競馬総合サイトG-ZERO

注目馬評価 Flightline(フライトライン)

Flightline(Tapit×Feathered by Indian Charlie)牡・18生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:8 結:8 土:4 弱:1 影:2 集:7 質:5 再:5 SP:5 ST:4 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(48+1/60)点 クラス:1A+(2A)
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:◎
Ⅲ 距離適性
芝:S × M △ I × C × L ×
ダ:S 〇 M ◎ I 〇 C △ L ×
芝適性:△ ダート適性:◎ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅め

〇 短評

主導は、Mr.Prospector4・5×5の系列クロス。その父Raise a Nativeを血統の4ブロックに配し、位置関係からもこの主導は非常に明確。次いで、その父母であるBold Ruler/Somethingroyal共に系列クロスを形成したSecretariat5×6、What a Pleasrue(=Bold Princess)6×6の系列クロス、その父母であるTurn-to/Nothirdchanceを伴うHail to Reason7×5、Princequilloを伴うMonarchy(=Round Table)6・7×7、Northern Dancer7・5×6・6の中間断絶の影響が強い。これらクロスは、土台構造を20連で形成するNearcoやSecretariatの父Bold RulerやPrincequillo.Native Dancer等で強固に連動し、当馬の能力の源泉になっているのを見て取る事ができる。従って、血統構造の背骨を形成する主導・結合の評価は高い。また、主導内の血の生かし方がかなり良好であり、Nashuaの系列クロスをはじめとし、Bull Dog-Teddy.Discovery-Displey.Man o’War.Count Fleet.Sunreigh等をしっかりとクロスさせ、その充足率は非常に高く、他のMr.Prospector主導の配合馬とは一線を画す内容となっている。また、血の集合を、強調されたものの質が高いとは言えない父父Pulpit(2B)に集め、その質をより高めて、全開させている点も当馬の長所であると言える。惜しむらくは、母父であるIndeian Charlie内の欧州系であるRibot.Tudor Minstrel.Precipitation等がクロスにならず、重厚な欧州系のスピード・スタミナの再現がやや弱い点や、影響の弱い部分であり、9代目においてHyperion.Pharosをクロスさせた為、軽微なものの弱点を派生させた点か。とは言うものの、父母に強い米系をふんだんに生かした配合であり、まさにこの父にしてこの母ありと言えるレベルの配合であるだろう。本質は、ダート向きのマイル~中距離タイプ。芝は不得手だが、重馬場は得意な血統構成。開花率は普通で、成長型は、やや遅めといった所か。全体的に細かい血を生かした良配合であり、8代目Ksarや、9代目The Boss等、影響こそ弱いものの、隠し味的に生きた血にも良さがある。キレる脚を使えるタイプでは無いが、スタミナに裏打ちされたスピードをもって、先行押切のレースが開花の兆し。仮に、種牡馬となった場合においても、自身の血の傾向からダート向きの産駒を輩出しやすいものの、その傾向を引き継ぎやすい点から、期待値が高い血統構成である事を指摘しておきたい。

 

(taku.O)
1日1クリック!皆さん、応援よろしくお願いしますm(__)m


Advertisement
モバイルバージョンを終了