重賞勝ち馬評価 中日新聞杯【ショウナンバルディ】 カペラステークス【ダンシングプリンス】 阪神ジュベナイルフィリーズ【サークルオブライフ】

重賞勝ち馬評価 中日新聞杯【ショウナンバルディ】 カペラステークス【ダンシングプリンス】 阪神ジュベナイルフィリーズ【サークルオブライフ】

中日新聞杯
ショウナンバルディ(キングズベスト×パノヴィナ by Redoute’s Choice)牡・16生
有効世代数:10代目

Ⅰ 主:6 結:6 土:1 弱:1 影:2 集:4 質:5 再:3 SP:3 ST:3 特:0
合計:(34/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C △ L ×
ダ:S × M □ I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め

〇 短評

主導は、Northern Dancer5×5・6の系列クロス。次いで、Nasrullahの系列クロスの影響が強い。また、父方5代目に存在するNative DancerがDiscovery.Fair Play.Broomstick.Sweep等の米系を取りまとめている点は幸運。また父母が抱えた独系である、Alchimistを系列クロスにし、生かした点も好感が持てる。とは言うものの、血統全体で世代ズレを複数抱えた配合であり、父母の配合の方向性があっているだけに、Alycidon(=Acropolis).Donatello.Baram.Big Gameと、世代ズレの為にクロスできなかった点は、非常に惜しまれる点である。本質は芝向きの、中距離タイプ。前述の世代ズレの影響が軽微であるならば、距離延長適性は高く、長く脚を使えるタイプに育つ可能性を秘めている(上記評価は世代ズレをしているとして判断している)。ダートは不得手で、重馬場はこなせる程度。血の質は高い為、自力勝負に向くか。

 
カペラステークス
ダンシングプリンス(パドトロワ×リトルブレッシング by バブルガムフェロー)牡・16生
有効世代数:代目

Ⅰ 主:6 結:6 土:2 弱:1 影:1 集:5 質:3 再:3 SP:4 ST:2 特:0
合計:(33/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M × I × C × L ×
ダ:S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性:△ ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:普通

〇 短評

主導は、サンデーサイレンス4×3を呼び水にした、Turn-toを伴うHail to Reason6・7×5。次いで、Nasrullahの系列クロスで血統をリード。全体的に世代の問題が大きな配合で、Lady Angela-Hyperionの一部が世代ズレを起こしており、芝適性は望みにくい配合だと言える。更に影響が強いサンデーサイレンス内に弱点を派生させた点はマイナス。とは言うものの、呼び水内Almahmoudの影響が強い点や、Nasrullah.Khaledの系列クロスや、Tom Foolの中間断絶等、スピードには比較的恵まれた配合だと言えるか。本質は、前述の通りダート向きのスプリント~マイルタイプ。距離には壁があるタイプ。芝は不得手で、重馬場はこなせる程度か。

 
阪神ジュベナイルフィリーズ
サークルオブライフ(エピファネイア×シーブリーズライフ by アドマイヤジャパン)牝・19生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:4 土:4 弱:2 影:1 集:4 質:3 再:5 SP:4 ST:4 特:0
合計:(38/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:〇 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M 〇 I 〇 C □ L ×
ダ:S × M □ I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:高め 成長型:早め

〇 短評

主導は、サンデーサイレンス4×3の系列クロス。次いで、Nijinsky-Northern Dancer.Sir Gaylordの系列クロスで血統を構成。全体的に血の濃さがある配合となったが、各系統が、18連で土台構造を形成したNearcoを中核として連動した点が、当馬の能力の源泉と考えられる。また、サンデーサイレンスクロスを作成した際にネックになりやすい母方の弱点だが、当馬の場合Stymieクロスを作成。母方においても、ビワハイジ内の独系統である、Santa Luciana内Ticinoをクロスさせ、その派生を防いだのは幸運。また、主導となったサンデーサイレンス内において、Khaled.Man o’War.La France.Bull Lea-Bull Dog等をクロスさせ、主導内充足率も高い。従って仕上がった際は鮮やかな競馬を見せる可能性を秘める配合である。更に、Nijinskyをスタミナの核とし距離延長にもある程度の適性を秘める点を指摘しておきたい。本質は、芝向きのマイル~中距離タイプ。ダートはこなせる程度だが、重馬場は比較的得意なタイプ。開花は早いと想定される。ただし、血の濃さから来る突然の不調には注意が必要な血統構成であるとも言えるか。

 
(taku.O)
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