金杯は惨敗
皆さんは如何だっただろうか？
なかなかの好配当で、乾杯ついでにオ○パイまでいけんぢゃね？とかゆー人もいるかな？
私はというと…
惨敗…
「競馬つまんねぇ！」
「すぐそういうこと言う…」
「そこが君の悪いとこだぞ！」
とか言ってくれる２０歳の女子短大生とかいればいいのに…
それは置いといて…
今日は仕事始めで、前日の夜に全てのレース仕込んでたわけよ。
んで、昼飯休憩の時に見たら今年の初当たりは800円で、こんなもん持ち越してもしゃあねぇな。
てなもんで、新聞も持ってなかったから、最終に315とか仕込んでみたりしたの。
まあそれも全て外れたのだけど…
仕事終わってさ、全ての結果を確認してさ…
思わず虚空を見つめたね。虚無ったね。
なんだろう、何かが足らない。
外れた悔しさとか、タラレバ的なものが浮かんでこない。
やっぱ「リアルターイムオーッズ！」じゃないとダメだな。
東京大賞典の日の大井も、katsuさんが忙しそうだったし、仕込んで買い物してる間に終わってた。
その後、結果だけ見てレース自体は見てない。
終わった女との関係じゃないが、終わった事がわかってしまえば出来ることは何もない。
ただ去るのみ。もう誰も、もう何も傷付かなくていい、ただ1人消えればいい。
俺の記憶の中に、彼女が生き続けたとしても…
何と言われようとかまわない。ただの屑でいい。
コクがないんだな。
いやオランダ代表のフットボールプレイヤーの話じゃない。
コクーは見つめたがね。
金杯だけ仕込んだなら、サイトの買い目だし、まだマシだったのかもしれない。
だけど、ついつい見ることもできない平場のレースまで仕込んでしまった。
これじゃ出目だ。これじゃダメだみたいにゆーたけど、出目だこりゃて感じ。ダメだこりゃみたいにゆーたけど。
なんてゆーか、こんなんじゃ俺の中のいかりや長介は怒りもしないし、次行ってみよー！とも言わない。
幸せてなんだっけ？
ポン酢醤油のある家ではなく、ゆっくりパドックをチェックしながら馬券が買える家である。
コロナ禍で全レース無料放送のグリーンチャンネルが素晴らしすぎた。
朝は目覚めても昨日の疲れ引きずったままでも、テレビをつければそこには競馬があるのだ。
絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶことができなくとも、新聞では伝えることのできなかったパドックの意味を知るのだ。
JRAにお願いしたい。
競馬ファンの獲得には、ラッタター的なものではなく、大人の文化人の言葉、サントリーの新社会人へ向けての伊集院静的なものや、なによりもグリーンチャンネルの完全無料化ではないか？
製作費やら難しい大人の金勘定はわからんが、グリーンチャンネルはレース以外も素晴らしい放送をしているらしいじゃない？
レースの合間のCMや番組表見てると、面白そうだなと思うもの多い。
私がリーガ、スペインサッカーリーグに興味を持ったのは、無料で衛星第一かなんがでやってたバルセロナの試合をたまたま見たからだ。
リバウド、ロナウジーニョ、コクー、デプール兄弟、サビオラ、グアルディオラ、シャビ、ルイスエンリケetc…
とどめはイニエスタだ。
「いまさら完全無料化とかふざけんな！」
「わしらなんぼ払うてきたと思っとるんじゃ！」
「そんとなことしよったら戦争になるど！」
「広島のもんがなんぼのもんなら？」
もちろん、そんな声も上がるだろう。
だがしかしここは…
「こらえてつかぁーさい。競馬ファン同士がいがみおうてもなんも生まれんですよ。ここは新しいファン、若い子達のためにどうか頼んます。」
と、JRAが言えば真の競馬ファンは納得できるのではないか？
競馬ファンとは博打打ちではなく、縁日と屋台のように切っても切れない、競争と博打の好きな人であると私は思う。
ただの博打好きなら他人の事など考えないだろう。
自分が儲かるために人を蹴落とすのが博打だ。
競馬ファンは競馬を辞めることはない。
それは回り続けるメリーゴーランドで、乗ったら最後、決して止まることはない。
同じアホなら踊らにゃ損だ。
みんなで仲良く回って回ってバターになればいい。
ウインドウショッピングさせればいいのよ。
競馬が本当に魅力的なものなら、見せれば買いたくなるよ。
そのウインドウがグリーンチャンネルのコクのあるレース以外の番組でしょ？
士農工商、土田浩翔じゃねぇしさ、高尚なものにしろってわけじゃねぇ。
んなもんは、興味を持ってもらえば歴史と文化は日本にも世界にもあるんだ。
わかるやつはわかるだろうよ。
だけど薄っぺらくしちゃダメだろ？
ちょっと触って分かった気になるような、俺みたいなアホはほっといてだ、この奥行きのある競馬の入り口に立ってもらうことが大切だろ？
いまや酒もタバコも完全に悪だ。
だが法律の内側の事なんだから、やり過ぎなければ良いはずだ。
俺が子供の頃は、映画やテレビや身の回りで、かっこよくタバコを喫み、酒を飲む大人たちがいた。
俺たちも早く大人になってカッコ良くなりたい、そう思うようなね。
良いものだけでは世の中は成り立たないだろう。
悪いものの魅力は堪らないものがある。
だからこそ節度を持って楽しめることが大人の条件ではないか？
清濁併せ呑めるてのが大人ってことじゃない？
「僕もあれ食べたい、あれやってみたい。」
「大人になったらね？」
流行り廃りじゃなく、コクがある。
身を崩さずに嗜む、それが大人の遊びなんだろうね。
競馬は知れば知るほど面白い。
それをどう伝えるか？
どんなものが伝わるかわからない。
なら、下手な鉄砲でも数撃ちましょうG-ZEROが。
上手な鉄砲は、グリーンチャンネル無料化と、JRAさんが競馬好きなじゃなく、昔のように競馬愛のある文化人にコピーやCMを頼んでいただければありがたい。
金杯で惨敗の話からだいぶ変わったけど、こんなこと言ってたら怒られるかな？
よし、ピロッチ的CM案を出そう。
BGMはcharの「風に吹かれてみませんか」で。
人のいない競馬場、雲が風に流れていく風景。
コピーは「皆さん、たまには競馬場で風に吹かれてみませんか？」
いや、大人の事情とかは知らんけど、ええ感じと思うけどなあ。
しかし、競馬も当たらなければどうということもないな。
たまには良い酒をさ、「君との出会いに…」「君の瞳に乾杯…」とかやりてぇよなあ。
もっと勝手に恋したり行為したりさ。
夏の終わりでも2人のでもいいけどハーモニーして、帰れない2人が残ってるてことになんねぇのかな？
ま、とにかくこんな時だからこそ、意地で笑って明るくいくかね。
笑う門には待ちかねた福きたるてなもんでさ。
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