京都新聞杯
レッドジェネシス(ディープインパクト×リュズキナ by Storm Cat)牡・生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:4 結:7 土:2 弱:3 影:2 集:2 質:4 再:4 SP:4 ST:4 特:3(母伴性血縁牝馬 Somethingroyal)
合計:(36+3/60)点 クラス:2B+(3B)
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M △ I 〇 C □ L △
ダ:S × M □ I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅め
〇 短評
主導は、不明瞭な配合で、ひとまずHail to Reason4×6の系列クロス。次いで、Almahmoud.Sir Gaylordの系列クロス。従ってシンプルさには欠ける配合だと言える。反面、父父サンデーサイレンス内のスピード再現や、母リュズキナのスタミナ再現は良好で、スピード・スタミナには恵まれた配合であると言える。惜しむらくは、前述のようにシンプルさに欠ける点と、血の集合が散漫になった点であり、詰めの甘さが残る配合だと言える。本質は芝向きの中距離タイプ。ダートはこなせる程度だが、重馬場はこなせる。また。距離適性の幅は広いタイプ。
新潟大賞典
サンレイポケット(ジャングルポケット×アドマイヤパンチ by ワイルドラッシュ)牡・15生
有効世代数:代目
Ⅰ 主:7 結:6 土:4 弱:1 影:2 集:3 質:3 再:4 SP:4 ST:3 特:0
合計:(37/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M 〇 I 〇 C △ L ×
ダ:S × M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:普通
〇 短評
主導は、Norhtern Dancer4×5の系列クロス。主導傘下のHyperion.Almahmoud.Nearcticが続き、Fair Trial.Prince Chevalieの系列クロスの影響が強い。これらクロスと主導とは強固に結合を果たし、この主導の明確性と、7代目以降の連動性がやや弱い為、結合力としての評価はそこまで高く無いが、前面のクロスの連動性は高く、ここがこの配合の最大の長所。特に、孤立しがちなPrince Chevalieのスタミナを主導勢力と直接連動させた点は非常に妙味があり、配合の難しい部分がある父の産駒としては、かなりの良配合である。惜しむらくは、前述の通り7代目以降、特に米系の連動が弱い点と、影響の強い父母ダンスチャーマー内に弱点を抱えた点(この部分が、種牡馬ジャングルポケットの抱える根源的な弱点と言え、当馬も解消には至っていない)、血の集合が散漫になった為に詰めの甘さが予測される点か。本質は、芝向きのマイル~中距離タイプ。ダートはひとまず対応可能で、Hyperionの影響から重馬場はこなせるタイプ。
NHKマイルカップ
シュネルマイスター(Kingman×セリエンホルデ by Soldier Hollow)牡・18生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:4 結:8 土:4 弱:1 影:2 集:4 質:3 再:3 SP:4 ST:4 特:0
合計:(36/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C □ L ×
ダ:S × M □ I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め
〇 短評
前面でクロスしたKris4×5は単一クロスの為、主導勢力はMill Reefの系列クロス及び、Northern Dancerを伴うLyhard。この配合の最大の問題点は端的にこの部分で、主導の不明瞭さにある。更に、Indusこそ9代目でクロスするものの、母母母Saldeが抱える独系統を完全に無視した点は、大きな不満が残る部分である。反面、Sir Gaylord.My Babu.Round TableのクロスがMill Reefと強く連動したのは評価できる部分であり、前述のKrisやNorthern Dancerの結合アシストは有効であり、生かされたスピード・スタミナの血を鑑みるに、仕上がった際には強い競馬を見せる可能性は否定できない。本質的には、芝向きの中距離タイプ。ダートや重馬場はこなせるタイプ。
(taku.O)
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