注目馬血統診断 Eutheniaの22

注目馬血統診断 Eutheniaの22

(Blue Point×Euthenia by Winker Watson)牡・22生
有効世代数:10代目

Ⅰ 主:8 結:9 土:5 弱:3 影:3 集:6 質:4 再:6 SP:5 ST:3 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(50+1/60)点 クラス:2A+
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:◎
Ⅲ 距離適性
芝:S 〇 M ◎ I □ C × L ×
ダ:S □ M □ I × C × L ×
芝適性:◎ ダート適性:□ 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め

〇 短評

主導は、現在でもかなり珍しいRiverman6×5の系列クロス。その父Never Bendを血統の3ブロックに配し、かなり明確な主導となった。次いで、Northern Dancer-Natalma.Whinstler.Bold Rulerの系列クロスや、Hail to Reasonを伴うRobertoで血統を構成。これらクロスは自身の土台構造を24連で形成したNearcoで強固に連動しており、その仔Nasrullahが19連と、非常にスピードに恵まれた配合となっている。また、Buisson Ardent(=Venture)が、War Relic-Man o’War-Fair Playを主導と連動させ、Native Dancerを伴うRaise a Nativeや、前述のWhinstler.Bold Rulerが強烈なスピードをアシストしており、非常にスピードに良さがある血統構成となっている。本質は、芝向きのスプリント~中距離タイプで、ダートはこなせる程度だが、重馬場は得意なタイプ。影響度バランスも(4-2-5-3)と、外交的な配合ながらしっかりと母の父であるWinker Watsonを強調し、その部分に血の集合も存在する為、決め手ある競馬を見せられるタイプ。繰り返しになるが、非常にスピードに恵まれた配合であり、やや晩成型のきらいはあるものの、開花した際には、世界的なレベルにおいても十分に通用するスピードを秘めた好配合である。是非とも無事な開花を望みたい一頭。

 

(taku.O)
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