距離適性は、ミオスタチン遺伝子をC/T型と想定して算出しております。当該のサラブレッドのミオスタチン遺伝子が、C/C型であれば一項目左へ、T/T型であれば一項目右へずらして、ご閲覧頂ければ幸いに思います。
フェデラー（ナダル×グアン by オルフェーヴル）牡・22生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：７ 結：８ 土：３ 弱：１ 影：３ 集：５ 質：４ 再：３ SP：５ ST：３ 特：１（主導牡牝を通じたクロス）
合計：（42+1/60）点 クラス：3B+(1A)
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S □ M △ I × C × L ×
ダ：S ◎ M 〇 I × C × L ×
芝適性：□ ダート適性：〇 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：低め 成長型：遅め
〇 短評
前面でクロスした、His Majesty５×４は単一クロスの為、主導はRaise a Native-Native Dancerと継続させた、Mr.Prospector５・５×５の系列クロス。次いで、Turn-toを伴うHail to Reason６・８×６や、Northern Dancer６・６・６・８×６・６・７・７の中間断絶クロス、Lt. Stevens=Thong６×６の単一クロスで血統を構成。主導内において、Nashuaの系列クロスや、Count Fleetを生かし、その充足率の高さに良さがある血統構成となった。加えて、Gold Bridge.Cornish Princeをはじめとして、血統全体において、きめ細かくスピードの血を生かし、そのスピード能力はかなり高い。本質は、ダート向きの短距離～マイルタイプで、芝は慣れればこなせる程度だが、重馬場は得意なタイプ。影響度バランスを（７－６－３－７）とし、強調された父の父Blameへとある程度の血の集合がある点や、前述の主導内の充足率の高さを踏まえると、仕上がった際には決め手を秘める競馬を見せる可能性を指摘しておきたい。反面、母の父オルフェーヴル内のメジロマックイーンの生かし方に弱さがあり、思ったほどの成長を見せない可能性もまた指摘しておきたい事実である。とは言うものの、総合的には見るべき部分の多い血統構成であり、無事な開花を望みたい一頭である。
(taku.O)
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