強かった。
4コーナーを回ったところで、エフフォーリアの勝利を確信した。
完全に前をロックオン、後は追うだけ。
レース後、横山武史騎手は深々と礼をした。
インタビューでは、前日の不注意騎乗での騎乗停止にも触れ、笑顔は少なかったが会心のレースだった。
だが個人的には…なんとも言えない感情。
馬券が外れたこともあるが、予想通りのレース展開の中、もう一つ上のタイトルホルダーが見られなかったこと、ディープボンドと和田竜二は素晴らしかったが、2着まで来なくても…
来年に向けて、タイトルホルダーとエフフォーリアの1-2フィニッシュが見たかった。
もっと言えば、パンサラッサが作るであろう速いペースを、4コーナー先頭で回るタイトルホルダーが見たかった。
タイトルホルダーが勝つには出し抜けしかないと思っていた。
まあレース後にラップを見ると、3コーナーか4コーナーで捲っていくのは難しかったのかとも思う。
もちろん、秋3戦目、目標の菊花賞の後の調子とか、いろいろあるだろうけど、待つんじゃなくて行って欲しかった。
大敗したかもしれないが、あの厳しいペースを捲っていった世界はどんな絵だったのか?
まあ何を言っても、エフフォーリアの強さ、横山武史の凄さということになるな。
誰を腐すわけでもない、この辺でやめよう。
今年は素晴らしいレースが多かったし、非常に盛り上がったと思う。
その反面、個人的には馬券が下振れで、楽しみきれない一年だった。
もちろん、他の娯楽と比べて、大金を投入しているわけではないが、コロナ禍で生活は苦しい。
当たれば楽になるだろうが、去年が上振れすぎた。
回収率が80%くらいで、万馬券をいくつか取る。
それくらいで終われれば、上手く馬券と付き合えてる感じがする。
まだまだコロナ禍で、気楽にお出かけしたりできない情勢。
お家で娯楽、ストレス解消になる公営博打だが、あまりにも当たらないのはストレス増える。
個人的に馬券は終わり良ければすべてよしとはいかなかった有馬記念。
それを上回るものを求めてしまうのは、個人的な状況の悪さだろう。
もう少し気楽に出かけたりできる世の中と財布になって欲しい。
去年は悪い中で馬券だけは良かった。
今年は何が良かったのか?
あんまり良いことはなかった気がする。
最後に面白いことが待っているかもしれないが、来年に備えて運や縁を無駄遣いしないでいると思いたい。
今年は全般的に苦しかったが、去年までと比べると戦う方法もわかってきた気がするし、戦える場所も見えてきた気がする。
馬券の結果もそうだが、まず結果を受け入れて、それからどうするか。
来年からは馬券を減らして、競馬以外の楽しみを増やすとかね。
競馬を好きでいるために、付き合い方を変える必要があるのかも。
競馬以上に長い付き合いの音楽とギターなんて、ずっと触ってる、聴いてる時もあれば、何ヶ月も触らないとかあるしね。
それでも、音楽とギターを好きなことに疑いはないし。
ひょっとしたら、競馬のなにかに試されているのかな?
単純に、日々変化していく中で、自分の楽しいと思うことが変わってきてるのかもね。
競馬で言えば、今は万馬券取るより、馬にまつわる旅をしたいかな。
北海道をあてもなくドライブしたりね。
競馬だけが人生じゃないし、自分が生きてて豊かな気持ちでなければ、何事も楽しめない。
来年はもっと肩の力を抜いて競馬と関われれば良いな。
とかなんとかいいながら、Twitterのスペースとかで、takuさんや、りっちーさんと、血統の話やら、競馬文化や歴史の話とかしてるの楽しいんだけどね。
takuさんなんて、馬券はほとんど買わないし、俺も博打面から離れてみるのもありかもね。
昔はもっと気楽に競馬と付き合えてた気がするな。
「あの年何してたっけ?◯◯がダービー取った年だろ?」なんて、競馬で時系列を把握してた気がする。
競馬がすべてではないけれど、人生の中に常に競馬があった。
よく飲み、よく打ち、よく働いた。
恋もしたし、別れもあった。
それでも俺は生きているし、サラブレッドは走ってる。
それだけのことなんだろね。
皆さんもこの一年いろいろと、良いことも悪いこともあったでしょう。
袖振り合うも競馬の縁。
競馬を、G-ZEROを通して知り合った皆さんの健康を祈って〆させてもらいます。
俺と同じように苦しい一年だった人…
とにかく生きてようぜ!
生きて歩いてりゃ、楽しいことや棒や馬券にあたったりするだろ?
横山和生もこの経験を糧に、競馬界を熱く盛り上げる、横山ホットブラザーズになるはずさ!
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