重賞勝ち馬評価 阪神カップ【グレナディアガーズ】 有馬記念【エフフォーリア】

重賞勝ち馬評価 阪神カップ【グレナディアガーズ】 有馬記念【エフフォーリア】

阪神カップ
グレナディアガーズ(Frankel×ウェイヴェルアベニュー by Harlington)牡・18生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:6 土:3 弱:1 影:2 集:4 質:4 再:5 SP:5 ST:3 特:0
合計:(40/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S 〇 M 〇 I △ C × L ×
ダ:S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:早め

〇 短評

主導は、Northern Dancer4・5×6・6の系列クロス。次いで、Mr.Prospector5×5・5・6で血統を構成。父はNorthern Dancer、母はMr.Prospectorを主導にした配合で、その部分の再現度自体は高く、父母の相性といった意味においては配合的な妙味はあると言えるだろう。また、父母の血統内で眠っていたHail to Reason.Buckpasser.Blushing Groom.Thongを目覚めさせ、そのスピード・スタミナを結合のアシストを行いながら、主導と連動させた点が最大の妙味か。特にスピードのアシストが非常に豊富な配合で、Thong中間断絶内Gold Bridgeのスピードを生かした点は見るべき部分であり、当馬の能力の源泉を、前述の理由と共に構成している。反面7代目以降の連動力が弱い点や、弱点を複数抱えた点は見逃せない事実であり、常に安定して競馬ができるタイプでは無い。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプで、重馬場もこなせる全天候型。

 
有馬記念
エフフォーリア(エピファネイア×ケイティーズハート by ハーツクライ)牡・18生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:5 結:6 土:4 弱:1 影:2 集:3 質:3 再:4 SP:3 ST:3 特:0
合計:(34/60)点 クラス:2B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C △ L ×
ダ:S × M 〇 I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:普通 成長型:普通

〇 短評

主導はサンデーサイレンス4×3を呼び水にした、Hail to Reasonの系列クロス。次いで、Northern Dancer-Nearcticの系列クロスの影響が強い。この両者の影響が拮抗した点が、この配合の限界点で、できる事ならNorthern Dancerは中間断絶の方が良かった。反面、前面に配された血の結合力はなかなかに良好であり、7代目以降の血の連動性がやや低い為、高評価するものでは無いが、ここが当馬の能力の源泉と言える。また、父の再現が良好な点も見逃せない部分ではある。本質は、芝・ダート兼用の中距離タイプで、重馬場はこなせる程度。長く脚を使えるタイプで、クラスが上がった場合は、ダートの方が成績を残せる可能性がある点は指摘しておきたい。

 

(taku.O)
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