Romantic Warrior【ロマンチックウォリアー】（Acclamaton×Folk Melody by Street Cry）セン・18生
有効世代数：10代目
Ⅰ 主：７ 結：４ 土：３ 弱：２ 影：３ 集：７ 質：４ 再：５ SP：３ ST：３ 特：０
合計：（41/60）点 クラス：3B
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S × M 〇 I 〇 C × L ×
ダ：S × M □ I △ C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低い 成長型：普通
〇 短評
主導は、Natalma-Almahmoud-Mahmoudと継続させたNorthern Dancer５×６・６の系列クロス（母の母内８代目Northern Dancerは世代ズレと判定）。その母Natalmaを６×６・７・７と血統の３ブロックに配し、Tudor Minstrelの世代ズレもあり、ひとまずは明確に血統をリードしている。次いで、Nasrullah６・７×７・７・８・９・９の系列クロスで血統をリード。このシンプルさが当馬の最大の最大の長所であると言える。反面、きめ細かく生かした、Djeddah-Djbel-Tourbillon.Princequillo.Ribot.Bull Lea.War Admiral-Man o’War等の連動を、主導たるNorthern Dancerがはかれておらず、結合面においては不満が残る血統構成であり、せめてHail to Reasonがクロスしていればと思わせる血統構成である。とは言うものの、影響度バランスを（３－１－２－２）と、安定感のある形を作り上げ、隠し味的に生きたFair Trail.Khaled等や、９代目Tetratemaのスピードアシストも魅力的であり、有効世代数が10代目となった点から、これといった弱点の派生を防いだ点も見るべき部分である。更に、外交的な配合でありながら、血の集合を強調された父の父Royal Applauseへ、しっかりと集め、仕上がった際には鮮やかな競馬を見せる可能性を秘めており、ここが当馬の能力の源泉であると言える。本質は、芝向きのマイル～中距離タイプで、ダート・重馬場はこなせる程度。また、外交的な配合である為でもあるが、９代目までにクロス種を48とまとめ、意外と仕上がりが早い血統構成であり、早期の中距離対応可能な血統構成である。一見すると、やや古めかしい血統構成ではあるものの、比較的しっかりとした配合である点は付け加えておきたい。
Voyage Bubble【ヴォイッジバブル】（Deep Field×Raheights by Rahy）セン・18生
有効世代数：10代目
Ⅰ 主：６ 結：６ 土：３ 弱：２ 影：１ 集：７ 質：４ 再：５ SP：５ ST：３ 特：０
合計：（42/60）点 クラス：3B
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S 〇 M 〇 I × C × L ×
ダ：S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：低め 成長型：遅め
〇 短評
主導は、Turn-to-Royal Charger-Nearcoと継続させたHail to Reason７・７×５・５の系列クロス（父の母内８代目Hail to Reasonは世代ズレと判定）。次いで、Nasrullah７・８・８・８・８・９・９・９×５・７、Nearctic６・７×６・６（父の父内９代目Nearcitcは世代ズレと判定）の系列クロスで血統を構成。母の世代に比して、父の世代がかなり新しく、配合の方向性としてはあっているものの、ややバランスの悪い血統構成と言わざるを得ない点が惜しまれる部分である。また、母の父Rahyの貴重なスピード源である、Menowが６×９となり、スタミナ源となり得るHerbagerも８×５と、世代ズレをおこした点も重ねて惜しまれる部分である。また、主導の不明瞭さが解消できていない点も、当馬の血統構成の限界点として指摘しておきたい。とは言うものの、６代目Nearctic.Tudor Minstrel.Almahmoudのスピードアシストは良好で、加えて、Hyperionとの連動をはかる意味において魅力的であり、影響度バランスが、（１－０－９－７）とバランスこそ悪いものの、強調された母の父Rahyへと血の集合があり、前述の理由から不安定さは残るものの、仕上がった際には鮮やかな競馬を見せる可能性を秘める血統構成であると言える。本質は、芝・ダート兼用のスプリント～マイルタイプで、重馬場もこなす全天候型。Northern Dancerをクロスさせないという、現代的な血統においては非常に珍しくある当馬の配合だが、ことスピードの引き出しについては理にかなった血統構成であり、かなりのスピード能力を秘めた血統構成であると言えるだろう。圧倒的にスピード優位の血統構成であるが、開花は遅めでゆっくりと成長するタイプ。
(taku.O)
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