毎日杯
ピースオブエイト（スクリーンヒーロー×トレジャーステイト by Oasis Dream）牡・19生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：６ 結：６ 土：２ 弱：１ 影：２ 集：５ 質：３ 再：４ SP：４ ST：３ 特：１（主導牡牝を通じたクロス）
合計：（36+1/60）点 クラス：2B+(3B)
Ⅱ 日本適性：◎ 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S 〇 M 〇 I □ C × L ×
ダ：S 〇 M 〇 I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：普通 成長型：普通
〇 短評
主導は、Northern Dancerを伴うDanzig４×４。かなり明瞭な主導に見えるが、主導内充足率がやや低い点と、その父Northern Dancerも４代目からクロスした為に、非常に明確にといかなかったのが惜しまれる。次いで、Turn-toを伴うHail to Reason５・５×６、Nashua６×７の系列クロスで血統を構成。主導となったDanzigはTeddy系を生かしており、ノーザンテーストとFar Northの呼応により、加系であるVictoria Parkをクロス。重馬場への適性を秘めた配合であると言える。また、米系の連動を前述のHail to Reasonが取りまとめた点が最大の長所。加えて、Nasrullah.Lady Angela.Tom Fool.Almahmoud.Raise a Nativeとスピードのアシストに厚い配合であり、日本向きのスピードにはかなりの良さがある配合だと言えるだろうか。本質は、芝・ダート兼用のスプリント～マイルタイプ。重馬場もこなせる全天候型。また、血の集合にはある程度の良さがあり、弱点の派生から安定身には欠けるものの、仕上がった際には鮮やかな競馬を見せるタイプ。
日経賞
タイトルホルダー（ドゥラメンテ×メーヴェ by Motivator）牡・生
有効世代数：代目
Ⅰ 主：５ 結：８ 土：４ 弱：２ 影：２ 集：４ 質：４ 再：６ SP：４ ST：４ 特：０
合計：（43/60）点 クラス：1A
Ⅱ 日本適性：△ 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S × M △ I ◎ C 〇 L □
ダ：S × M □ I □ C △ L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：低い 成長型：遅め
〇 短評
前面でクロスした、Mr.Prospector.Mill Reef.Hail to Reason.Northern Dancerは全て中間断絶クロスであり、一見すると煩雑な血統構成である為、確かに当馬の配合の限界点はここにあると言える。しかしながら、６代目において、母の主導であったNasrullah、父のスピード源であったAlmahmoudをしっかりとクロス。世代が一代進んでいる為、影響は弱くなったものの、父母の血の良さをしっかりと再現している点が最大の長所。この配合形態は、２代父キングカメハメハの最高傑作である、ローズキングダム(1A)と比較して、シンプルさには劣るものの相似性があり、当馬の配合も、かなりのハイレベルな配合だと言えるだろう。前面でクロスした各系統も強固な土台構造を形成した、Nearco19連、Hyperion18連を頼りにし、連動性が極めて高い。惜しむらくは日本適性には欠け、キレる脚はやや望みがたいものの、スタミナに裏打ちされたスピードにはかなりの良さがある配合である。本質は、芝向きの中～長距離タイプ。ダートはやや不得手だが、重馬場はこなせる可能性を秘める。
マーチステークス
メイショウハリオ（パイロ×メイショウオウヒ by マンハッタンカフェ）牡・17生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：５ 結：５ 土：４ 弱：１ 影：２ 集：４ 質：３ 再：３ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（34/60）点 クラス：2B
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S △ M △ I × C × L ×
ダ：S □ M 〇 I □ C × L ×
芝適性：△ ダート適性：〇 重馬場適性：〇
Ⅳ 開花率：普通 成長型：普通
〇 短評
主導は、前面でクロスしたMr.Prospector４×５を呼び水にした、Nashua６×６・７、次いでBoldnesian６×６の系列クロスで血統を構成。両者はNasrullahで結合を強固に果たすものの、連合勢力と言えるほどの連動性は
無く、主導面での評価はそこまで高くならなかったのが惜しまれる点である。また、Khaledが５×８と世代ズレを起こした点も惜しまれる点である。加えて弱点の派生もマイナス要素だと言えるだろう。とは言うものの、Nearco19連の土台構造や、呼び水となったMr.Prospectorへと全体の血の結合が集まっており、ここが当馬の配合の最大の長所。本質はダート向きのマイルタイプで、芝は不得手だが、重馬場はこなせる。距離適性の幅は比較的広いタイプ。
高松宮記念
ナランフレグ（ゴールドアリュール×ケリーズビューティ by ブライアンズタイム）牡・16生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：５ 結：６ 土：２ 弱：２ 影：３ 集：４ 質：３ 再：５ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（37/60）点 クラス：3B
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S □ M 〇 I △ C × L ×
ダ：S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低め 成長型：普通
〇 短評
主導は、Northern Dancer４・６×５を呼び水とした、Almahmoud５・６・８×７の系列クロス。次いで、Hail to Reason４×４を呼び水とした、Royal Charger６×６・６の系列クロスで血統を構成。この両者は、血統で17連存在するGainsboroughで連動したのは幸いで、主導としては不明瞭でこそあるものの、このスピードが当馬の能力の源泉だと言える。また、Hail to Reason４×４により、米系の連動をはかっている点は見るべき部分である。加えて、６代目以降ではあるが、Lady Angela.KhaledといったHyperion系のスピードをしっかりと前面へと連動させられた点も長所だと言える。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプ。重馬場はこなせる程度。また、Bull Leaの影響から長く脚を使える可能性を秘める点は指摘しておきたい事実である。
(taku.O)
1日1クリック！皆さん、応援よろしくお願いしますm(__)m
