函館２歳ステークス
リンゴアメ（マツリダゴッホ×マイネデセール by マイネルラヴ）牝・18生
有効世代数：10代目
Ⅰ 主：６ 結：５ 土：３ 弱：２ 影：３ 集：５ 質：３ 再：５ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（39/60）点 クラス：3B
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：〇
Ⅲ 距離適性
芝：S 〇 M 〇 I □ C × L ×
ダ：S 〇 M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：〇 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：低い 成長型：晩成
〇 短評
主導は、Bold Ruler５×６の系列クロス。次いで、Native Dancerを伴うRaise a Native６×５。また、その仔Almahmoudは世代ズレを起こしたものの、父母の主導であったMahmoudの影響も強い。従って、比較的父母の血の流れを汲んだ為、外交的な配合ではあるものの、シンプルな配合となった点を踏まえると、スピード対応は比較的早期から可能。更に、前述のクロスに加え、Royal Charger.Pharamondの系列クロスからスピードを加え、特に父父サンデーサイレンスのスピード再現においては見るべき点がある。また、Djbel-Tourbillon-Ksar/Duban.Princequillo-Prince Rose等の欧州系や、War Admiral-Man’o War-Fair Play.Blue Larkspur等の米系も、きめこまかく血を生かした配合でBlue Larkspurは離反するものの、War Admiralに関しては、９代目Fair Playで、Djbel.Princequilloに関しては、Rabelais.Bayardoを通じ10代目で主導と連動。従って、スタミナの開花に関しては相当の鍛錬が必要で、この手のタイプは全能力の発揮が難しく、早熟との判定を下される可能性がある点は指摘しておきたい。本質は、芝・ダート兼用のマイルタイプ。
函館記念
アドマイヤジャスタ（ジャスタウェイ×アドマイヤテレサ byエリシオ ）牡・16生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：７ 結：７ 土：３ 弱：１ 影：２ 集：５ 質：３ 再：５ SP：３ ST：３ 特：０
合計：（39/60）点 クラス：3B
Ⅱ 日本適性：〇 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S △ M 〇 I □ C × L ×
ダ：S × M □ I × C × L ×
芝適性：〇 ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：普通 成長型：早め
〇 短評
主導は、その父Nearcticから継続させた、Northern Dancer６×４・５の系列クロス。次いで、Cosmah.Turn-toを伴うHail to Reason.Spy songの系列クロス。これらクロスは、Hail to Reasonを媒介にし、主導と連動。６代目までのクロスの連動性は高い配合だと言える。従って、血統の背骨を支える主導と結合に関しての評価はある程度高いと考えて良い。また、Turn-to.Cosmah-Almahmoud-Mahmoudのスピードのアシストが良好で、日本向きのスピード配合だと言えるだろうか。また、質の高い血を抱えながら、バランスの悪さの為、それらを生かしきれなかった母の補正に成功する等、見るべき点はある配合である。惜しむらくは、Seattle Slew内のHail to Reasonが世代ズレを起こす等、血統全体で複数の弱点を抱え、非常に安定感に欠ける配合であると言える点や、これと言ったスタミナの核を持たない為、エリシオを強調しながら、中～長距離への適性は低いと考えられる点である。本質は芝向きのマイルタイプ。
中京記念
メイケイダイハード（ハードスパン×メイケイソフィア by キングカメハメハ）牡・15生
有効世代数：９代目
Ⅰ 主：４ 結：５ 土：２ 弱：１ 影：１ 集：４ 質：２ 再：４ SP：４ ST：３ 特：０
合計：（30/60）点 クラス：1B
Ⅱ 日本適性：□ 成長力：□
Ⅲ 距離適性
芝：S × M □ I △ C × L ×
ダ：S × M △ I × C × L ×
芝適性：□ ダート適性：□ 重馬場適性：□
Ⅳ 開花率：普通 成長型：普通
〇 短評
非常にバランスの悪い配合で、主導は、Raise a Native５×５の系列クロス。次いで、Nashua６×６。前面でクロスしたNorthern Dancer３×５により結合をサポート。ただし、母父キングカメハメハ内のNorthern Dancer６・６・８が世代ズレを起こし、更に父父Danzig内のNorthern Dancer内Nearco-Pharosも世代ズレを起こし、重ねてMahmoud.Fair Trialも世代ズレを起こしている。従ってこの父母の相性は全くと言っていい程あっていない。それでも救いは、17連あるNearcoから来る血の流れ自体が良好な点で、前述の世代ズレの影響が軽微ですめば強い競馬を見せる事もあるか。本質はマイル向きの配合。
(taku.O)
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