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注目馬血統診断 Docklands(ドックランズ)

距離適性は、ミオスタチン遺伝子をC/T型と想定して算出しております。当該のサラブレッドのミオスタチン遺伝子が、C/C型であれば一項目左へ、T/T型であれば一項目右へずらして、ご閲覧頂ければ幸いに思います。

 
Docklands【ドックランズ】(Massaat×Icky Woo by Mark of Esteem)牡・20生
有効世代数:10代目

Ⅰ 主:6 結:7 土:4 弱:2 影:2 集:3 質:4 再:6 SP:5 ST:3 特:0
合計:(43/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S 〇 M ◎ I □ C × L ×
ダ:S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め

〇 短評

主導は、Nearcticを明確な主導とした母の傾向を引き継ぎ、その父母であるNearctic/Natalma共に継続させたNorthern Dancer5・6・7・7×5の系列クロス。Northern Dancerの父であるNearcticを血統の4ブロック全てに配しているものの、母の母Bunty Boo内のNearcticがNorthern Dancer同様5代目からクロスした点はマイナス。次いで、Honeyway8×6の系列クロスや、Native Dancerを伴うRaise a Native7・7×6、Klarion7×5、Tudor Minstrel7×6の中間断絶で血統を構成。孤立しがちなLalun-Djeddah-Djbel-Tourbillonを前述のKlarion内Phalarisにより主導と連動させた点は見るべき部分であり、連動が果たされていないもののPrincequilloをクロスさせるなど、きめ細かい血統構成となっている。このきめ細かさが当馬の能力の源泉。また、有効世代数が10代目となった為、これといった弱点の派生は無く安定感のある血統構成。影響度バランスが(5-0-5-8)となり、父の母であるMadaryの影響度が0と、一見バランスが悪く映るものの、7代目に主導たるNorthern Dancerや、当馬の能力形成に寄与したKlarion.Tudor Minstrelを7代目に、Honeywayを8代目に配しており、そこまで崩れたバランスとならなかった点は幸運で、スピードの血の生かし方は万全。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプで、重馬場は慣れればこなせる程度。惜しむらくは、強調された母の母Bunty Boo内において、Nearcticこそ5代目に配されたもののNorthern Dancerが存在せず血の集合が散漫になっており、詰めの甘さを見せる点は指摘しておきたい。開花率は決して高いとは言い難いが無事な開花を望みたい一頭。

 

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taku.O

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