今日はサクッと軽め予定。
なんてったってアイドル、明日にはダービーの枠順出るしね。
ちょっと昔話。昔てほど古くないか?
その日は、埼玉の西側で仕事してたと思う。
なぜなら、府中本町から競馬場に入っていった覚えがあるから。
いつもは京王線だからね。
競馬場駅、なんか港町のケツの駅みたいで好き。
ここが行き止まり感と、着いた時から始まる感がね。
今日は、いろいろ下調べしてから書いてるから、自分の記憶の曖昧さにびっくりしてる。
まず、ホクトスルタン出走の菊花賞勝馬は、アサクサキングス。
アサクサキングスはウオッカのダービー2着。
ということは、同世代なわけだ。
なぜか、ホクトスルタンとウオッカの記憶はセパレートなんだよな。
そして、その日のダービーは10レース。
間一つ挟んで、最終12レースが目黒記念。
ホクトスルタン基準で考えると、この時の目黒記念は菊花賞出走の翌年、ということはウオッカの翌年のダービーということだから、ディープスカイが勝ったダービーの後てことだな。
その当時は直行直帰の仕事で、やりきりで上がりだった。
仕事しながら、方面もいい、武蔵野線捕まえられそうなとこにいたし、ダービーには間に合わないだろうけど、ギリギリ目黒記念には間に合いそうだとか思ってた。
んで、なんとか仕事が終わってkatsuに電話したと思う。
「とりあえず、そっち行くわ。」
「まぢでくんの?もうダービー終っちゃったぞ。」
「目黒記念には間に合うっしょ。ホクトスルタン見に行くよ。」
「まぢか?ま、待ってるわ。」
いつもの4コーナーで合流。
挨拶もそこそこに、「これ見にきたんだろ?」てかんじで、すぐに目黒記念だった。
馬券も買う暇もなかった気がする。
仕事明けで、ボケた頭で、ホクトスルタンが勝ったことはなんとか認識した。
はて、あの時俺を走らせたものはなんだったのだろう?
ダービー当日なのに、目黒記念だけしか見れない、馬券も買えない、ホクトスルタンのためだけに…
ここで曖昧な記憶を探っていくと…
前年は初めての生日本ダービー観戦。
ウオッカだ。
んで、菊花賞で、メジロマックイーンの牡馬がG 1勝つとしたら、ここしかないんじゃないか?
春天になれば古馬ともやらなきゃいけない。
同世代なら紛れも起きやすいか?
血統評価は高くない。しかも、ノーザンテースト入りで俺好みでもない。
ただ、そんなこんなを全部ひっくり返して、次の日からやっぱ、「ノーザンテースト、リアルシャダイ、サンデーサイレンスと社台リーディング級を重ねてきた底力に、メジロマックイーンが合わさって…」とか、言うようになったとしても…
それでも、俺のような小物の、自慰のようなこだわりより、メジロマックイーンの牡馬がG 1を勝つ、即ち種牡馬入りの道が見える、そのことの方が大きいのじゃないか?
菊花賞の話は散々書いてきたし、喋ってきた。
G-ZEROでも書いたよね?
新宿場外、パチンコ屋のテレビ、使うと生活費借金な馬券…
レース終わった後、身体中の穴という穴から、なんか抜けたと思うわ。
すげえ、力入ってたんだろね。
たった1万円の単勝と馬単2点1万円で絶頂を迎えたわけだ。
若い頃から安い男だな。
ほんと、小物全開。
博打には向いてねぇよ。
ま、そんな流れからの目黒記念だったわけだ。
なんでだろうねぇ?
わかんないから、いまだにこんなことやってんだろうな。
この歳になってから、カジノとか青天井まで言わないけど、四国の紙屋の旦那だっけ?大銭で博打しても、つまらんまでは言わんが、命の次に大切なものだけど、所詮は金なわけだ。
俺アホやけん、難しいことはよくわからんのやけど、たぶん仲間と出会わなければ、こんなに競馬も面白くなかったと思うんよね。
やけん、なんとなく生きて、少しだけ仲間と酒飲んだり競馬できたら、それでええ気がするんよ。
人にどーのこーのとかはね、確かになんも言えん。
でも俺はなぜかわからんが、そこに行った。そこにいた。
そんなことしてたら、この歳になった。
ま、よくわからん。
ウオッカの陰に、ホクトスルタンだった。
あんなふうに観に行ったのて、あとはフィリアプーラの桜花賞くらいだわ。
ただ、フィリアプーラはkatsuさんのラインだからな。
おいそこで、「結局お前は、ロベルトとパーソロンか!」そんなことを思ったやつ!
正解です。
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