中京記念の本命は？ │ 競馬総合サイトG-ZERO

「使ってはいけない金に手をつけてからが博打。」

なんてよく言うけどさ、俺よく考えたら、ほとんどの金がそうだということに気がついたのよ。
どういう生活してんだ？て話だけどね。
ただの犬のように走るworking poorさ。

安い金でこき使われ、安い酒で日々を流す。
そんな安い男が俺さ。
同情するなら、仕事をくれ！
働きたくないわけじゃないんだぜ！

まあそんなことはどうでもいい。
問題は月末、支払いウィークに突入することさ。
弾があるうちに、やりにいかんとやられてしまう。
先週のようにダラダラと負けん。

今週は一撃必殺でいく。

なんて思っていたけど…
土曜は、洋食ランチからの多摩川競艇で軽く負け。
日曜は勝負レースと見たのが午後一。
明太子屋のランチから、東京競馬場へ。

結論書くのが嫌になるな。
ほんと、下手くそ、振られ続けても好き。
ただのストーカーのようだわ。
Twitterのタイムラインには、「当たった！」とかバンバン流れてくる。
わしは人間がこまいけん、自分が浮いてないのに、わしの腹の膨れん、他人の馬券におめでとうなんて素直に言えん。
こっちは尻に火がついとんじゃ！

午後一の勝負レースは、パドック見て狙いを変えた。
厚めに一撃で決める予定が、相手の穴馬がぜんぜん良く見えなかった。
結果、外れたが、まだ弾は残った。

軽く流しながら外していく。
２レースほど、手を広げて逆転目を仕込む。
当たれば2桁万券。
「わしはヒットが打ちたいんじゃない。ホームランが打ちたいんじゃ！」と、前田智徳スピリット全開で攻めるも…外れ。

そらそうだ、なかなか当たらないから、みんなが買ってないから高配当なのだ。
パリミュチュエルマジック！

穴目のワイドが、3着5着、1着…と抜けていく。
じゃけどしたんか？
「わしゃヒットが…」2回目なので割愛。
ええとこ見れとる。
いけるいける！
そして中京記念。
小倉でやるのに中京記念。

中京と言えば、中京大中京といえば、我らが未完のままのプリンス堂林翔太！
2桁ホームランを打ったシーズン、あの工藤公康に、「あのスイングスピードですからね、空振りでも怖いですよ。三振が多くても当たったらと思うと、ピッチャーは怖いですよ。」とかなんとか言わせたが…
翌シーズンに三振を少なくするためか、バッティングフォームを弄り、ただの人となってしまった。

まだ現役の選手に素人が酷いことを言ってるが、多くの人が夢を見たんじゃないかな？
1本目のホームラン、甲子園のバックスクリーン右横。
あんなの見せられたら、魅せられるに決まっとる。
右打者で右方向に、あの細い身体で…
どんなバッターになるんやろ…
山本浩二？緒方孝市？新井は楽に越えるやろ？
期待が大きすぎたか…

なぜ、堂林翔太の話をしたか？
外れるのを怖がっては、大きな馬券は取れん。
外れ続けても、フォームを変えずに高配当を狙い続けるのだpirocks！てなことが言いたかった。

中京記念、前日の予想では、ベレヌス本命、対抗川田。
パドックを見て、それは変わらず。
相手は良く見えた内枠の何頭かを入れ替えた。
ただ、川田とベレヌスがつかない。
これをワイド本線にするほど弾はない。

レースがスタート。
西村淳也がハナを主張、先頭へ。
「勝ったな。」とまでは思わなかったが、イケる！あとは相手や！と思った。

が…

待てども待てども相手はこず…
見慣れない勝負服を着た馬が来て、pirocksは本命が勝ったのにもかかわらず、途方に暮れた。

最終、悶えながら逆転目を仕込む。
もちろん、悶えることになる。
ゲロ吐きそうになりながら、東京競馬場を後にすることに。

帰り道、重いペダルを踏み込みながら…
「ちゃんと勝負した。当たればホームランだった。」「狙い球はこなかったが、ちゃんとフルスイングで三振した。」
支払いどうしよう…
その時、警報がなり響き遮断機が目の前を下りてきた。
空を見上げる。
電車の方を向く…このまま…

飛び込むわけはないわな。
誰かに金借りよう。
頭は下げるためにあるって、編集長も言ってたしな。
テヘペロ、ペロペロペロペロペロ…

んで、帰宅してこれを書きよってさ、調べ物してたら恐ろしいことに気がついたんよ。
ほんまに、ゲロ吐きそうなかんじよ。

2着にきたカテドラル、絶対に買えん馬やなと諦めてたのよ。
よう見たらさ、去年の中京記念も、安田記念2桁着順から2着やん…
去年も小倉やん…絶対にボックスに入れとかないけんやつやん…
pirocks、本命ベレヌス、対抗川田やったやん…
どんだけアホなん…

「そんな時、大人はお酒を飲むのよ」
村上春樹やん…

競馬場出てから、頭の中はずっと同じ曲が流れてる。
エディ潘、横浜ホンキートンクブルース。
pirocksは、府中ホンキートンクブルース。