ジャパンカップ2021 外国馬血統評価

ジャパンカップ2021 外国馬血統評価

ジャパンカップ2021外国馬

Japan(Galileo×Shastye by デインヒル)牡・16生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:6 結:7 土:2 弱:2 影:2 集:4 質:4 再:4 SP:3 ST:3 特:0
合計:(37/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M △ I 〇 C □ L ×
ダ:S × M × I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:普通

〇 短評

主導は、Natalmaを伴うNorthern Dancer3×4。前面で、他にクロスを作成していない為、この主導は血の濃さがあるものの有効。ただし、血統の2ブロックにのみ影響を及ぼしている為、そこまで明確な主導とは言えないのが惜しまれる点である。また、Buckpasserの中間断絶で結合をアシストした形態。また、Nasrullahが6代目において影響を及ぼし、古きスピードに良さがある血統構成ではある。惜しむらくは、7代目以降においてきめ細かく生かしたDjbel-Tourbillon.Alchimist等の欧州系のクロスが完全に離反した点か(ただし、血統全体に強いBay Ronaldo系の血の流れに良さがあるのは救いで、欧州系主体の配合としては決め手があるタイプ)。本質は、芝向きの中距離タイプ。ダートは不得手で、重馬場はこなせる程度。

 

Brrome(Australia×Sweepstake by Acclamation)牡・16生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:3 結:7 土:3 弱:3 影:3 集:4 質:5 再:5 SP:3 ST:4 特:0
合計:(40/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:△ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M × I □ C 〇 L □
ダ:S × M × I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:△ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低い 成長型:遅め

〇 短評

主導は不明瞭な配合で、前面でクロスしたNorthern Dancerは中間断絶であり、Ahonooraは単一クロスの為、6代目においてクロスしたBuckpasser-Tom Fool.Court Martial.Nasrullah-Nearcoが主導と考えられる。この部分が当馬の血統構成上の限界点を端的に示している。とは言うものの、Ahonoora.Northern Dancer.Tudor Minstrel.Buckpasserを軸に、それぞれのクロスがしっかりと連動したのは長所であり、血統全体の再現性はかなり高く、特にスタミナ系の血をきめ細かく生かした配合である。土台構造は平均的だが、影響度バランスが(6-6-5-2)と安定感のある血統構成。開花率は高いとは言い難いが、質の高い血を生かした、これぞ欧州馬と言える配合である。本質は芝向きの中~長距離タイプ。ダートは不得手で、重馬場はこなせる程度。

 

Grand Glory(Olympic Glory×Madonna Lily by Daylami)牝・16生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:7 土:2 弱:3 影:2 集:5 質:4 再:6 SP:4 ST:4 特:0
合計:(44/60)点 クラス:1A
Ⅱ 日本適性:△ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M 〇 I 〇 C 〇 L △
ダ:S × M □ I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅め

〇 短評

主導は、Alzao(=Light of Hope)3×3を呼び水にしたNorthern Dancer6・5×5の系列クロス。次いで、Buckpasser7×6、Court Martial8・6×6の系列クロスで血統を構成。また、Mill Reef5×4の中間断絶の影響も強い。前述のクロスはCourt Martialは呼び水となった、Alzao(=Light of Hope)傘下のクロスであり、Buckpasser.Mill Reefが結合をアシストしながら、Nearco.Phararisを通じ主導と連動。こまかく見ていくと、米系のWar Admiral-Man o’WarがBuckpassserを介して、Princequillo.DjbelはMill Reefを介して、それぞれ主導と連動している。これほど見事な呼び水の効果はなかなか見られない点を指摘しておきたい。この呼び水の有効性から来る結合力が、この配合の最大の武器である事は言うまでも無いが、8代目以降においてもMieuxce.Crarissimusを生かし、母の父Daylamiのスタミナを再現するなど、きめ細かく血を生かし、妙味ある配合だと言える。本質は芝向きの中距離タイプだが、距離適性の幅は広いタイプ。ダート、重馬場はこなせる程度だが、底力ある名配合だと言えるだろうか。

(taku.O)
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