅぅぅ！」てな雄叫びをあげる瞬間に、がんばって愚息を、愛すべき人の顔の前まで持っていかなきゃいけないのか？
そんな暇があるなら、腹から長距離射撃だ！
俺は、顎に当てて「痛っ！」て言われたことあるぞ！
それ、ガンシャノン！
さて、下ネタ嫌いなんでそろそろ本編にいきましょか。
「この世の中で、やらせねぇ女と、当たらない馬券が1番きれぇだ！」
なんていう江戸っ子？みたいな人も多いと思いますが、先週の両メインともに、そんな考えが吹き飛ぶ素晴らしい競馬でした。
まずは、函館スプリントステークス。
これはもう「ナイスです！」としか言いようがありません。
そう、あなたの、私の、日本の、世界の武豊です。
もう、他の馬なぞ一つも目に入らない。
2着以下がなんだったか、忘れてしまうような素晴らしい騎乗。
高松宮記念の3着馬ダイアトニックにあれをやられては…
レース後のインタビューでは…
「ハナも考えていました。」
だってさ、これが役者が違うてことやね。
二枚目が、一枚違う競馬をするっていうね。
後の騎手は、みんな三枚目をやらせられたね。
武豊があのポジション取ったら、誰も動けない。
それが運命ではないけど、カミーユZガンダムばりにウェイブライダーで特攻！てなことは、誰もやらない。
古川ライトオンキューが突かないかな？とは思ったが…
逆に言えば、大外から思いきって出して逃げた菱田は見事だったね。
そして最後の止め！
「無観客が続いていますが、テレビの前の皆さんに一言。」
「テレビで毎週応援していただきありがとうございます。もうすぐ皆さんも競馬場に来れる日が来ると思いますので、応援よろしくお願いします。」
かぁー、たまんねぇなあ。
これが千両役者てやつだな。
超一流の仕事を見せてもらって、最後の挨拶まで決まられたんじゃ、脱帽するしかないね。
「オメェは脱帽もなにも、馬券が坊主だろ？」とか言われそうだけどね。
そして、ユニコーンステークス。
こちらも一頭しか目に入らなかったね。
強い勝ち方しました、強すぎたかもしれませんカフェファラオ。
「マーベラス！ファンタスティック！」
直線は、開いた口が塞がらないかんじやったね。
レッチェバロックが作り出す速いペースを、なんなく追いかけて、直線並んで手は動かず。
追い出したら伸びる伸びる。
誰も追いかけられない、まさに圧勝。
今年はコロナウィルスの影響で、アメリカ三冠のケンタッキーダービーは秋に行われるという。
この後、ジャパンダートダービーで国内3歳に敵なし！からの、ケンタッキーダービーからのブリーダーズカップ親子制覇！なんての見たいよなぁ。
takuさんが血統評価出してくれてたけど、おそらく同世代ダート馬では、世界的にもトップクラスの血統だろう。
まだまだ日本はもちろん、アメリカもコロナウィルスの影響がどうなるかはわからないが、アメリカのダート界制覇も夢ではないんじゃないかな？
ひょっとしたら、アメリカンファラオ最良の産駒かもしれないしね。
そこまで言わせるものが、血統にも走りにもある気がする。
まだまだ強くなるだろうから、とにかく無事を願おう。
あんまピンとこないんだけど、アメリカンファラオはアメリカの3冠馬でしょ？
二冠馬はけっこういたんだよね？
ん？調べてみたら、シアトルスルー、アファームド2年連続以来で、アメリカンファラオの次の年はジャスティファイでまた2年連続なのか。
二冠馬も錚々たる面子やね。
しかも、日本で種馬したのがよけぇおるわ。
サンデーサイレンス、タバスコキャット、サンダーガルチ、シルバーチャーム、カリズマティック、ウォーエンブレム、アイルハヴアナザー、カルフォルニアクローム。
これは、サンデーサイレンスの成功の影響かな？
調べてみると、えらいよけい二冠馬が入ってきとるね。
サンダーガルチは、同血含め、下がだいぶ日本に来とるし、ビッグブラウンの下はカジノドライブか。
て、カジノドライブは亡くなってたのね…
もう、日本が種牡馬の墓場と言われることはないだろうけど、やはりその土地の血は、ある程度はその土地に残しておくべきじゃないかとも思う。
言い方はあれかもしれんが、日本で腐らすにはもったいない血もたくさんあるやろ。
腐らすというか、使いきれない血というか…
何年か供用して、ダメなら帰すとかね。
そう考えると、血を巡らすためには、シャトル種牡馬が良いのかもね。
ま、去年アスコットに呼ばれていったディアドラじゃないけど、アメリカ3冠馬の子だから、アメリカで走りを見せて欲しいね。俺たちにも、アメリカの人にも。
なんかすごい競馬を見た先週だったから、どうしても内容が堅く真面目になっちゃうな…
もしクロフネが…とかは言わないタイプなんだけど、エイシンワシントンがアメリカで走ってたら3冠馬？
よし、カフェファラオが全米を震撼させて、そのまま向こうで種牡馬入りてのはどうだ？
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