東京ダービー
ラムジェット（マジェスティックウォリアー×ネフェルティティ by ゴールドアリュール）牡・21生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：２ 結：６ 土：４ 弱：１ 影：１ 集：５ 質：５ 再：５ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（36/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：△ 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S × M × I △ C × L ×
ダ：S × M 〇 I 〇 C × L ×
芝適性：△ ダート適性：〇 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：普通 成長型：早め
〇 短評
前面でクロスした、Seattle Slew３×５は、単一クロスの為、主導はSecretariat４・５×６の系列クロス。次いで、Hail to Reason６×５・８、Tom Fool６・６×８（母の母内９代目Tom Foolは世代ズレと判定）の系列クロスや、Mr.Prospector４×５・６、Northern Dancer５×５・７の中間断絶で血統を構成。従って主導としては非常に不明瞭な配合となっており、この部分が、当馬の血統構成の限界点を端的に示している。また、Buckpasserが５・５×８と世代ズレをおこしており、この点や、母の母内Gana Facilに弱点を派生した点も、見逃せない部分である。とは言うものの、土台構造を形成したNearco18連から来る血の流れにはかなりの良さがある点や、血統全体の連動性自体は良好で、ここが当馬の能力の源泉。本質は、ダート向きのマイル～中距離タイプで、芝は不得手だが、重馬場は得意なタイプ。影響度バランスが（16－11－６－６）とかなり崩れており、ムラな側面を持つ事は指摘しておきたい事実である。ただし、生かされた血の質自体は良好で、潜在的な底力や、成長力を秘めた血統構成である点も、重ねて指摘しておきたい。
(taku.O)
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