距離適性は、ミオスタチン遺伝子をC/T型と想定して算出しております。当該のサラブレッドのミオスタチン遺伝子が、C/C型であれば一項目左へ、T/T型であれば一項目右へずらして、ご閲覧頂ければ幸いに思います。
Calandagan【カランダガン】(Gleneagles×Calayana by Sinnder)セン・生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:8 結:6 土:2 弱:1 影:1 集:5 質:4 再:6 SP:4 ST:3 特:0
合計:(40/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C □ L ×
ダ:S × M 〇 I 〇 C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅め
〇 短評
主導は、Natalma-Almahmoudと継続させたNorthern Dancer4・5×6・7・7・7の系列クロス(母の母内9代目Northern Dancerは世代ズレと判定)。その母Natalmaが5・6×7・8・8・8・8、Almahmoudが6・7・8×8・9・9・9・9と極めて微妙ながら、かろうじて継続していると判定した。次いで、Secretariat5×6、Lulun6×7の系列クロスや、Forli6×8の中間断絶、Buckpasser6×8・8の単一クロスで血統を構成。この位置の関係から解るように、かなりギリギリの部分を持つ血統構成であり、影響度バランスも(11-7-2-0)と大きく崩れ、母の母Clariyn内Ahonoora.Linamixに弱点を派生させた点を踏まえると、安定感には欠ける内容であると言わざるを得ない。この母には、父であるGleneagles産駒との交配が、世代のバランスを整えるという意味においては良いと考えられる(ただし、Glenegles産駒において現状ジャストフィットな配合は見当たらない。母の良さを活かすのであれば、複数の課題があるものの、Danzig.Secretariatを内包するChief’s Crownを、産駒の血統内で4×4にできる種牡馬から考える事が望ましいとは考えられる)。とは言うものの、圧倒的に強調された父の父Galileoにおいて、Turn-to.Lulun-Djeddah-Djbel-Tourbillon.Gold Bridge.Count Fleet.Tantieme.Prince Chevalie-Prince Rose.Acropolis(=Alycidon)とクロス。この構造はきめ細かく、当馬の能力の源泉はここにあると言える。本質は、芝・ダート兼用の中距離タイプで、重馬場もこなす全天候型。9代目までにクロス種が54とやや多く、開花にはやや時間がかかるタイプだと想定され、前述のバランスの悪さから不可解な敗戦を喫しやすい可能性を秘める点は、指摘しておきたい事実である。
(taku.O)
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