東京新聞杯
プリモシーン（ディープインパクト×モシーン by Fastnet Rock）牝・15生
有効世代数：10代目
Ⅰ 主：５ 結：６ 土：３ 弱：２ 影：２ 集：３ 質：３ 再：４ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（35/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S × M □ I 〇 C × L ×
ダ：S △ M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低め 成長型：早め
〇 短評
主導は、Northern Dancer５×５・５・６の系列クロス。次いでSir Gaylordを伴う、Sir Ivor５×６・７。この両者が５代目で並列するものの、強調されたウインドインハーヘアで存在したのは幸運。また、父父内のAlmahmoudも５代目から系列クロスを形成し、血の集合がややわかりにくい部分がある配合（ディープインパクト産駒においてNorthern Dancerを系列クロスにした場合、必ず付きまとう問題ではあるが）。また、父父サンデーサイレンスのスピード再現も、Turn-toの世代ズレや、Almahmoud内の生かし方も弱い。救いは、強調されたウインドインハーヘア内の血の生かし方をはじめ、かなりきめ細かく欧州系の血を生かした点で、９代目までに41という少ないクロス種から、早期開花の可能性と、伸び悩みながらも、ゆっくりと成長する可能性を秘める点は指摘しておきたい。本質は、芝向きのマイル～中距離タイプ。
きさらぎ賞
コルテジア（シンボリクリスエス×シェルメール by ジャングルポケット）牡・17生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：６ 結：６ 土：３ 弱：１ 影：１ 集：５ 質：３ 再：３ SP：３ ST：３ 特：０
合計：（34/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S × M △ I □ C △ L ×
ダ：S × M □ I △ C × L ×
芝適性：□ ダート適性：□ 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：普通 成長型：早め
〇 短評
主導は、Hail to Reason４・７×５の系列クロス。次いで、Nasrullah.Occupy.Bull Leaの系列クロス。これらのスピード・スタミナアシストを、主導のHail to Reasonと、Nearco.Sir Gallahad(=Bull Dog)-Teddyを通じしっかりと連動し、そのスタミナの裏付けが弱いものの、Prince Roseを伴うPrincequilloのスタミナを、Occupy内St.simonを通じ連動したのも幸運だと言える。また、米系の連動や、父がNorthern Dancerを持たない為に、連動が弱くなりがちなHyperion系もひとまず連動。結合面においては比較的良好な配合だと言える。惜しむらくは、強力なスピード源になり得るGold Bridgeの連動がはかられていない点がある。また、父と相性の良い、母母の世代後退からくる血の生かし方や（父と母母の産駒 アカシックレコード 3B）、影響度バランスの悪さから見て、ムラな面を秘める配合だといえる。本質は、芝・ダート兼用資質を秘める中距離タイプの配合だと言える。時計のかかる馬場はこなせるタイプ。
（taku.O）
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