ステイヤーズステークス
オセアグレイト（オルフェーヴル×ブルーダヌーブ by Bahri）牡・16生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：６ 結：７ 土：３ 弱：３ 影：２ 集：４ 質：３ 再：４ SP：４ ST：３ 特：１（主導牡牝を通じたクロス）
合計：（39+1/60）点 クラス：3B+
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S × M 〇 I 〇 C △ L ×
ダ：S × M 〇 I □ C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低め 成長型：遅め
〇 短評
前面でクロスした、Northern Dancerは中間断絶の為、主導は、位置の悪さがある為、Lt.Stevens(=Thong)の呼び水効果は薄いものの、Narullah７・７・９×５・６・７・７・８の系列クロス。次いで、Lady Angela.My Babu.Almahmoud.Margueryの系列クロスで血統を構成。オルフェーヴルという種牡馬は、主導の明確性を出すのが難しい部分がある種牡馬ではあるが、当馬もそれに該当している。ただし、Hail to Reason.Northern Dancer. Lady Angela.My Babu.Almahmoud.Margueryのアシストにより、各系統の連動性がはかられているのは見るべき点である。したがって、父の配合としての方向性はあっていると言えるか。惜しむらくは、父母が持つノーザンテースト.Never Bendを主導に据えられなかった点で、この部分が当馬の限界を端的に示しているか。本質は芝・ダート兼用のマイル～中距離タイプ。７代目以降の血の生かし方から、長く脚を使えるタイプであると言える。重馬場はこなす程度。
チャレンジカップ
レイパパレ（ディープインパクト×シェルズレイ by クロフネ）牝・17生
有効世代数：10代目
Ⅰ 主：６ 結：４ 土：４ 弱：２ 影：２ 集：５ 質：３ 再：３ SP：４ ST：３ 特：１（母産駒複数活躍繁殖牝馬）
合計：（36+1/60）点 クラス：2B+(3B)
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S × M □ I 〇 C △ L ×
ダ：S × M □ I △ C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低め 成長型：普通
〇 短評
前面でクロスした、Halo内Hail to Reason.Almahmoud.Bansish Fearが全て世代ズレを起こした為、主導はその父Nearcticから継続する、Northern Dancer５×６・７の系列クロス。次いで、Turn-to.Mahmoud.Court Martialで血統をリード。前述のクロスが落失するものの、ある意味ではシンプルになった点は長所だと言えるか。また、父母内ウインドインハーヘアの生かし方が良く、Villmorin-Gold Bridgeのスピードが24連で土台構造を構築する、Pharos(=Firway.Fair Isle)で結合を果たしたのは見るべき点であり、シンプルなスピードにはかなり良さがある配合だとは言える。本質的には、芝向きの中距離タイプで、ある程度の距離短縮には対応できるタイプ。ダートや重馬場は得意とは言えない。
チャンピオンズカップ
チュウワウィザード（キングカメハメハ×チュウワブロッサム by デュランダル）牡・15生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：７ 結：５ 土：３ 弱：２ 影：２ 集：５ 質：４ 再：４ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（36/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S △ M □ I □ C × L ×
ダ：S □ M 〇 I 〇 C △ L ×
芝適性：△ ダート適性：〇 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：普通 成長型：遅め
〇 短評
主導は、Mr.Prospector３×５を呼び水にしたNashua５×７・７の系列クロス。Nashua自身は２ブロックにしか存在しないものの、その父Nasrullahが４ブロックの７代目に存在し、土台構造を形成するNearcoまで系列クロスを形成。ひとまず、主導と機能している。また、Northern DancerがHyperion系の結合をアシスト。Lady Angela.Almahmoudのクロスよりスピードを、Buckpasserよりスタミナを補給。全体的にはスピード優位の配合で、本質は、ダートマイル～中距離に向く。また、Hyperion22連を抱えるため、ややバランスを欠くものの、ほぼ同程度の連数を持つNearco20連の土台構造からくる土台構造の堅牢さから、安定感はあるか。
(taku.O)
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