夏が終わる…
夏が終わった…
何もできないまま…
日々の暑さと湿度に体力と電気代を削られ続け、馬券が当たらないまま終わってしまった。
俺の夏はなんだったんだ？
7月の馬券好調を持ち込んで、旅に出てあんなことやこんなこと、昼も夜も美味しくいただきましたとなるはずが…
相変わらずなんと浅はかな男だろう。
だけど世の中には俺より物を知らない人が、平気な顔して幸せに生きてる。
無知のままの方が良いのか？
何も知らなければこんなことにはならなかったのか？
アダムとイヴは楽園を追われたらしいが、俺はどこに追放されるのか？
まさかここが楽園なのか？
ここよりマシなとこはいくらでもあるだろう。
まあなんにせよ、神も仏もおらん。
そんなものがいたら、勤勉に働き犯罪を犯さない俺をほっとかない。
大変な平日を過ごしているのだから、週末くらい楽しくさせてくれるはず。
そんなこんなで自分の足を食うような生活に突入した。
馬券の買い間違えさえしなければ、少しは楽になったはずなのに…
競艇はスタートガチャなんていうが、競馬もそうだろう。
下手が乗っても走る馬は走る。
どんな強い馬も物理的に届かないレースになることもある。
騎手が悪いわけでも、調教師が悪いわけでも、馬が悪いわけじゃない。
そんな不確定すぎるものに賭けた己が悪いのだ。
救いがあるとすれば、馬券の売上で競馬は成立していること。
馬主も馬券購買者も儲からない。
それが真実だろう。
勝ちたかったら、売れる馬を作るか胴を取るか。
胴を取るのが1番だな。
俺たちは掌の上で踊らされるだけ。
同じアホなら踊らにゃ損だ。
精一杯、かぶいてみせるさ。
人生もだが、馬生も生まれたところが大きい気がする。
優秀な父母の下、裕福な家に生まれれば真っ直ぐいける。
豊臣秀吉とか、サンデーサイレンスとかオグリキャップみたいなのもいるが、あれは単価100万馬券を何度も当てる人みたいなもんだろう。
馬券買ってると、あと何点か買えたら当たるのに…貧乏は辛いなとかよく言う。
確かにそうだが、当たるならそこにオールインしてしまえばいいのだ。
それができないから貧乏人なのだろう。
それができるのは狂人だという噂もある。
前のめり人生は躓くと大怪我する。
まあ世の中、骨が折れていても神輿を担ぐような人もいる。
常人にはまったく意味がわからん世界である。
じゃあ、才も金もない、おまけに生まれも悪い俺のような男はどうするか？
どうしようかねぇ…どうしようもないねぇ。
流れに流されていくだけだな。
夏が悪ければ秋も悪いってことはないだろ？
自分の力でどうにもならないことは悩まない方がいい。
行儀良く真面目なんてできやしないけど、窓ガラス壊して回るほどアホでも元気でも子供でもない。
たまにどうしようもなくて、何もかもぶち壊してしまいたい夜があるだけだ。
そう思ったところで、先立つものがない。
上も下も財布も元気がない。
白川道の病葉流れてみたいなことはできない。
伊集院静もだけど、博打を打っている時だけ生きてる感じがしたなんてことはない。
あの人たちくらいの単位で賭ければ違うのかもしれないが…
生活を失う気がなければ無理だな。
人に助けてもらうほど魅力もなし、打ち切るほどの気力もなし、何もないのが俺だ。
酒も喧嘩も博打も弱い。
10年ぶりにあった先輩達に、「お前よく生きてたな？」と言われて不思議な顔してた。
「あの頃のお前の飲み方は酷かった。」とかなんとか。
そうか、そんなふうに見えてる人もいたんだ…
あの頃はよく道端で拾ってもらったりしたな…
拾ってくれた人が悪い人たちじゃなくて良かった。
俺の運の良さはそんなもんだ。
夏が終わったので馬券の打ち方を変えようかと思ってる。
一頭軸か二頭軸でガミ覚悟の3連複。
ついてないことを意識して、なんとなく当たって楽しいなあ！くらいのとこに戻さないとまずいかなと。
8月は金が欲しくて無理して打っていったとこあるし。
今は当たったところで借金返済にしかならん…
そう考えると、ここ2年くらいは大きなマイナスなく暮らせてた。
ご飯を食べさせてくれる諸先輩と競馬と競艇のおかげです。
感謝することしかできませんが、皆様の負担にならないよう、当たり前のような顔して生きていきます。
競艇の話が出たので…
先週は丸亀でSGボートレースメモリアルが行われた。
7月に丸亀の近くまでいったが、母を連れていたので競艇場には行けなかった。
YouTubeとかで見ると、きれいなかんじで、ナイターもやってるみたいだし1度は現場に行ってみたい。
来年の旅に組み込むか…オカンをどう騙して連れて行くかやな…
あるいはホテルに置いてから…
話を戻すが、日曜は競馬も何レースかエア。
３つくらいは当たって、そのうち１つは3連複20点で200倍くらいあった。
新潟メインの新潟記念も、シンリョクカが良く見えていたし、エアは良く当たる。
せっかくのSGなので予想してみると…8点で高めツモで79倍。
1号艇の平本は普通に良く見え、そこから2号艇片岡、4号艇石野と売れていたが、展示を見ると3号艇馬場が良く見えた。
予想は、1→2-3→2-3-4-6、3→1→4-6だった。
よく考えたら、3→1は2-4-6と3点いかないとダメだろと思う。
6を3着に入れたのは一周タイムが良かったというだけ。
レースはスタートで4石野が出かけたが、3馬場がいかせず捲り差す。
2マークまで1平本と3馬場の激しい争いを3馬場が制し、2片岡と6桐生の抜きつ抜かれつの三着争いを6桐生が制し、3→1→6で決着だった。
前日の準優勝戦で、地元の森高選手が1号艇王者峰選手のインを奪うなど、意地と意地のぶつかり合いを感じた。
推し茅原選手のフライングで見る気をなくしていたが、優勝戦も激しいレースとなり、熱い戦いは素晴らしいと改めて思った。
汚い手、反則でも勝てば官軍ではなく、ギリギリの力勝負てのが堪らん。
これがスポーツの素晴らしさだろう。
茶番、予定調和でなく、出し切った挙げ句の果ての遺恨なし。
これが男の…世の中に配慮して…これが勝負の世界じゃ！
最後に書くか迷ったけど１つ良いニュースを。
編集長出資のマックアルイーンがルメール鞍上、1番人気に見事答え新馬勝ちした。
ゲート良く飛び出すと、スピードの違いか持ったまま先頭。
直線少し追われるともうひと伸び、最後は振り返り流しながらゴール。
2着に0.6秒差、1:23.3。
時計は物足りない気はするが、テンよし中よし終いよしの血統はtakuさんの折紙付。
年末に神戸か大阪に宿取ったほうがええんじゃないかと思う。
次は京王杯かな？
とにかく無事に行って欲しい。
パドックも良かったし、生で見たいね。
こんだけ外れ続けて、ムカついて誰かと喋る気力も、仕事する気力もなくなるくらいなのに…
また週末になれば競馬場行ったり、競艇場行ったりするんだから俺はほんとに…
「納税が好きなんだな。」
嫁も子もおらん分、稼いだ金は少しでも多く納税せんとなあ。
こんな俺でも世の中の一員だからね。
生きていけるだけの金があったらそれでええ。
自分だけ良けりゃええのが博打。
みんなも良くなけりゃいけんのが税金や。
馬券や舟券を買うと、高齢者施設や障害者施設の備品になると思うと、ますます投票せないけんと思うね。
当たって地元で金使うのもええ。
やけど、もっと大きなビジョンを持たないとね。
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