函館２歳ステークス
ナムラリコリス（ジョーカプチーノ×ナムラキッス by マツリダゴッホ）牝・19生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：６ 結：５ 土：３ 弱：１ 影：２ 集：５ 質：３ 再：３ SP：４ ST：３ 特：１（主導牡牝を通じたクロス）
合計：（35+1/60）点 クラス：2B+
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S □ M 〇 I △ C × L ×
ダ：S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：普通 成長型：早め
〇 短評
主導は、前面でクロスしたサンデーサイレンス３×３を呼び水にした、Turn-toを伴うHail to Reason５・７×５（８代目Hail to Reasonは世代ズレと判定）。次いで、Almahmoudの影響が強い。また、Northern Dancer.Specialが結合をアシストする形態。いかにも血が強い配合だが、救いは６代目までに余計なクロスを作成しなかった点で、仕上がり自体は早いと予測される。反面、これと言ったスタミナの核の作成には失敗している為、距離延長適性はやや疑問が残る。本質は芝・ダート兼用のマイルタイプ。重馬場はこなせる程度。
函館記念
トーセンスーリヤ（ローエングリン×トーセンガラシャ by デュランダル）牡・15生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：５ 結：６ 土：４ 弱：２ 影：２ 集：４ 質：４ 再：４ SP：４ ST：４ 特：１（主導牡牝を通じたクロス）
合計：（39+1/60）点 クラス：3B+
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S × M △ I 〇 C □ L ×
ダ：S × M □ I △ C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：普通 成長型：遅め
〇 短評
主導は、Hail to Reasonを伴うHalo４×４。次いで、Northern Dancerの系列クロス。この配合の最大の長所は全体の結合の強さで、Halo.Northern Dancerの結合も強固だが、Special.Wild Risk.Bold Rulerがスピード・スタミナのアシストを行いながら全体の結合のアシストを行っている点で、７代目以降の結合に弱さはあるが、６代目までの連動性は完全に近い。また、前述のスピード・スタミナのアシストも比較的質が高く、７代目以降に生かされた血も質が高く、底力勝負可能な血統構成。本質は、芝向きの中距離タイプで、ある程度の距離延長への適性や長く脚を使える可能性を秘める。ダート・重馬場はこなせる程度。
中京記念
アンドラステ（オルフェーヴル×ヴァリディオル by Dynafomer）牝・16生
有効世代数：10代目
Ⅰ 主：５ 結：５ 土：３ 弱：３ 影：２ 集：７ 質：４ 再：５ SP：４ ST：３ 特：１（主導牡牝を通じたクロス）
合計：（41+1/60）点 クラス：3B+
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S △ M 〇 I □ C × L ×
ダ：S □ M 〇 I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低い 成長型：晩成
〇 短評
主導はHail to Reason５×４を呼び水とした（８代目Hail to Reasonは世代ズレと判定）、Royal Chager７×６・８の系列クロス。次いで、Nasrullah.Mahmoudで血統を構成。非常にシンプルな配合でこの３者の相性の良さを利用したスピードの引き出しに良さがある配合である。また、Bull Leaの系列クロスがスタミナの核を形成。決して長距離馬のそれでは無いが中距離向きのスピード・スタミナに良さがある配合となった。加えて、かなり外交的な配合でありながら、再現性に必要とされる血はしっかりとクロスされており、成長力を秘める血統構成。更に血の集合を母父、Dynafomerに集め開花した際には強さを見せられる配合である。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプで、ある程度の距離延長はこなせ、長く脚を使える可能性を秘める配合である。重馬場はこなせる程度。
(taku.O)
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