レッチェバロック(Uncle Mo×My Fast One by Elusive Quality)牝・17生
有効世代数:10代目
Ⅰ 主:7 結:7 土:2 弱:3 影:3 集:5 質:4 再:5 SP:4 ST:3 特:0
合計:(43/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S □ M 〇 I □ C × L ×
ダ:S □ M ◎ I 〇 C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め
〇 短評
主導は、Raise a Native6・7×5の系列クロス。途中、Unbreakableが断絶するものの、米系の強い当馬の血統をしっかりとリードしている。次いで、Nashua.Bold Ruler.Olympiaの系列クロス。また、同様に5代目でクロスしたNorthern DancerがHyperion系等の結合をアシスト。特に3代母であるJetting Angelが持ったOlympia3×4を当馬の血統でも再利用し、Northern Dancer内Hyperionを経由しつつ、10代目Light Brigadeで直接結合を果たしている。更に、自身6代目でクロスしたPrincequillo内部でPapyrus-Tracery.White Eagleをクロスさせ、これも10代目になるが、Northern Dancer内Traceryを通じ結合を果たしている。また、Hail to ReasonがBlue Larkspurを間接的に結合。Bull Dog(=Sir Gallahad)-Teddyは主導勢力と直接結合を果たしているものの、Hail to Reasonのアシストにより、更に強固に連動を果たしていると言えるだろう。この明確な主導勢力と結合力はかなりのレベルで、Ksar等の特殊な欧州系や、強烈なスピード源となり得る、Gold Bridgeまでは、結合を果たせていないのは惜しまれるが、血統全体の主体が米系である為にさほどのマイナスとは言えないだろう。惜しむらくは、Raise a Native.Nasuha.Bolr Ruler.Turn-toと言ったスピード勢力に比較した際に、スタミナ源がPrincequillo.Olympia程度であり、10Fを超えての距離延長が不利なタイプだと言える点だろうか。それでも、総合的にはかなり良くできた配合で、本質はダートのマイル~中距離タイプだが、芝もこなす可能性を残している。スピード優位の配合ではあるものの、完全開花には相当の鍛錬が必要なタイプ。是非無事な開花を望む。
(taku.O)