京王杯2歳ステークス。シゲルファンノユメ府中見参。

京王杯2歳ステークス。シゲルファンノユメ府中見参。

レースは…語ることはないかな。

席はゲットできたけど、編集長が用事で行けなくなり、前の仕事場の姉御と行った東京競馬場。
レース後に名付け親と、YouTube博打の天才のしげる300と飲もうて話。

まずは、馬頭観音にシゲルファンノユメと、全馬の無事な走りをお祈りする。
もちろん、自分の応援する馬の良い走りを…という気持ちがメインなんだけど、全馬無事でないと心の底から喜べないからね。
全馬力を出し切った上での結果であって欲しいから。

結果的に馬券は、俺は3連単の7,000円だけ、連れの姉御は泣きの最終のワイドだけで終わった。
姉御は予算の半分くらいを取り戻し、俺は勝ち分を京王杯でオールインしたので予算分マイナス。

昼休みに、競馬をよく知らない姉御と博物館をまわって、説明しながら歩いたら…けっきょく1時間くらいかかった。
姉御は楽しんでくれたみたいで良かった。
学芸員のように、細かく説明しながら歩いた甲斐があった。

その後、しげるとシゲルファンノユメの名付け親と遭遇するまで、二転三転4点5点あったのだが、無事合流。
土地勘のある土地を、土地勘のない人達をエスコートする難しさを感じた。

そして俺は飲み過ぎた。
競馬場で飲めなかったし、ハイペースで飛ばしすぎた。

とにかく楽しかった。
名付け親としげるのシゲル愛を聞き、その中でも名付け親の目線が…
その、愛としか言えないようなものが、今これを書かせている。

弾丸ツアーで、西から東に来て、シゲルファンノユメを見て帰る。
かつて、俺が埼玉から府中へ、ホクトスルタンだけを見るために、ダービーの日に府中へ向かったように。
フィリアプーラを見るためだけに、田舎から阪神競馬場に行ったように。

何が言いたいかって、みんなで楽しく飲んだ後、帰り道のシゲルファンノユメの名付け親とのやりとりで…

書きながら泣ける。
これは、コラムを書かせてもらって、それを褒めてもらったからではない。

帰り道の悔しさが、痛いほどわかる。
わかるなんて言えないな、わかる気がするだけだ。

シゲルピンクダイヤはフィリアプーラと同世代。
俺は精一杯強がって、「シゲルピンクダイヤは重賞何勝ですか?」なんて失礼なことを口にしてた。
しげる300と名付け親は笑って許してくれてたけど。

わかってる。
フィリアプーラは何度も負けた。
でも、フィリアプーラは俺をいろんなところに連れてってくれた。
そのことを伝えたかったの。

わかってくれた。
だから…分かり合えたのかは分からないけど…
帰り道の悔しさがわかる。

気がする。

フィリアプーラ、G 1初挑戦の桜花賞。結果は…

シゲルファンノユメ、重賞初挑戦の結果は…

競馬は、サラブレッドは、もちろん馬主さんのもの。
でも…ファンのものかもな…と思う土曜の夜です。

シゲルの馬、自分の好きな馬だけが好きなんです。
そう言う名付け親は、俺の愛…愛するなんて言えない、フィリアプーラの話を、また聞きたいと。

こんな気持ちをなんというか、理解、知覚するのか?
わたしはまだ言葉を知りません。

縁を持ち、少し勇気を出すと…
競馬は…
うまくいえないな。
うまく言えないけど、競馬は私をいろんなとこに連れてってくれて、いろんなものと繋げてくれる。

こんな事を書いてはならないのだと思いますが、シゲルファンノユメがダービーの舞台で走るのが見たいです。

私は馬主ではないし、関係者でもありません。
無責任なことと思いますが…
シゲルファンノユメ、ファンの夢が日本のダービーを走る姿が見たいです。

ここまでは、昨夜酔いながら思いを走らせたこと。
ここからは、翌朝の後日談的な回想。

帰宅して、また飲んだ。
喜び、悲しみ、悔しさ、いろんな感情を飲み干した。
もうフィリアプーラが走ることはない。
頭ではわかっていても、身体はわかってなかったんだな。

これ以上は飲み過ぎだ。
たくさん歩いたし、疲れてるんだから寝よう。
そう思い、横になり電気を消す。
もう意識はなくなりかけていたが、たまらなくて2曲だけ流した。
ブランキージェットシティのガソリンの揺れ方と赤いタンバリン。
ただフィリアプーラに跨って、自分の気持ちを揺らしていた日々。
あの子のことが好きなのは、理由はなくてフィリアプーラだったから。

シゲルピンクダイヤがいて、フィリアプーラがいて、シゲルファンノユメで繋がったこと。
時は止まらないし、競馬も続いていく。
悔しさを胸に、歓喜の瞬間を予感しながら、また始めればいいんだ。
歩き続けていれば、それぞれの競馬道ができる。

しげる300、シゲルファンノユメの名付け親、姉御…
昨日はほんとに最高だった。
ありがとうございます。

軽い二日酔いで目覚めた。
久々にやらなきゃいけないことのない休日。
ぽっかりと空いた時間をどう過ごすか、持て余し気味に朝食。
なにしようかなと手にしたスマホにメッセージが届いていた。

無事に帰宅しました。
今日はありがとうございました。
またシゲルファンノユメを応援してもらえたら嬉しいです。

私が寝落ちた後、シゲルファンノユメの名付け親は丁寧に帰宅した事を伝えてくれていた。
帰宅が深夜のまさに弾丸ツアー。
その想い、行動力に改めて驚き、馬が走ると人を走らすのだなと。

でも、何も心配いらないと思うよ。
すでに多くの人はシゲルファンノユメから目が離せなくなってると思う。
名は体を表すていうしね。

pirocks

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