名前:taku.O
年齢:43歳
競馬歴:21年
好きな馬:ランニングゲイル・トウショウオリオン・トウカイテイオー等々
経歴:競馬を始めた当時の友人から、血統とはなんぞや?として五十嵐理論を説明されてから、血統の魅力にどっぷりとはまり、またそれでも説明をできない名馬を多数見てきた経験から、他の血統理論も学びながら、自分なりの解釈を磨いて10年程、独学で血統について学んできました。その後、ブログ血統徒然草を2009年4月開設。以後も自分なりの解釈を加え、現代の走る配合とはどういったものを求め、診断基準に様々な視点を加え、現在の11項目傾斜配点方式、9~12代目まで配合によって遡る代数を変える、有効世代数という考えにたどり着き、以後ブログやSNSを通じて血統への評価配信を行っています。
ご挨拶:
皆様、はじめまして。競馬総合サイトG-ZEROへ、ようこそ。心から歓迎いたします。その中の一コンテンツという位置づけで、競馬血統研究所に執筆させて頂くことになりました、taku.Oと申します。
皆様は、血統と聞くと何を思い浮かべますか?そもそも競馬に興味があるだけで、血統に興味がある方は少数派なのかもしれませんね。興味がある皆様も、馬柱の馬名に載っている。父が○○だから単距離馬、母が○○の勝ち馬だからこの産駒はクラシック向き、○○血統だから晩成?○○は自由にはめて頂いて構いませんが、そういった認識でおられる方が多いのかなと思われます。ですが、時々それらを裏切る名馬や、相性の良い配合。または競争成績のイメージとあまりに異なる繁殖等、父母だけで語る血統には限界があると、僭越ではありますが個人的には確信いたしております。
では、お前は何を見て血統を語るのだと言われますと、経歴にも簡単ですが書いてあるように、父母のクロスからくる血統表のみを頼りに血統を見ています。
そのような紙面上だけでわかるのはなにか?という疑問も勿論あると思います。そこで、簡単に例を上げてみたいと思います。
例えばニックスと言われる父ディープインパクト、母父Storm Catの相性の良さは、父母内にあるSomethingroyalがクロスし、産駒の血を集めるNorthern Dancerが母父内において4代目でクロス。両者の9代目に存在するPolymelusによって、そのスタミナが一体化する血の経路が出来上がっている為です。
また、昨今国内において導入されているドイツ系のイメージはどうでしょう?いまだ、12F路線に価値を見出しているドイツの血であれば、重厚なステイヤーたるべき。と思い込んでいませんか?実際には、鳴り物入りで導入されたノヴェリスト産駒ですら、その重厚さには程遠いイメージではないでしょうか。これはドイツ血統が独自に発展し、他地域との血の交流が隔絶されたがゆえに、前述した血の経路ができなくなっているのです。したがってイメージより仕上がりが早く、距離も持たない産駒が多いのが現実です。ただし、これらの血も将来的には国内の繁殖牝馬に根付いた暁にはイメージ通り重厚な配合を出せるでしょう。
こういった血統の見方もあるのだと、その程度でも構いませんので、少しでも興味が沸かれた方は、私どもと一緒に、いまだその淵さえ見えない血統の深淵に旅をしてみませんか?それが、これを閲覧していただいている貴方様や貴女様であれば、これに勝る喜びはありません。競馬を構成するドラマの一端として、血統は欠かせない要素だと思いますし、私は、血統こそサラブレッドを構成する土台構造だと信じております。
簡単ではございますが、皆様にとって有意義なサイトになる事を目指していければと思いますので、これをもって挨拶に代えさせていただきたいと思います。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
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