酔いどれ、褒められて、酔いでれる。

酔いどれ、褒められて、酔いでれる。

「いかに悪い結果につながったとされる事例でも、
それがはじめられた当時まで遡れば、善き意志から発していたのであった」

さすがは、ユリウスカエサル。マキャベリも納得だ。

いきなりこんなことから言い始めたが、なぜなのかは私にもわからない。
なにかを示唆しているのか?
ただ、私には善意も悪意もない。
あるのは前戯だけだ。
これが、亀頭原理主義前戯印象派、酔いどれのpirocksだ。

人は経験したもの、血肉にしたものでなければ、劣化コピーにすらなれないのではないか?
そんなことを思う。

この1年で、教えられたり、経験した事で、大きな変化があった気がする。
例えば、血統の事でいえば、その血が直系父系に残らなくとも、消えるわけではないとか…

よく考えたら当たり前のことなのかもしれないが、私という馬鹿は身に染みるまで入ってこないのだ。
しかも、岩に染み入る水のように、長い時をかけ少しずつしか。

現在クロスすることが多い牝馬、アルマムード、ナタルマ、スペシャル。
その直系父系は滅んでも、その血が持つ影響はなくならないだろう。
牝馬は年に1頭しか仔を残せず、生涯で何頭くらい残せるか?
それに対して、牡馬は人気になり、その気になれば年間200ホーマーも夢じゃない!
まあそれは今の話で、何百年か前ならまた話は別だろうけど。
ま、どっちにしても牡のほうが数打てるんじゃないかな?
けっきょくは、数よりは質なのかもしれないけど。

「いろんなものが混ざり合っているが、けっきょく1つの印象に集約されていく」

それが、名馬の血統か?

いつだったか、なぜかパンツの中にあるような勝新…違った、確信めいたものを抱くようになった。

「ウオッカは、ナリタタイシン形で、シスタートウショウでトウショウボーイである。」

なんのこっちゃ?

そこに至った私は、ウインドインハーヘア派ではなく、パシフィカス派で、キズナではなく、ラナンキュラスの先で…

「ん?ノーザンダンサーメイン?隠し味にロベルト、バックパサー、グロースターク?だかしかし、Damascus…こっ、これは…ナリタブライアン?」

とかでハアハアする予定なのだ。
しかし私は受動的てやつ?ジュドー的なやつなら、「アニメじゃない!」とか言いながら、戦いを仕掛けていくのだろうが…
戦って勝ち取る平和でなければ、風間真でも納得しないというが…
YESばかりの、能のない私は他力本願寺。

なぜこんな事を言い出したか?
こないだ、タニノギムレット父系存続の可能性を考えていたからかな?

https://gzero.jp/column/pirocks/post-840.html

たださ、牧場にいるのも、種牡馬登録するのも、繁殖牝馬を集めるのにも、なんだってお金がかかるわけで、「世界的に珍しい!日本にしか残ってない!」てだけでは、なかなか現実的には難しく、まずは競走成績を残してからだろう。
G1を勝っても、生産地で人気になる要素がなければ、なかなか種馬にとはならないのが現実だろう。
個人オーナーや、牧場所縁で、よほど思い入れがあるなら別かも知れないけれど。

「マルゼンスキーのクラグオー」
「オグリキャップのクレイドルサイアー」

日本で、世界的にも?消えそうな直系父系。
この2頭は、牧場の方が残そうと奮闘されているのかな?
なにもわからない素人が簡単に言ってはいけないのだろうが、幸運がある事を祈ってる。
しかし、私が競馬を見始めた頃の事を考えると、まさかニジンスキーの直系が絶えるようなことになるとは…

「メジロマックイーンのギンザグリングラス」

これは、引退後に熱心なファンが種牡馬入させたという。
「トウカイテイオーのクワイトファイン」クラウドファンディングというのがあったが、個人で出来ることなのか?
そりゃ、お金があればなんでもできるんだろうけど…

話は少し逸れるが、メジロマックイーンのファンは凄い気がする。
よくTwitterでも、「何代目にマックが出走します!」とか、産駒を応援してるブログも、よく見かける気がする。
なんだろう?メジロマックイーンなのか、メジロ牧場なのか、よくわからんが浄化作用というか、見る人を純粋な気持ちにさせる力があるのか?

とか言いながら、私もこんな事をこないだ書いた。

https://gzero.jp/column/pirocks/post-688.html

火を起こすのも大変だろうが、薪をくべ続けるのも大変だろう。

ある夜、晩酌を決めて、ええ気分で酔眼ネットサーフィン(死語?)してたの。
ふと、ホクトスルタンの話を、メジロマックイーンのファンに読んで欲しいなとか思ってツイートしてみた。

そしたら、ギンザグリングラスの現オーナーの方と思うんだけど、リツイートとイイネしてくれて、後に良い記事でしたとお褒めのコメントまでくれたの。

なんとも言えない気分になってさ。
じつは、いつもぼんやりと読んで欲しい人に向けて書いてたりするのよ。
ま、血統の話はtakuさんが、下ネタはkatsuさんが喜ぶだろうとかだけど。

私たちに影響力はない。
だけど、読んで欲しい人には、ちゃんと届くのかもしれない、届いているのかもしれない…
探してまではこなくても、なんらかの拍子に目に入れば…

そら、1つでも上の着順目指して、最後まで追いますがな。

やっぱ競馬て、博打てだけじゃねぇんだろうなあ。
血統の、時間の積み重ね、優勝劣敗、自然交配、運と縁、人知を超えた何か、自然に対する畏敬、畏怖。

宗教か?たしかに、そんなとこもあるだろうな。
たださ、競馬の神様は八百万でさ、それぞれに信じる神様がいてさ、「他所の神様もええが、やっぱりうちの神様がええなあ」とかさ。
とにかくたくさん神様がいてさ、みんな多神教。

メジロファンてゆーても、ライアンだの、ラモーヌだの、ドーベルだの、ブライトだの、パーマーだの、いろいろアルダン?

なんだかよくわかんなくなってきたから、これで終わろう。
下書きしたのに、だいぶ変わってしもうた。

最後に、これを書いているときに私の頭の中を流れていた曲を。

貼らないけど。競馬、旅、酒に合う詩なんだな。 

作詞天野滋、作曲char

「空模様のかけんが悪くなる前に」

どう?イントロのギターがまた良いでしょ?

pirocks

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