https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=175234
みなさん、先週はいかがでしたか?
哀しいニュースもありましたが、敢えてここでは触れません。
関係者、ファンの心痛を思うと、言葉になりませんし、それは昨今の自然災害においてもそうです。
哀しみを癒すのは、時の流れしかないような気がします。
哀悼の意を胸に、ただそっと…
競馬はほんとに、いろんな角度からの見方があるのだと思う。
多くの人にとっては、やはり博打だろう。
しかし、それだけではないことを証明するような、小さな奇跡が起こる。
その軌跡が表すもの、それに触れることによって、私達は「生きてると悪いことばかりじゃないな」そんな気持ちになる。
私の角度から見ると、小倉記念の配当は小さなものに見える。
もし、1頭の信じる馬を見つけられれば、3連複1頭軸総流し、13頭の78点で2531.9倍。
3連単軸1頭マルチで13頭は468点の13741.9倍だ。
「荒れると思ったら、総流し」だと思ってればやれないことはないだろう。
ワイド総流しでも、13点で2つ当たりで150倍くらいだ。
じゅうぶんだろう。
もちろん、たらればで、私がそれに気づいたとしても、そんな買い方はできない。
ちなみに、私が3連複で2000倍あたりをとった時は、ワイド、3連複の6頭BOXだった。
20年に1度だが、やれたということは、やれないことはないということだ。
しかし、そんなことはどうでもいいと思うようなこともある。
そういや、こんなコラムもあった。
https://gzero.jp/column/pirocks/post-273.html
昔の書き初めの記事で、改行等見やすくないのは、ご勘弁。
そして、改めて冒頭のリンク先の記事を読んでいただきたい。
「杉山晴紀&ケイティブレイブ長岡禎仁」
これに、
「杉山晴紀&アールスター長岡禎仁」
が加わった。
これからも増えていく気がする。
決して、杉山清貴&オメガドライブではない。
じつは、レース後Twitterでフォロワーさんとやりとりして気づいた。
「長岡やるやん!て、杉山師の馬か…納得。」
そう言われれば、確かに納得だなと。
競馬界には、「矢のように速い急行には乗り損ねたが、いつかダービー勝利の切符を手に入れる。」そんなこともある。
長岡禎仁騎手は、2頭とも調教でずっと乗っていたという。
いろんなことがあったのだろうが、焦らず腐らず恩を忘れず。
また、杉山晴紀調教師のコメントが泣かせる。
人馬共に初重賞制覇。
こんなコンビの勝利なら、たとえ馬券が外れようが、何度でも見たいのではないか?
私はそう思う。
ケイティブレイブで見せ、アールスターで結果を出した。
これはもうフロックではないだろう。
そしてなにより、今薄れつつあるもの、老害と罵られようが、人と人、生き物と生き物が作る関係に感動する。
今時、徒弟制度なんてのは、流行らないのはわかる。
しかし、私も二十六歳のOL…間違えた…もうわりと古い人間であり、若い頃には散々現場でしごかれた。
今の時代ならアウトだろうが、学もない、能もない、礼儀もない私を、よく面倒見て、飯が食えるところまでにしてもらったと思う。
「あえて言おう、ケツを持ち、飯を食わせることが、親方であると。」
親、親方、親分、いろいろあるが、親と名のつくものは、みなそうではないかな。
ま、現代風に言うと、「安全を保証した上で育てる。」そんなかんじか?
よく、ウインウインな関係というが、そんな言い方は電動マッサージ機を体に当て合うようで好きじゃない。
新しい、耳障りの良い言葉ばかりではなく、古く痛い言葉も必要だろう。
ほんと、配当が跳ねたのなんて、小さな事である。
コラムに書き、感動したとか言いながら、武豊4200勝とか、藤田菜七子の誕生日とかは、気づくくせに、肝心の事を追いかけるのを忘れているやつもいるのだ。
「あんたやろ?」
「そうです。私が馬券が変なおじさんです。」
杉山晴紀調教師、長岡禎仁騎手、そして関係者。
見習うべき事があるなと思う。
どんなことでも人がすることは、人を大切にできないとダメだな。
そして、若い騎手にも夢見せてるよね。
長岡禎仁騎手のように、自分に合った場所が見つかれば、努力してると叶う夢があると。
勝ちたいから、リーディングの上から頼んでいく。
それじゃあ人が育たないんだろうな。
努力した人間が報われるてのは、なかなかに難しいことだしね。
いやあもう何書いても、繰り返しな感じになっちゃって、文字数ばかりが増えるな。
最後に、少ないチャンスを、ちゃんとものにした長岡禎仁騎手はえらい!
そのチャンスを作った、自分も周りも偉い!
「杉山晴紀&○○長岡禎仁」
こんな夢を一緒に見たい!
こんな夢なら何度でも見たい!
これが競馬だ!