重賞勝ち馬評価 ユニコーンステークス【シルバーレシオ】 京王杯スプリングカップ【ワールズエンド】 天皇賞(春)【クロワデュノール】

重賞勝ち馬評価 ユニコーンステークス【シルバーレシオ】 京王杯スプリングカップ【ワールズエンド】 天皇賞(春)【クロワデュノール】

距離適性は、ミオスタチン遺伝子をC/T型と想定して算出しております。当該のサラブレッドのミオスタチン遺伝子が、C/C型であれば一項目左へ、T/T型であれば一項目右へずらして、ご閲覧頂ければ幸いに思います。

 
ユニコーンステークス
シルバーレシオ(ルヴァンスレーヴ×シルバーポジー by クロフネ)牡・23生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:4 結:6 土:3 弱:1 影:2 集:2 質:3 再:5 SP:3 ST:3 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(32+1/60)点 クラス:2B+
Ⅱ 日本適性:△ 成長力:□
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C × L ×
ダ:S × M 〇 I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:普通

〇 短評

前面でクロスしたサンデーサイレンス4×3は、単一クロスに近い中間断絶の為、主導はHail to Reasonを伴いNashuaの系列クロスを内包した、Roberto4・6×6。次いで、Nearcticから継続させたNorthern Dancer7×5・6、Bold Ruler8×6の系列クロスや、Sharpen Up6×5の中間断絶で血統を構成。従って、主導としては不明瞭な血統構成となっている。できる事なら、サンデーサイレンスクロスは無い方が良かった。加えて、父の父内Princequillo-Prince Roseが世代ズレを派生し、致命的な欠陥を派生させた点もマイナス(これは当馬や、父ルヴァンスレーヴの問題というよりも、父の父シンボリクリスエスが抱えた根源的な問題であり、その父であるKris S.の生年が1977年、母であるTee Kayの生年が1991年である事から生じる世代のバランスの悪さに由来する)。これらが当馬の血統構成の限界点を端的に示している。また、影響度バランスを(6-6-4-12)とし、一定の良さがあるように見えるものの、強調された母の母ビーポジティブにおいて、主導と目されるRobertoが存在しておらず、血の集合も非常に散漫となっている。反面、前面で多数のクロスを作成した為に、そこまでの評価ができるものでは無いものの、土台構造を形成したNearco15連や、Hyperion18連、Sir Gallahad(=Bull Dog)9連により、相互の連動性自体は担保されており、多分に結果オーライという感じは否めないものの、この連動性が当馬の能力の源泉であり、隠し味的に生きたSwaps7・8×7の能力参加も見逃せない。本質は、芝・ダート兼用のマイル~中距離タイプで、重馬場もこなす全天候型。開花の速度自体は普通と考えられるものの、その確率は決して高くなく、前述の主導の不明瞭さや、血の集合の散漫さから、詰めの甘い競馬を見せる可能性を秘める点は、指摘しておきたい事実である。

 
京王杯スプリングカップ
ワールズエンド(ロードカナロア×リラヴァティ by ゼンノロブロイ)牡・21生
有効世代数:9代目

Ⅰ 主:7 結:6 土:2 弱:1 影:2 集:6 質:4 再:2 SP:4 ST:4 特:0
合計:(38/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S △ M 〇 I 〇 C × L ×
ダ:S □ M 〇 I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:普通 成長型:遅い

〇 短評

主導は、Raise a Native-Native Dancerと継続させた、Mr.Prospector4×5の系列クロス。次いで、Nearcticから継続させた、Northern Dancer5・6・6・8×6、Turn-to8×6・7・9、Buckpasser7×6の系列クロスや、Forliを伴うSpecial6×7、Mill Reef6×7の中間断絶で血統を構成。孤立しがちなPrincequillo.Djbel系を、前述のMill Reef内Nasrullah.Count Fleetを介し、主導たるMr.Prospectorへと連動させ、しっかりと能力参加させた点は見るべき部分であり、これが当馬の能力の源泉。惜しむらくは、母の母内Bay Expressに弱点を派生させた点や、Ribotのスタミナ再現が弱くなった点。更に、父内Secretariat.Graustark(=His Majesty).Alibhai.Tudor Minstrelや、母内Hail to Reason等の落失か。本質は、芝・ダート兼用のマイル~中距離タイプで、重馬場もこなす全天候型。9代目までにクロス種が61とかなり多く、スピード優位の血統構成でありながら、開花には時間がかかると想定される。反面、Buckpasser.Mill Reefのアシストを得て、同父産駒としては、スタミナに良さがある血統構成となっており、隠し味的に生きたDante(=Sayajirao).Niccolo Dell’Arcaのアシストから、その引き出しに成功すれば、長く脚を使う競馬を見せる可能性を秘める点は指摘しておきたい。

 
天皇賞(春)
クロワデュノール(キタサンブラック×ライジングクロス by Cape Cross)牡・22生
有効世代数:10代目

Ⅰ 主:4 結:7 土:2 弱:3 影:3 集:5 質:4 再:6 SP:4 ST:4 特:0
合計:(42/60)点 クラス:3B
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S × M □ I 〇 C □ L ×
ダ:S × M □ I □ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:□ 重馬場適性:□
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め

〇 短評

前面でクロスした、Sir Ivor6×5は中間断絶であり、Busted5×5は単一クロスの為、主導は、Northern Dancer6・6・6×5の中間断絶を呼び水とした、Almahmoud6・8・8・8×7及び、Princely Gift6×6の系列クロス。従って主導としては不明瞭な配合であり、当馬の血統構成の限界点もここにある。とは言うものの、孤立しがちなPrincequillo系をSir Ivor内Mahmoudを介し、Almahmoudと連動させ、Wild Riskを内包しClarissimusを生かした、BustedもBlenheimでAlmahmoudと連動する等、欧米系のスタミナの連動性が高く、ここが当馬の能力の源泉である。更に、7代目以降であるものの、きめ細かく生かした、Clarion-Djbel-Tourbillon-Ksarを、10代目となるものの、Pharalisを介して、Princely Giftと、連動させた点は見るべき部分であり、Lyphardを主導とした父の血を上手く再現している。本質は、芝向きの中距離タイプで、ダート・重馬場は慣れればこなせる程度。Turn-to6・8×7の中間断絶や、Worden7×7等、隠し味的なスピード・スタミナの生かし方はよく、開花した際には器用な競馬を見せる事が可能な血統構成である。更に、これと言った弱点の派生は無く、影響度バランスを(6-3-4-3)と綺麗にまとめ、強調された父の父ブラックタイドにある程度の血の集合が見られる事から、安定感があり、仕上がった際には鮮やかな競馬を秘める血統構成である点も付け加えておきたい事実である。

 

(taku.O)
1日1クリック!皆さん、応援よろしくお願いしますm(__)m


Advertisement

各馬評価カテゴリの最新記事