小倉記念
アールスター(ロードカナロア×ウェーブクイーン by サッカーボーイ)牡・15生
有効世代数:10代目
Ⅰ 主:4 結:7 土:1 弱:1 影:2 集:6 質:3 再:2 SP:3 ST:3 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(32+1/60)点 クラス:2B+
Ⅱ 日本適性:△ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M □ I △ C × L ×
ダ:S □ M △ I × C × L ×
芝適性:□ ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低い 成長型:遅め
〇 短評
主導は、やや不明瞭な配合で、Prince Roseを伴うPrincequilloが5代目からクロスし、その母方であるPapyrusが有効世代数10代目においては系列クロスを形成し、この系列が主導勢力。次いで、Northern Dancerを呼び水に、6代目から強い影響を発揮しているLady AngelaやNasrullah.Bull Page-Bull Rea.Prince Chevalierの影響も強い。したがって、あまり明瞭な主導を作成するに至らなかった血統構成であり、父母の世代間の差がかなり開いている為、この母に父を配した意味は、やや薄いと言わざるを得ない。反面、各系統の連動と、母母マウンテンクィーンへの血の集合は良好で、仕上がった際には、信頼性には欠けると言わざるを得ないが、力強い競馬を見せる可能性は秘める。また、Princequilloが主導ではあるものの、父母のキーホースをある程度抑えながら、クロス馬が41と少なく反応の良さは秘める。本質は、芝・ダート共にやや一息のマイルタイプ。重馬場は得意。
関屋記念
サトノアーサー(ディープインパクト×キングスローズ by Redoute’s Choice)牡・14生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:6 結:5 土:4 弱:2 影:2 集:4 質:3 再:5 SP:4 ST:3 特:0
合計:(38/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M 〇 I □ C × L ×
ダ:S × M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:普通
〇 短評
主導はLyphard4×5の系列クロス。ただし、その父Northern Dancerが4代目から影響を発揮した為に、血の集合が散漫になった点が、当馬の血統構成の限界点を端的に示している。また、Turn-to.Banish Fearが世代ズレを起こした点もマイナス。また、主導内の生かし方もいま一つで、Ksar.Hurry Onの落失なども踏まえると、Lyphardクロスを作成せずにシンプルにNorthern Dancer主導としたほうが良かった。反面、Sir Ivor.Roman等のスピード・スタミナと結合のアシストは有効で、当馬の能力の源泉の一つとなっている。また、前面の不完全さと裏腹に、7代目以降において、結合こそ弱いものの質の高い、Petition.Wild Risk.Mieuxce等を生かし、Pharos(=Fairway)21連、Hyperion15連からくる血の流れは魅力的で、安定感のある走りを見せるタイプ。本質は芝向きのマイルタイプだが、10F程度まではひとまず守備範囲ではある。
(taku.O)
1日1クリック!皆さん、応援よろしくお願いしますm(__)m