距離適性は、ミオスタチン遺伝子をC/T型と想定して算出しております。当該のサラブレッドのミオスタチン遺伝子が、C/C型であれば一項目左へ、T/T型であれば一項目右へずらして、ご閲覧頂ければ幸いに思います。
Ka Ying Rising【カーインライジング】(Shamexpress×Missy Moo by Per Incanto)セン・19生
有効世代数:9代目
Ⅰ 主:6 結:8 土:3 弱:1 影:3 集:3 質:5 再:6 SP:4 ST:4 特:1(主導牡牝を通じたクロス)
合計:(43+1/60)点 クラス:1A+
Ⅱ 日本適性:□ 成長力:〇
Ⅲ 距離適性
芝:S □ M ◎ I 〇 C × L ×
ダ:S 〇 M ◎ I △ C × L ×
芝適性:〇 ダート適性:〇 重馬場適性:〇
Ⅳ 開花率:低め 成長型:遅め
〇 短評
主導は、Northern Dancer-Natalma-Almahmoudと継続させ、Buckpasserを生かしたトライマイベスト4×4の系列クロス。次いで、Sir Gaylordが断絶するものの、Round Tableを生かした、Sir Tristrram5×4で血統を構成。両者の影響が拮抗した点が惜しまれる部分で、ここが当馬の能力の限界点を端的に示している。とは言うものの、孤立しがちなMy Babu.Princequillo系をSir Tristram内Nearcoを介して、主導たるトライマイベストへと連動させた点は見るべき部分で、この連動性が当馬の能力の源泉である。また、Never Bend6・7×7、Bold Ruler6×7、Palestain6×8といったスピードのアシストはかなり魅力的で、当馬の爆発的なスピードの裏付けとなっている。そのスピードを、Buckpasserを生かしたトライマイベストや、Sir Tristramがスタミナの核として、支えており、スタミナに裏打ちされたスピードを血統全体で再現している。本質は、芝・ダート兼用のマイル~中距離タイプで、重馬場もこなす全天候型。血の集合にやや甘いところがあり、詰めの甘さを見せる可能性は否定できないが、活かされたスピード・スタミナは強靭であり、地力勝負に向く血統構成である点も指摘しておきたい事実である。無事な開花を望みたい一頭。
(taku.O)
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