さて、皆さんはいかがだったろうか?
人気通りの決着に、本命サイドに太く張る人は笑いが止まらない感じだったか?
レースも、ワイドファラオが逃げて、前が止まらないかんじだったね。
勝馬のクリソベリルは、強かった。
三角でオメガパフュームが合わせに行ったが、コーナリングのうまさなのか、そこで少し突き放した。
けっきょく、最後までこの差が詰まらなかった。
オメガパフューム的には、もう少しペースが上がって欲しかったか?
番手のストライクイーグルは持ち時計もないし、楽に逃げたワイドファラオは距離延長で、短いとこで戦ってきた馬。
競艇ばりに、1角回ったところで、ほぼ勝負あった感じやったね。
無駄なことをしない、余計なことをしない、川田騎手の素晴らしさが出たレースかな?
ということで、軽く調べてみた。
帝王賞と東京大賞典の過去10年くらい。
なるほどなと思った。
例年だいたい、後半3Fより前半3fの方が速い。
今年は発表されてるものを信じると、前半37.3、後半36.4ということだ。
前半より後半のほうが約1秒も速い。
距離に不安がある馬が逃げ、持ち時計のない馬が2番手なら、こんなペースになるということだろう。
katsuさんが、レース前に去年の最優秀ダート馬の得票差を指摘していた。
クリソベリル270、オメガパフューム4だったらしい。
帝王賞の人気では逆転していたが、終わってみればクリソベリル完勝だった。
ちなみに、ピロ理論馬券は13点購入の39点返しくらいだった。
昨日は暑くて、午前中にがんばって用事を終わらせたので、昼飯のコンビニ冷やし中華ビールセットだったため、資金の割り振りを考える気にならなかったのだ。
そして、晩酌も早めだったため、酔いに任せて最終にオールインして、またもや資金配分をテキトーにしたためガミるという結果に終わった。
39点が37点くらいになった。
今日こそは簡単に、さらっとしたふり返りで終わろう。
最後に…
ここ何年か、5年くらいかな?
地方ダートのレースがすごく面白く感じてたの。
馬券の調子も良かったんだけど、わりと勝因と敗因がわかりやすいというか、強い馬は強い競馬を見せるし、調子や年齢的なもの、弱点がある馬はそこを突かれれば惨敗するし。
でも、なんで面白いんだろうな?不思議だった。
今日、このthe after 書きながら調べてわかった気がする。
単純に、強い先行馬が多くて、ペースが緩まないし、そのペースについていけない馬は勝負にならないからだ。
大井の2000メートル、東京大賞典と帝王賞しか調べてないけれど、基本的に先行争いが激しく、中だるみがない。
おそらく、最後はバテバテの根性勝負になってるのではないか?
だからこそ、日本のダート一流馬は、世界で通用するのだろう。
考えてみれば当たり前の話だが、自国で厳しい競馬をしているから、世界レベルでも遜色がないのだ。
ということはだ、世界レベルの馬作り、戦いが行われていて、それを日常的に見られるのがダート路線なのかもしれない。
やはり自力勝負は高速巡航型なんだろうね。
ディープインパクトだって、ペース対応できているから、あの最後の脚がすごいとなるわけだもんね。
決して、スローの差し馬ではないしね。
自力先行型のレースを行なってこなかったツケが、世界の舞台でモロに出てしまったけれど。
そして、本当に最後。
川田騎手の勝利インタビューが良かった。
pirocksが要約させてもらう。
「いま日本で強いダートの馬たちが全部集まってるレースだと感じた。テレビで見てくれてると思うけれど、この素晴らしいパフォーマンスを皆様にお見せしたかった。また皆様に目の前で見てもらえる、そうなるように、一生懸命競馬してますので、ぜひまた会える日を願っています。」
こんなかんじかな?
こんな時だからこそ、ちゃんとファンに伝えることは大事だと思う。
思ってるだけじゃ伝わならないしね。
何度でも何度でも、ちゃんと言葉にして伝えなきゃね。
てことで、ちょっと川田騎手の好感度が上がったpirocksでした。
てか、デムーロはペース遅かったてはっきり言ってるな。
まあ、あからさまに三角で絡んでいったからな。